日本人のベジタリアンの間違い認識
ベジタリアン」メニューについて多種多様なメニュー作りを必要とされる船の食事で最近最も注目され、いるのが、ベジタリアンメニューである。日本国内においては日本食がもともと肉食ではなく魚、野菜、米、中心でありそんなに需要がないの事実であります。客船の乗船者の中には特にヨーロッパやアメリカ、オーストラリア、といった肉食が中心の国々からの参加者やゲストも多いのも本船の特徴であります。肉食が中心の先進国ではベジタリアンの専門レストランが繁盛するほどポピュラーであり、と同時に環境問題の観点からベジタリアンを希望する方々も年々多くなってきております。また、宗教上の理由によりベジタリアンを希望する方も多いです。日本においてベジタリアン料理はまだまだ浸透されておらず、レストランでもベジタリアンメニューを提供している店も数が、少ないのが現状でありますまた、日本ではベジタリアン=ヘルシーといった低カロリーのイメージがありますがこれは日本において、精進料理(仏事の際の料理、肉食を断ち身を清める)やダイエットブームの影響もありサラダ中心の食事等の分野に勘違いされやすいのも現状です。また最近日本では成人病(高血圧、心臓病等)の為、カロリー制限のために野菜を中心に摂取している方々もおりますが、これらの料理とベジタリアン料理はまったく違うものであります。結論からいいますと、まず動物性の材料を用いず、牛乳、チーズなどの乳製品中心としたビタミン群と豆類を中心とした蛋白源、穀物からでんぷんを作り出しエネルギーに替えますしたがって通常、肉や魚等の動物性の物から栄養を摂取していた人たちと同様のカロリー、栄養分をすべて植物性のものから摂取しますので、肉、魚等に比べ量は、比較的多くなります。また、乗船者のベジタリアンの大多数の方々が、海外参加者のため味付けもヨーロッパ的に工夫しております。これは私たちが、毎日和食を食べたいのと同様彼ら(彼女)たちも自分たちの好きな味付けを好みますのでその様に調理されます。肉、魚が入ってなければ全てベジタリアンということではなく、必要な栄養源を摂取し、味とのバランスを考えベジタリアン料理が完成します。これらの事を十分理解してベジタリアン料理を楽しんで下さい。