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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:病院にて
今日、外来の看護師さんから頼まれていた勉強会をやってきました
内科外来でよく行われている治療法と副作用について 30分ぐらいで と言うことで簡単な資料を作成し 以前 紹介した『がん化学療法と看護』シリーズの 「骨髄抑制」と「悪心・嘔吐」を印刷してもっていきました 勉強会用に作成した簡単な資料 当初 30分の予定だった勉強会も、あーだこーだ話しているうちに 1時間以上もたっていました ずっとしゃべり続けていたので、あごが疲れました… 看護師さんとの話し合いの中で 『医療費』についての話しがでました がんと診断されて、高額な抗がん剤での治療がはじまり 『がん』だけでもとても不安でつらいのに さらに経済的な負担を背負わされて… 「生命」と「お金」 そんなの比べるまでもなく 生命のほうが大切に決まっているけれど お金がなければ治療も生活も出来ない… そんな切ない選択を迫られている方も きっといらっしゃるのでしょう 自分は、医療費についてあまりにも無知のため 高額医療費に対する給付について調べてみました 社会保険庁ホームページ 「高額医療費」 A 自己負担限度額 被保険者、被扶養者ともに1人1か月の自己負担限度額は所得に応じて、 次の計算式により算出されます。 70歳未満の方 ア 生活保護の被保険者や市町村民税非課税世帯などの方 ……35,400円 イ 標準報酬月額が56万円以上の被保険者及びその被扶養者 ……139,800円+(医療費-466,000円)×1% ウ ア、イに該当しない方 …… 72,300円+(医療費-241,000円)×1% 70歳以上の高齢受給者 ア 生活保護の被保険者や市町村民税非課税世帯などの方……24,600円 イ 生活保護の被保険者や市町村民税非課税世帯などの方でかつ所得が一定基準に満たない方 ……15,000円 ウ 一定以上所得者 ……72,300円+(医療費-361,500円)×1% エ ア、イ、ウに該当しない方 …… 40,200円 自分の場合、70歳未満のウ に該当するので 1ヶ月の医療費自己負担額は最大でも 72,300円 +アルファ となります 今の自分の給料で 毎月72,300円も取られてしまったら 一家が生活できません ましてや、一家の大黒柱が「がん」になってしまったら 働くこともままならないかもしれないじゃないですか!! さらに、医療費もかかるとなると… 切ない選択を迫られるかもしれません… 社会保険庁の高額医療費のところの最後に 「長期高額疾病についての負担軽減」として 人工腎臓を実施している慢性腎不全の患者については、自己負担の限度額は10,000円 とありました 透析患者さんについて、あーだこーだいうわけではありませんが 立場的には、がん患者さんも同じかそれ以上だと思います なのにこんなに差があるのは不条理だとおもいました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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