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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:病院にて
早いもので、あと2日で12月ですね~
今年1年何してたんだろ? 今年の目標とか ちゃんと紙に書いていなかったので 目標達成できたかどうかより、目標自体忘れてしまっているTomです (今年はちゃんと予定を立てて生活しようと 『ほぼ日手帳』なるものを買ってみました) 最近、頂いたコメントにお返事できず申し訳ないっす 近々書こうと思いますので、しばしお待ちを… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 先週 ジェムザールを投与した膵癌の患者さん オーダをチェックしていると強力ネオミノファーゲンシーが出ていました 肝機能異常かな?と検査値を見てみても特に異常なし たぶん発疹が出たんじゃないかなぁ と患者さんのところに いってみると、やっぱり発疹がでていました おなかの部分なんかは、半分くらいまだらに発赤していました かゆみもあるそうで、少しぐったりしていました ジェムザール(成分名:ゲムシタビン)独特の副作用として 『発疹』があります この発疹は薬のアレルギー症状とは少し異なるようで、 発疹が出たからといって、もうジェムザールが投与できなく なるわけではありません また、発現時期も投与して2・3日たって出てくることが 多いそうです 抗ヒスタミン薬(アレルギーの薬)やステロイドを予防的に使用することで 発現の予防や症状を軽度に抑える事が出来た といった報告もあります 今回の患者さんは他病院でジェムザールを使用しており その時にも同様に発疹が出ていたそうです(今日教えてもらいました…) 入院時に前病院での化学療法後の症状を確認した時は 悪心しか聞き取れていなかったので、 自分の聞き取りテクニックの未熟さに落胆です 次回は抗ヒスタミン薬の予防投与と、 悪心・嘔吐も強いのでステロイドの投与も提案してみたいと思います あと、ジェムザールは『血管痛』も意外とあるそうです この血管痛はジェムザールを「生理食塩水」に溶かすより 「5%ブドウ糖液」に溶かした方が軽減するそうです 点滴中 痛みを感じている方がいたらお試しを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月29日 01時01分57秒
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