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テーマ:教師のつぶやき(795)
カテゴリ:例えば、、そういうことだよ。
久しぶりの都会の積雪。
フワフワと降る雪を、マンションの窓から見ていた。 黒い空に真っ白い綿のような雪が舞い降りる。 ビジュアルとしては非常に美しい光景だが、 右足が思うように動かずに、コタツのこもってゲームをして休日を過ごしている私にとっては 翌日のことを考えると、深刻な問題でもある。 凍結、車、滑る、転ぶ!? ああ、、明日は早起きだ。 早朝、目覚めてすぐに駐車場に行った。 マンション前の商店街に出た瞬間は、わきに寄せられたものだけで、道路には残雪もなく 少々の安堵をしたが、横道に入って驚いた。 そこは、アイスバーン。 そう、雪かきだ。 商店街は雪かきを当然の如く行う。 私の実家もそうだった。 雪が降り出すと、雪にまみれて遊ぶ前に父親から「おい!!雪かきだぞ!!」と声がかかり 店の前と2件隣までの雪かきをした。 何故2件隣かはわからない。しかし、当時は当然の如く2軒先までだった。 2軒先をかいていると、3件目のおじさんと目が合う。「ご苦労さん。」なんて声をかけられると、 そこは人情。3件目に突入。 おじさんは、してやったりの表情を浮かべ「悪いねぇ、ありがとうよ。」と声をかける。 「いえいえ、ここまでやったのですから!」内心は(あーあぁ、どこまでやるんだよ。)と本音。 都会の雪かきは、雪をどける作業だけではない。 商店にとってはメンツの問題。商店店主がその地域に対しての思いやりを発揮することにもなる。 店に限られたことではない。昔は民家でもその家の前を通行する方々に対しての思いやりで雪かきをした。 いつから、、雪かきをしなくなったのか。 いや、そうじゃない。 雪が降らない東京のことだけでなく、 そういった他者への思いやりが無くなったのだろう。 合理化、個人主義、、、 杖をつきながら、フラフラと駐車場に行くと、駐車場が雪かきされていた。 大家さんが目の前に住む駐車場。 雪かきの足跡が凍結し、それを辿ると、、大家さんの玄関に行き着く。 そう、利用者のために昨晩中に大家さんが雪かきをしてくれたんだ。 御礼に美味しい日本酒を持って行こう!! それが、、 義理人情。 ブログランキングに再チャレンジ!! ポチッとお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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