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テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:障害って?
http://plaza.rakuten.co.jp/onebig10/diary/201305010003/
↑前回の続きのお話 登場人物 S→天宮部のキャプテン。一年生の時はAチームを目指していたが、身体的な病状理由から 天宮部に転身した。心優しきリーダーに育ってきた。 R→天宮部のバイスキャプテン(副キャプテン)早口で吃音のある部員。自分に自信がなかった一年生時代からすると、チームを牽引しようという意識が芽生え、今は一生懸命である。 O→天宮部のバイスキャプテン(副キャプテン)お調子者だけど熱くなって我を忘れる傾向があった一年生時代。粗暴な一面もあったが今では非常に面倒見の良い兄貴分に成長した。 尚、天宮部はラグビー部の中の部。部内部でありセクションでもある。全員が障がい者で 愛の手帳、みどりの手帳所有者である。 <前回の続き> Sが回復してきた時に、彼が口にした言葉。 「天宮部でよかったです。僕・・・」 話を聞いてみると、、、 Sが倒れた後、その檄に呼応するように全員が声を出して走り出したという。 そして、その中でも、バイスキャプテンのOやRがこう言ったそうだ。 「そんな声じゃ、キャプテンが納得してくれないぞ!」 「キャプテンの意志に応えるようにしよう!」 手抜きではダメ。遊びではない。全員で声を出そう。 そう言いながら倒れたキャプテン。その気持ちが伝わって、それに応えようとする。 更には整理体操のときまで部員から声が上がる。 「最後まで、真剣に体操しよう!」 何故だか最後のストレッチ体操まで気合満点の天宮部。このピントのずれが可愛い。 総勢24名。 全員が障がいのある生徒達。自閉症、ADHD、LD、アスペルガー、、、 彼らが、キャプテンSの意志に応え、一つの団体としてモチベーションを保っている。 正直、この仕事を長くしている私も泣けてきた。 この団結力をAチームに欲しい、、なんて思うよりも、 彼らの特性や生い立ちを知っている人間として、追い詰められた体育環境で成長する奇跡に感動する。 決してラグビーをしているから成長するのではない。 この集団に身をとして、仲間が増えるから互いに刺激しあい相乗効果をもたらすことを 私達は知っている。しかし、そこに想像以上の成果も出る。 本日は合宿最終日。 ある意味、今回の合宿の最大イベントがこれかも知れない。 苦楽を共にする。だから、、仲間。 ↓できればポチッとお願いします。 ↓ランキングに登録しています。携帯電話の方はこちらこクリックお願いします。 ブログランキング ブログ村 ↓できれば、ポチっとお願いします!! にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月02日 06時28分15秒
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