日々精進なり <武蔵野東ラグビー部>

晴れた！晴れた！朝から快晴の空を見て興奮した。

そして、暑くなり夏が戻ってきた。

練習も実戦形式が中心となる。



そろそろ、ＡチームとＢチームもはっきり分かれてきた。

今日から始まる練習試合で戦うのがＡチーム。

陸上競技場に残って、厳しい基礎練習を繰り返すのがＢチームだ。


もちろん、この後７日以降に居残って、２次合宿に残って参加するのがＡチーム。

最初は、合宿の延長のようで嫌がるような一年生がいたが、ここに来て違ってきた。

なにしろ、２次合宿はしっかりと休養をとりながら、戦術を中心として練習をする。

そして、少人数との仲間が連帯感をつけられるようなイベントもある。

だから、１年生も２次合宿残留に向けて必死になってきた。

自然とＢチームの練習には熱が入り、Ｂ脱却を狙って努力している。



しかし、午後はその晴天の中地獄の嵐に見舞われることになる。

０－３４　ｖｓ日大二高

０－３０　ｖｓ盛岡北

０－４３　ｖｓ松韻福島

Ａチームはいずれも完封負け。

それも、盛岡北は１、２年生チーム。松韻福島はＢチームだ。

そう、、我々は知っている。

他校とのレベル差は非常に激しい。

スポーツ経験がなく、不登校や家庭での問題を抱えた生徒たち。

自分を奮い立たせたり、困難に立ち向かう勇気がない生徒が多い。

更には、言い訳や課題放棄、成熟拒否もある生徒もいる。

自分たちのチームでは、自分たちなりには頑張っていても基準は外にある。

自分たちなり、、これは通用しないのだ。

とかく、自分なり、、頑張ることが大切、、という大人はいるが、

実際の社会では、比較され順位もつくしノルマもある。他者との闘いは必至だ。

そこで、「高等専修学校出身だから。」とか「元不登校なので、、」は言い訳にならない。



うなだれる部員たち。


さて、どうする？

今までのように「辛いことは忘れなさい」「嫌な思い出は思いださないように」とするのか？

もしくは、「別に、、」「関係ないね、、」とごまかすのか？

ミーティングで私は言った。

「悔しさは、よく覚えておけ！！」

そう、それを忘れてしまったら、負けることになれてしまう。

深刻な顔つきだけではだめ。



心から今までの自分を否定して、泣けるくらい変わりたいと思い、歯がすり減るほど食いしばり、

具体的な努力をする時なのだと思う。


明日から、、４：３０起床。５：００練習開始だ。

さぁ、誰が２次合宿に残る！？

そして、誰が這い上がってくる？

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