春の天皇賞、京都芝2マイル。
久々に自転車に乗って、WINS行ってみました。

しかし、相も変わらず、
「階段に座らないでください」と書いてある階段に
座り込む人々、、、信じられないっすね。
「勝手に耕作しちゃいけません」という河川敷で
勝手農業を営むオジサンもいらっしゃるようですが、
どうも似てますね。

さてレースは、ノーチェックだった
5歳馬イングランディーレが逃げ切り。
「前評判」ってのがマスコミの操作だということが、
あらためて、よく分かりました。
ま、競馬の損失なんて、
どうあがいても「自己責任」ですし、
ことさらに、どうこうは言えませんが。
それよりも、
4歳馬有利の前評判を覆して、
長距離戦特有の駆け引きを無視して、
最後はヘロヘロになりながらも走りきった、
あの、逃げっぷりは見事。
「迷わず行けよ－－行けばわかるさ」みたいなもんです。
元気もらいました。

そういえば、
ジャーナリストがイラクへ行くのも
「迷わず行けよ」なんですかねー。
日テレ「バンキシャ」に郡山氏が出てましたけど、
「今言われている自己責任というものが
納得できない」という点、頑なでした。
「今言われている自己責任」とは、
「公共心を優先せよ」という集団圧力の言い換え、
ということを指したいのでしょうが、
「てめーでケツもちますんで」という、
本来の「自己責任」感みたいなのが、どうにも
足りない印象を拭えません。
それさえあれば、とりあえず、彼自身が現場に
突っ込んでいくことにも納得感が持てそうなんですが、
＃別に私の許可で行く行かない決めるわけじゃないですが
「危険地帯の取材ということはわかっていますし、
怪我すること、死んじゃうことも覚悟してます」
とまでは言いながら、
「家族の心情としては（自衛隊撤退を含め）可能性は
なんでも試してもらいたいというのは当然」
と自分で言っちゃうところが、、、
確かに「心情としては」そうでしょうが、
その点は、日の丸だって「心中お察しします」ぐらい
腐るほど言っているわけで、
心情そのものよりも、
特定の政治的意思を持ったグループが
「それを酌んでます」ということを口実にして、
自分たちの主張のボリュームを上げて行くあたり、
少なくとも、実効性・現実性を見て、
できれば公共心という点にも留意して、
敵味方の識別には注意したほうがいいんじゃないのー、
と世界の片隅で愚論クダを巻く次第です。

そうそう「自己責任なんて初めて聞いたかもしれない」
みたいなことを、郡山氏も言うし、先日のイラン人も
言ってたけど、競馬も金融商品も「自己責任」だって、
基本的な話題だと思うんですがねー。
競馬で損しても、予想屋のせいにできないって、
株で損しても、証券マンのせいにできないって、
皆さんご存知なのでは。
ニコイチの中古車を黙って売りつけといて、
いざバレたら「中古車購入は『自己責任』ですよ」
とか、無茶なことを言う業者もいるようですが、
使い方間違えたとしても、
そんな人でも知っている話なわけです。

それを郡山氏は「初めて聞いた」と言い、
イラン人は「何それ、ハラキリのこと江戸時代のこと、
明治維新できてないじゃないの？」
と薄い知識を寄せ集めて、マト外れな批判を
繰り返す、、、これは、一体どういうこと？
、、、と世界の片隅でまたもクダを巻く次第です。