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テーマ:塾の先生のページ(7621)
カテゴリ:教育
長い間、塾で生徒を教えてきた。数千人もの生徒の入試の結果を見てきた。 この「数千人」というのは実際に教えた、あるいは勉強の様子を直に見た生徒だ。顔も分からない「データ」だけで見た生徒を含めていない。それも入れれば万を越えてしまうと思う。 多くの生徒達の様子を見てきて思う。不合格になりやすいタイプの子というのがいる。偏差値が届いていても、安全パイの受験をしていても、うっかり不合格になる子がいる。
「ラストスパートがきかない」
このタイプが一番不合格になっているというのが私の長年の経験から得た「実感」である。 誰もが合格したい。絶対に受かりたい。ならば当然入試直前は頑張っているものだろうと一般の方はお考えであろうが、実際は違う。 「何をしてるんだ」と見ている方がハラハラし、ときには怒りが湧いてくるような子が時々いるのである。ボーダー付近の子よりも、まあ大丈夫だろうというラインの子が多いようにも思う。 塾の先生が「油断は禁物」といって相当に脅かすが、それは「脅し」ではなくて、実際に落ちる子がいるのである。塾講師はそれを見てきて、何度も辛い思いをしているから言うのである。 私立の高校入試まであと一ヶ月を切った。 生徒諸君は懸命に心を燃やして、合格のための努力をしてほしい。与えられた課題をこなしても、それだけでは足りないということを十分理解してほしい。 「どうすれば受かるか」ということを考え抜いてほしい。そして最後まで「行動」してほしい。誰よりも努力をしてほしい。最後まで「進歩」してほしい。 Never, never, never give up!
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Last updated
January 7, 2007 10:17:35 AM
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