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January 9, 2007
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カテゴリ:教育

もう私立高校の入試まで一ヶ月を切り、指を折って残りの授業の回数を数えてみると、もうほんの僅かしかない。

授業で教えられる重要項目などもうそんなにない。むしろそれより大切なのは、身心のコンディションの維持であったり、モチベーションの持続のための働きかけだろう。

あと教えられるのは、「試合運び」の持っていき方くらいか。ボクシングに例えるなら、試合一ヶ月前に「フック」の打ち方を教えるトレーナーはいないだろうが、「試合運び」のイメージをさせるトレーナーは多いだろう。

私たち指導者は「神のごとき視野」で、問題全体を俯瞰して見ることができるが、生徒達はそうそうそのような視野では問題を見ることができない。

だからこそ、できるだけ制限時間内で点数を上手く取れるように、あれやこれや教えていかなければならない。受かりたいという生徒の渇望が大きい、切羽詰まったこの時期だからこそ、指導者の言葉が吸収されていく。「信」が最も強い時期は吸収も早くなる。

「戦い」向かう自分自身をイメージしながら、トレーナーのいうことをしっかり守って、「戦いのイメージ」を作り上げてもらいたい。当日の彼らの戦いはある意味ボクシングより厳しいかもしれない。

なぜなら、試合当日、私たちは「セコンド」につくことはできないからである。「受験」はボクシングよりなお孤独な戦いなのである。

だから、多くの塾で先生達が生徒に手作りの「お守り」を渡したがる気持ちが痛いほど理解できるのである。

 






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Last updated  January 9, 2007 10:49:47 AM
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