五輪重量挙げ48キロ級女子 父・義行コーチ万感 二人三脚でつかんだメダル
スポニチによれば、三宅の喜びを、メキシコ五輪重量挙げフェザー級で銅メダルを獲得した父の義行さんもコーチとして会場で見守った。ロンドン入り後、24日の公式練習中に、義行さんは「1回目のスナッチがうまくいけば、そのままいける」と予言。その通りの結末に満足そうな笑みを浮かべた。
シドニー五輪で正式採用された女子重量挙げをテレビで見て、中3だった娘は「私もやりたい」と父に懇願した。そして「冗談だろ」という父の目の前で42・5キロを軽々と挙げてみせた。その重量は父が高1で出した当時の記録だった。「もしかしたら、世界に通用するんじゃないか」。世界を目指して二人三脚が始まった。
高校時代は練習時間を確保するため、車で送り迎え。怒ったこともあったが、09年に父の指導に反発して家出した娘を、優しく迎え入れて以降は、厳しく接するよりも“親離れ”した娘を優しく見守るようになった。2度目の大舞台で輝きを放った娘を見つめるその顔は、コーチというよりも、愛娘を見つめる親父の目に近かった。
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11年間、よく頑張ってきましたね。本当に拍手を送りたいです。重量あげ女子初めてのメダル。どんなに素晴らしいことか。銀メダルの表彰のときも実感が沸かない様子でしたが、だんだん喜びがこみ上げてくることでしょう。
一日一日積み上げてきた練習によってのみ作られる記録。その努力の結果の銀メダルを持ってまもなく帰国します。みんなで出迎えてあげたいですね。(^-^)
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最終更新日
2012年07月29日 13時02分54秒
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