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テーマ:少年野球(730)
カテゴリ:少年野球
ふぁ~~~ッ!!
お客さ~ん、OB (out of bounds) で~す..... の、OBじゃなくって、野球のOB (old boy)なんですけど(笑)。 今日は、OBの子が練習に来てくれました。 高2で硬式野球部に所属。 今年卒団した6年生の子の兄貴で、試験休みの時とか、以前から良く練習を見てくれてます。 他にもOBで来てくれる子はいるんですが、やっぱり自分が体を動かしたい、というのが本音。 まぁ、それが普通だと思うんですが、今日来てくれたこの子は、熱血指導タイプ。 今日も、自分のトレーニングのつもりで来たのでしょうが、自主練もそこそこ。 低学年(1.2年)を、率先して面倒みてくれました。 正直、悪いなぁ~と思いながらも、立ってる者は親でも0Bでも使え!? あつかましくも、そのままお願いすることに。 しっかりした子です。 低学年が喜ぶゲーム形式を取りながら、ややもすると公園で遊んでいるようなノリになりがちなんですが、そこをキュッと締めて指導する。 ちびっ子たち、ずっと集中していて、すごく元気が良かった。 1軍チームよりも、めちゃくちゃ声が大きい! 楽しいことやってる時の子どもの声って、張りがあって、よく通りますね。 こういうのが俗に言う、腹から声が出てるって状態じゃないかなって思います。 出そうと思って出る声じゃないけど、出る時は自然に出る。 で、こういう声が出ているときは、やっぱり動きも良いです。 なのに、高学年になればなるほど、こういう張りのある声が出なくなるのが.... 学年が上がるほど、技術面、精神面でも、より厳しい指導になります。 大人としては誰しも、その厳しさで子どもを押さえつけるつもり決してないのですが。 やはり、子どもは萎縮をします。 そんな状態で、さぁデカい声を出せ、腹から声出せ~と言っても。 出ないんですよね。 あと、たとえば、大人が怒鳴って、子どもにハイっと返事させる。 子どもは大きなハイと言わなきゃ、また怒られるから、怒られた意味もわからず返事する。 これも何だかね。 野球は、楽しいもの。 公園の遊びの延長。 でも公園の遊びではない。 けれど、楽しさを忘れてはいけない。 難しいです。 ん~...そんなに難しく考えることはないのかも知れないけれど。 とにかく、そういうとこ上手に、やる気を引き出してあげるのが、私たちの役目。 今日、来てくれたOBの子の、根気強い接し方を見て、改めて感じた次第。 練習終わって、OB君の一言。 「いやぁ~、小さい子の相手って、こっちのパワーを吸い取られるようで、ほんと疲れるっす」 めちゃくちゃ元気で、吸収意欲の強い、ちびっ子たち相手に、正面から接してくれたOB君。 ありがとう。本当お疲れさまでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.03 14:23:57
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