テーマ:俳句(532)
カテゴリ:俳句
まずは俳句王国の中原道夫選の入選句から、私の注目した句にコメント。 この駅で降りてみようか冬の蝶よほど蝶に誘われたらしい。冬だと蝶は珍しいから、何かありそうな気がしたんだろうね。 すき間風早く入ってあたたまれ誰か入ってきた人にではなく、すき間風に呼びかけているのだろうと思う。入ってしまったものは仕方ないから、とにかく早く暖まってほしいわけだ。面白い視点である。 そして、俳句王国・鈴木章和選の入選と佳作から、私の注目した句にコメント。 一千本だからかなり広い場所であり、声がよく響いている感じが伝わって来る。 春の雪心に白き音立てて春の雪だから寒さよりも美しさを連想させる。それは心に映った雪だろうから、むしろ冷たさがまったくない感じさえする。 まあ、こんな気もするね、とくに険しい嶺の場合には。 風が戸をたたきゆくのみ三ヶ日ちょっと寂しい句だが、そんな老後(?)を送る人もこれから増えて来るのだろう。 《『NHK俳句』のホームページ》 人気blogランキング ↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。 「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping |
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