テーマ:俳句(532)
カテゴリ:俳句
12月28日『NHK俳句』 兼題「狩」または自由 選者 宮坂 静生 特選三句の中から、私が注目した句にコメント。 猟銃を磨き早寝の狩前夜準備万端ととのえて狩に臨む。狩はすでに前日から始まっているといってもよいのだろう。狩という行為のいちばん底に横たわる気構えのようなものを詠んだ句。それを表現しようと思うと、狩の前日まで遡らなければならなかったのかもしれない。季題に触発された深い心を提示しようとすると、テーマの周辺に移動する場合がある。 狩猟舟 音もなく岸離れけりきっと朝方に水鳥を撃ちにゆくのだろう。鳥を驚かせないようにどんな音も立てずに進む。この静寂の緊張感も狩の醍醐味なのだろう。 狩好きの男は夫に択ばざる素直に読めば、暴力的な男は夫にはしたくないという意味なのだろうが、ひょっとして「ガールハント好きの男はダメです!」という意味かな?(^^ゞ では、今年最後の自作句。 親父狩しても金ナシ 年の暮はははっ。こんな季題の使い方はいくらなんでもないだろう。(^^; 仕方がないから最後に季語を入れておいた。オヤジは金もってないよぉ~。(T_T) それでは皆さん、よい落としを! チャンチャン (笑) 《『NHK俳句』のホームページ》 人気blogランキング ↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。 「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping |
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