カテゴリ:短歌
栗木京子選の入選と佳作から、私の注目した歌にコメント。 をちこちに真つ赤な花が咲いてゐる野原のやうな歌集を歩く男性がこういう形容をするとはね、なかなか感性豊かな人なのだろう。 山歩きに待ち合せせしこの角に臘梅咲きぬ 友は逝きたり結句でしみじみと友のことを思い出している。会えばきっとこの臘梅について言葉を交わしただろうに、その友はもういない。 耳もとからわたしの体温を上げいっきに咲かせるあなたの声はなかなかお熱いことで・・・。(^^ゞ “咲かせる”というのが、とっても幸せな感じがイメージの中に広がるみたいでいいですね。(^o^)v 新春のテーブルに咲く水仙も疲れを見せる 客去りたればいや、お疲れさまです。花瓶の水が温まってしまって花が「疲れたあ・・・ (´д`)」って感じになっていること、ありますな。 塀ぞひに植ゑし高価な鉄線花 今年も隣へ向きて咲きをりきっと隣の家の方向から太陽が射し込んでいるというだけの話なんだろうけど、ま、世の中うまくいかないということで・・・。(笑) 病棟に真白きばらの咲く如くナース円座に朝の集会白百合だと10~20代のナースで、白ばらだと30代あたりという感じかな? ちょっとだけ落ち着いた感じがある。 《『NHK短歌』のホームページ》 人気blogランキング ↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。 「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping |
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