テーマ:俳句(532)
カテゴリ:俳句
1月4日『NHK俳句』 兼題「霰(あられ)」または自由 選者 長谷川 櫂 特選三句の中から、私が注目した句にコメント。 傘さして霰の的となりにけり霰は作者の傘だけに降っているわけではないが、そこに集中しているかのように感じたのかもしれない。あるいは、湿った紙で作った的なら、矢が当たったときのポンという音に少しは似ているかも? 大屋根にしぶきをあげる玉霰寺院か何かの大きな屋根に当たってはじき返されるたくさんの霰の粒が、水しぶきをあげているかのように見えた。パタパタパタパタ……という激しい音も聞こえてきそうなダイナミックな情景の句である。 かくもまあ色色な音 初霰私はいつも窓の外のトタン屋根の音しか聞かないけれど、木の板に当たっているときはまた別の音がするし、霰の大きさによっても音の違いがあるのではなかろうか。 では、自作。 雷神が豆まき返す玉霰私には、小豆か何かまいているような音に聞こえるのだな。そして、雷神さまは角が生えて鬼の顔しているからね。ちょっと想像力を遊ばせて作ってみた。 《『NHK俳句』のホームページ》 人気blogランキング ↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。 「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping |
|