テーマ:俳句(532)
カテゴリ:俳句
長谷川櫂選の佳作から、私の注目した句にコメント。 《カタクリ》は、3~4月にかけて咲く紫色の花。 ↑よく知らない人はこちらのサイトで写真をみるとよい。 里山にかたくりが咲き一年生毎年、紫色の花が咲く頃になると黄色い帽子をかぶった小学一年生が歩いていく光景が見られる。なんだか笑い声が聞こえてきて楽しそうな登校だ。 日当りを片栗の花みな占めて時期が時期だから、日陰はちょっと寒い。暖かい場所をしっかり確保して、片栗の花は気持ちよさそう。 片栗のそこだけ風が吹いてをり微風なので本人はあまり感じないのだろうが、そこだけ揺れているので注意を引かれる。 片栗の花の群生して一色だから斉唱という感じ。そして片栗の花は少女たちを連想させるが、一人一人を見ると好き勝手な方向を向いているようにも思える。(^^; 春の女神とは片栗の花のことこの女神は、個々のではなく群生している片栗の花だろう。モーニング娘やAKB48みたいに、女神は全体の雰囲気として降臨し、その価値は“一山いくら”で計られるのかもしれない。 いや、これはジョシコーセーをはべらせてというイメージではない。(笑) 紫は高貴な色だから、夫の墓の周囲には落ち着いて明るい感じのオーラが発しているという意味になる。 あをによし奈良の片栗こむらさき「あを」(実際には緑色)と「むらさき」を並べている。私としては、青(緑)は神道を、紫は奈良の古寺を象徴していると見て、文化的な土地柄を感じている。 《『NHK俳句』のホームページ》 人気blogランキング ↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。 「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping |
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