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カテゴリ:フレンドのみんなへ
先週の一日練習でのこと。
シチュエーションノックをやって、いつもの一死一二塁の状況からのノックをだいぶやりました。 まだちょっとルールがおぼつかない子たちがランナーをやってルールと走塁を覚える。 守備側は状況判断のパターンを増やす。 なんどかやっている練習なので子供たちもひとつひとつできるようになっています。 ただ、主に3年生のルールがおぼつかない組は、「フライやライナーではベースに戻る」ということがどうしてもわからないらしい。 頭でわかってるけど体が動かない子と、頭でも分かっているのかどうか・・・という子と。 実は守備側にもその気配はあって、セカンドへのハーフライナーが飛んだ時、ファーストのEコースケがどうも今一つ分かってない。 案の定ランナーは二人とも分かってないから、一塁ランナーは二塁へ、二塁ランナーは三塁へ一目散に走っている。 ファーストに転送されたボールをベースで受けたEコースケは、自分がいったい誰をアウトにしたのかよくわからず、ボールをもったままあたふたしている。 この間グラウンドは怒号が飛び交う。 「ランナー!戻れ!!」 「コースケ!セカンドだ!いやそっちのコースケじゃない!!」 「いいからセカンドに投げろ!」 「ランナー!戻れ!いや、おまえはもうアウトだっ!そっちじゃなくてマナト!マナトーっ!」 もう、大人も子供も大変です。 ふっと静寂が訪れた瞬間にキャッチャーアユムのつぶやき。 「ワンナウトだったから別にいいんだけどね」 が~ん!そっ、その通り! とにかく「分かってない」子たちに一生懸命伝えることでみんないっぱいいっぱいでした。 そもそも一死から始めてるんだから、ライナーをキャッチして2アウト目、ファーストに転送して3アウト目だから、そのあとは別にいいんだ。Eコースケも、走り続けたランナーも分かってなかったから、「分からせる」必要はあったんだけど、それを踏まえている雰囲気も漂わせつつのアユムの発言。 あんなに大人もたくさんいたのに、冷静だったのはアユム一人でしたとさ。 やれやれ。┓( ̄∇ ̄;)┏ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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