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カテゴリ:独り言
ブログの記事は自分が書いたものだ。
だから消すのも自由だ。 …本当に、そうだろうか? ブログにはコメント欄やトラックバック機能がある。 そして、そのコメント欄やリンク先にはその記事に対しての意見や感想が書かれている。 僕は他人の書いた記事を読むときはむしろコメント欄に注目する。 そして、コメントを書いた人たちの反応も含めて記事を楽しんでいる。 そこにはそれぞれの人間性が現われていて面白いし、何よりもその記事に対して 自分と同じように感じる人や意外な意見を見つけると、むしろその記事を書いた人より そのコメントの主に大して興味を覚えるからだ。 だからというわけではないけど、 僕は削除するという行為にものすごく抵抗を感じる。 ネットというデジタルな世界だからこそ、 「なかったこと」にしてしまうことに対して嫌悪を感じる。 それはコメントが書かれた時点で、 その記事が書いた人だけのものではなくなってしまうからだと思う。 読んでくれた人の想いがこめられたコメントがついた記事。 それを消すということはその想いも一緒に消してしまうということだ。 その想いを踏みにじるということだ。 僕は先日、あるブログがなくなってしまったことに対して 怒りと悲しみを表明した記事を書いた。 そして、その事を謝罪してくれた方に対するコメントを書いた。 それだけのことだ。 僕は自分のブログに残されたコメントを安易に削除するつもりはない。 なぜなら、そのコメントも含めて僕のブログであり、僕の記事であるからだ。 自分の記事に対する批判も含めて、自分の記事やコメントを愛したいと思う。 人を愛するのと同じように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 28, 2006 06:30:15 AM
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