|
カテゴリ:トルコ Turkiye
バスの中ではガイドさんが淡々とイスタンブールのトラブルを説明。
アンカラより更に厳しい内容。 ●集団スリの手口 ●トラムの痴漢 ●女性に声をかける男性 ●睡眠薬強盗 ●赤ちゃん泥棒(一番レアな手口) ↑↑ ?なんですかこれ?と聞きたいアナタ! 赤ちゃん泥棒(私が命名)の説明だけいたしましょう。 (注意)文章の著作権はTomoにあります。私は出版界で活躍しているプロの編集者でもありますので雑誌投稿、他HPに掲載する際はご連絡ください。 Tomoは独りでホテルから出かけました。 観光客なので地の利が分らず、地図を見ながらオロオロしながらなんとかトラムの乗り場でジェトン(改札口に入れるコイン)を1.3リラで買いました。 すでにここからスリに目を付けられています。 スリの集団はファミリーを作っています。 偽ファミリーのスタイル、キャストは おジイさん、おバアさん オジさん、オバさん 青年、若い夫人 イケメン兄ちゃん、モデル張りの美女 3~10歳くらいの可愛い子 (誘拐されたかもしれない)赤ちゃん この辺りのチーム編成でしたが今回のカモであるTomoを見つけたので 今回は「おジイちゃん、おバアちゃん、若い婦人、赤ちゃん」がキャストに選ばれました。 公園でTomoはデジカメで写真を撮っています。 「ああ…誰かシャッターを押してくれないかしら?」 などと思っております。 そこに観光客の振りをしたキャストが登場! 3世代で和気藹々しながら同じく観光スポットの写真を撮っています。 彼らが声をかけてきました。 「一緒に写真を撮らない?」 ついついおしゃべりしたり写真を撮っているうちに、 「この子をちょっと抱いていてくれない?」 と若い母親が赤ちゃんをTomoに抱かせました。 「バックが持ちにくそうね。私が持っていてあげるわ。」 と、おバアちゃんが私の腕にあったバックを持っていてくれました。 ふと気がつくと周りに誰もいません。 私のカバンはどこに行ったの そこでやっとTomoは荷物を盗まれたことに気がつきました。 でもこの腕の中にいる赤ちゃんは? 荷物より取り合えずはこの「赤ちゃん」をどうにかしなくてはなりませんので ポリスボックスを探して赤ちゃんを届け出ました。 警察は毎度のことなので、「ああ、今日も日本人が引っかかったか」 と事情は分っているそうです。 警察は被害届、盗難届けを作ってくれ、ついでに赤ちゃんも引き取って くれましたがTomoの荷物が出てくることは2度とありませんでした。 そして赤ちゃんは無事にお母さんの元に帰りました。 実際の事件は「赤ちゃん」そのものが盗まれるそうです!!!!! が、子沢山のトルコ人。 子供が赤ちゃんのお守をしているので防ぎ様が無い様です。 既に警察に子供が誘拐されたことを届けていれば、 そこで引っかかり無事に戻ってくるとか? 赤ちゃんの誘拐に対してのマフィア達の理屈から言わせれば 「子供なんて毎年いくらでも作れるでしょ?」 と罪悪感が全くありません。 Tomoがパスポートと荷物を盗まれたのは土曜日でしたが、 ツアーは日曜日に帰国でしたが日本領事館は土日がお休みで月曜日まで開きません。 しかたなくTomoはパスポート無し、クレジットカード無し、 カメラ無しの状態で自腹で日曜日と月曜日にモンモンとした気分で イスタンブールのホテルに泊まり、火曜日の朝に自腹で飛行機に乗るのでした (The End) という訳でして、イスタンブール&アンカラではパスポートと 多額の現金は必ずホテルのセーフティーボックスに預けましょうね♪ というお話でした。 私は海外旅行で知らない人に話し掛けられても、手を握られても、髪の毛を撫でられても、子供に抱き付かれても余り怒らないしビックリしない性格だったのでこの話は自分の見に置換えて結構バスの中で笑いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.23 11:21:56
[トルコ Turkiye] カテゴリの最新記事
|
|