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カテゴリ:お勉強
「シーラカンスって知ってるか?」 小学生の夏休み、叔父の家に泊まりに行くと 従弟と僕ら兄弟に 「生きた化石、世紀の大発見!」と書かれた 新聞記事の切り抜きを見せてくれたり 大学の研究室を見に来いと ショウジョウバエの研究をしてるとこを 見せてくれた そんな叔父が昨夜亡くなったと 母から連絡がきました。 一昨日、集中治療室に入り もって2、3日と言われてたのですが 昨日のお昼に一般病棟に移り 話もできて食事したりスマホも触れて 若かりし頃一緒に研究していた ノーベル賞を本庶佑さんの授賞式を 嬉しそうに見ていたと弟から聞いたので 昨夜電話もらったときはビックリしました。 先月、ガンが見つかり入院していたのですが さっき叔母に会い話を聞くと その間、阪大で一緒に研究していた先生方や 教え子さん達もかけつけてお話できたそうで 充実していた日々を振り返れたようです。 また、昨日の危篤状態からの復活は お医者さんも看護師さんも 「(普通ありえないので) ちょっと戸惑っています」 と話してたそうなのですが 最後の最後に、みんなにお別れしたかったのと 本庶佑さんの授賞式という 観たいものがあったからかもしれません。 私はというと… 先週まで火曜の1限は授業だったのですが ちょうど今週から午前中がなくなって時間ができ、 病院でお顔を見ることができました。 また、いつもは東京で単身赴任してる弟も この期間、秋休みをもらって戻ってきていて 海外で働いている従弟の代理で動けて 叔母も母も動ける日でと まさにこのタイミングでというか 「人生は寸分の狂いもなく…」という言葉と ゆとりとは何かであったり、 こんな最期を迎えられたらと 改めて想うこれ以上ない最期でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月11日 11時34分11秒
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