紅茶のすきな人のものがたり
[すきなものがたり]と言われると難しいですね…どうでしょう?自分にとっての一番好きな物語ってなんなんでしょうね。なんですか?聞いてみたいです。私は歴史が好きなんです。でもその私の【歴史好き】はきっと【戦い】が好きなんでしょうね。歴史好きの人って戦い好きなんじゃあないかなって思います(私的考察)。じゃあその【戦いが好き】ってのはなにかというと別に殺し合ったり、陣地を奪ったりというわけではなくって要は【戦いの過程】であったりその戦いに至るそれぞれの立場の人達の感情の流れとか、混ざり合いに心踊らされるのでしょうね。とはいえやっぱり[死ぬ]とか[殺す]というのは人間にとって一番重いものなので、それに対しての感情に興味を持つのです。だから[物語]には人間の生死、成長、がテーマになるし、見る者はそれが一番しっくり来るのでしょう。そして、だからこそ物語として俗物と化し、飽きられる。殺人が飽きられるんですから不思議です。でも不思議だけれど物語としては当たり前。名探偵コナンとか探偵ものなんて人が殺されてナンボの世界ですからね(人が殺されるのが大前提の世界観)。結局、人間に限らず脳味噌を持つ全ての生き物にとって…って全ての生き物には脳味噌があるのでしょうか?(違う面白いお話になりそうなので軌道修正)結局【生死】が一番の興味でありその中での【人と人とのぶつかり合い】が面白いのです。その【ぶつかり合いの具合】が[物語]であってそこを避けてしまうと【面白味】として成立しなくなるんじゃないかなぁ…成長だって結局生死だしね。世の中には本当に非現実的な日常が存在します。ふっと耳にした非現実的な日常は当人にとってリアル(現実)ではあるのだけれども、私達にとっては虚構の物語。そんな【現実で苦労している人間の物語を傍から観察して楽しむ…というのが物語の本質】なんでしょうね?どうなんでしょう…こんな事を考え出すと堂々巡りです。因みにそんな私は『銀河英雄伝説』が好きです。ヤン・ウェンリーが好きなので紅茶に嵌っていた時期がありました。もちろんブランデー入れてね☆(今ではすっかり珈琲派)でも、モデルと言われている岳飛の物語は史実、伝記共に特に心が動かないのですよね…不思議なものです。それはきっと、ヤン・ウェンリーという架空の人物に生命を吹き込んだ演者が好きだったのでしょう。写真はとっても恰好いい 富山 敬 さんを拝借。富山さんって紅茶派なのかな…