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カテゴリ:ネタ
弘法大師・空海といえば、四国八十八箇所巡りの創始者で、うどんを日本に伝えた偉大な人物なのであるが、こんな面白いエピソードも残っている。
高松・屋島に伝わる 「弘法大師の梨」 とある夏の暑い日、修行のため徒歩で讃岐の屋島を訪れた空海は暑さにヘトヘト、喉は渇ききっていました。 ふと、立ち止まるとそこにはおいしそうなみずみずしい梨がなっていました。 その梨の木の持ち主のばあさんに「梨をひとつ分けてくれないかね?」と空海はお願いしました。 すると、 ケチンボの強欲ババア は 「ヤダ。」 と言いました。 偉大な僧侶である空海に梨のひとつも分けてくれないとは、空海本人もびっくりです。 ブチギレ た空海は念力で梨を石に変えてしまいました。 それからというもの、その梨の木には石の梨しかならずバアさんは困り果てたそうです。 と、一部現代的な脚色が入りましたが、話の内容はこのとおりです。 ここでこの話のツッコミどころがいくつか ・困った人に梨のひとつも分けてやらないのか。ここの人は。 ・空海も空海で、偉大な僧侶の割には意外に人間が小さい。 ・だいたい、梨を石に変える能力があるぐらいなら、喉の渇きぐらいどうにかできそう。 まぁ困った人には親切にしないとしっぺ返しがあるよ。という故事なんですなぁ。 弘法大師・空海の像 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.02 13:13:18
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