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たからくんが大人になるまで生きていたい日記

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2008.06.18
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 先週の水曜日、公文の日から、一週間経ちました。


 あの翌日、家で公文の宿題プリントをするにあたって、
「いやだ、したくない」という宝良くん。
まぁ、当然ですよね。
で、どうしようかと思って、ちょっと止まる私。

 習慣づけのために始めたこと。
習慣になってしまうまでは、なんとか毎日の学習体験を続けたい。
でも、公文にこだわる必要もないし、
無理に押さえつけたり、叱りつけたりという行為で、
大切な家族の日々を台無しにして、
「楽しくないもの」にはしたくない。




 そこで、
たった2歳9ヶ月の息子だけど、
どこまで、会話や理解が成立するのかは、不明だけど、
でも、話をしてみよう
ってことで、




「イヤなことなんだけど、
ちょっと、気持ちを頑張る方に向けて、
ひとつずつやってしまうと、すぐ終わるよ。
そうやって、【頑張れる】ってことも、これからは大事だと思うんだ。
だから、中身は、出来なくてもいいんだよ。
ただ、毎日ちょっとずつ頑張るってことができるとすごい、とお母さんは思うんだな。」



「どうする?
ささっとやってしまったら、こうしていた間にも、もう終わってたことかもしれないよ。
ささっとできる?」


「だけど、宝良くんが本当にやりたくないなら、
お父さんもお母さんも、絶対に無理にでもやりなさいっとは言わないよ。」


「やめる?」


 という話をしました。
そしたら、数秒して、
「やめない」と。




 そうは言っても、
その2歳児の発言を、鵜呑みにするほど、脳天気ではありません。


ただでさえ保育園で過ごす時間が長くて、
まして、少し前には、母親が入院していて添い寝出来ない時期があって、
我が子は「親との時間が常に当たり前にある子ども」ではないわけで、
安心しきって親にわがまま言えるだけの満たされた子どもではないことを、
私は自覚しているので、

【親の顔をうかがっている】
【親の期待を敏感に感じ取って、それによって気をひきたい】
などの心理が働いている部分もあっての、

「やめない」発言なんだろうな、
言葉そのままを呑気に聞いていちゃいけないだろうな、
と思ったりしました。



 でも、まぁ、
とりあえず、やってみると言うのだから、
様子を見てみようということで、
その日は、数分「宿題タイム」。



 さて、更に翌日。
一日とんで、また公文の教室へ行く日です。
保育所から戻って、ちょっとおにぎりを食べながら、

「今日は金曜日だから、
今からT先生(公文の先生の名前……自治会の方なので、名前で呼んでます)のところへ行くんだけど、
行ける?
ささっとやってしまって、ぱぱっと帰ってこようか?」と声をかけたら、
「じゃ、りんりん(三輪車)で、ささっと行こうか」と玄関へ向かって靴を履きだした宝良くん。


 2日前の、ショックな水曜日があったので、
行かないって言うかなぁと思ったけれど、
何たって、毎日のゴミ出し(ゴミ集積場)よりも近い場所なので、
りんりん(三輪車)で、一緒にお散歩感覚で行くってことが、
楽しいと思って、「まぁ、行ってやるか」って思うのかなぁ。


 取り敢えず、
しまじろうのDVDにある
「ぱぱっとお片付け~♪、ささっとお片付け~♪」のノリで、
「ぱぱっと」「ささっと」と言いながら出かけました。


 でも、内心 ドキドキの母。


 教室に着いたら、
さっさと取り組んで、ぱっぱとやってしまって、
まったくやろうとしなかった前回のことがあるから、びっくりしている先生に、さっさと「さようなら」って挨拶をして、
あっという間に出口へ向かった宝良くん。
私が次の宿題のことなどで、先生と話している間に、
自分で靴箱から靴をとって、自分で靴を履いて、
三輪車に跨って、
敷地から道路へ出る手前のところまで進んでスタンバイ、
私が出てくるのを待っていました。

 ものすごい超特急。
母の私も、びっくりです。



 それでも、この日は、マンツーマンの日ではなかったので、
宝良くんが使う同じテーブルの席には、
これまでにも見かけた幼稚園児のお兄さんお姉さんも来ていて、
宝良くんも居やすかったからかなぁとも思いました。
マンツーマンの日はまだ不安って。


 ささっと済ませて出てきて、帰り道、
家への一ブロック手前で、遠回りして線路沿いの道へ行きたいという宝良くん。
「いいよ。少しお散歩してから、帰る?」と言うと、
三輪車を勢いよく漕いで、暗くなった道を
昨年の秋頃保育所で覚えてきた渋い歌を「出た出た月が~」と歌いながら、楽しく帰りました。


 その後も、
早朝、宝良くんが起きてくる前の時間なんかに、
夫と色々話しあったりしました。


 現在52歳の夫と、42歳の私。
どちらも持病持ちで、それほど長生きを過信できる親ではないことは自覚してる。
一人っ子であって、親が他界した後、兄弟で支え合うということはほぼ期待できないであろう宝良くん。
夫の実家は宝良くんの子育てには全く関与しない。
私の実家は、もし私たち夫婦が比較的早く他界してしまったら、宝良くんをどうにか面倒を見られるかというと、それは無いだろうという状況。


「医者や国家公務員や大企業への就職なんて言わないが、
新卒時に、せめて正規雇用での就職ができて、
何とか結婚したり自分が家庭を持って、自分の家族を持てるだけの、
経済的な基盤がどうにかなる程度の、
就職に対する能力(採用試験とか、資格試験とか)が、
身に付いているように育ててあげたいよね。

 保育所の中で、友達と日々喧嘩したりいたわり合ったりしながら、
人と接すること、人の中で暮らすことっていうのを、
楽しみながら、

とにかく、自分で勉強する、自分でコツコツ練習とか資格試験の勉強とかができる習慣のある人に育っていてくれたら……。

比較的若くして、親の庇護を失うであろう宝良くんに、
私たちにしてあげられること、考えたいね。

小学校入学時には、宿題をする習慣ができていて、
小学校へ入学したら、そこからは、
宿題プラス復習ノートの整理程度の学習が毎日習慣化できるくらいのペースを身につけさせてあげたいね。
小学校の成績そのものなんてどうでもいいから、
自学自習の力だけ、小学生の時代に身に付いたらいいね」


 って。




 さてさて、
久しぶりに土曜日の朝、38℃の熱を出した宝良くん。
もうすぐプールも始まるし、
咳も鼻水も出てるので、小児科ではなく耳鼻科へ。

 とは言っても、
熱があっても元気な様子で、
土曜日なのに、保育所へ行きたいそうで、
「りんりん(三輪車)で保育所へ行く」とか、
「昨日、先生がきれいなお花を見せてくれたの、ママ見に行こう~」とか、
「保育所の2階の赤い自動車のおもちゃを貸してもらいに行こう」とか、何とか私の説得を試みて、
根負けした私。
熱があるのに…と思いつつも、
「じゃあ、保育所へお散歩に行ったら、次にお医者さんへ行くよ」と約束をしてお出かけしました。

 今年は中耳炎も無く、プールOKとのことで、
喉が赤くなっているので、お薬をもらって、耳鼻科終了。
さて帰宅してゆっくり休ませようと思ったら、
熱も下がってきたのもあって、
そのまま帰るのではなく、電車とバスに乗りたいと……。


 えーいい、
車を駅の地下駐車場に停めて、
まずそこからバスに乗り、二つ先の駅までバスで行き、
そこの駅から電車で元の駅へ戻りました。
電車に大満足の宝良くんを車に乗せて、やっと帰宅。



 心のどこかに、
こんな小さいときから勉強の習慣なんていうより、
保育所なんかいかせていないで、一分一秒でもいっしょに過ごす時間をつくることとか考えるべきなんじゃないの? とか、
いや、それとこれとは違う問題のような気がするが、
でも、何だか地に足が着いていなんじゃないの? とか、
自分に対してどうもしっくりこない批判的な目が向いているのだけど、
………、
まあ、いいか。



 今、中三と小四の子どもを持つ友人が、
たまたま久しぶりに電話をくれて、
ついでにこの話をすると、

カラカラと笑って、
「うちも同じこと考えて、あのころ色々やったよ、あはは。
なんでも、やってみればいいと思うよ。
その都度、考えながらいけばいいだけで、
正解なんてもの無いし、
最初から何もせずに、一番良いと思えるものに最短コースで辿り着くってこともないしね。
ははは。」と屈託無く話してくれました。

そして、友人の仕事の話や、
今、中三の息子君には、
人生初めての彼女ができて、青春真っ盛りな話や、
小四のムスメちゃんが、スタイルを気にして難しい年頃に入った話や、
旦那さんが、ジョギングにはまって、
お茶目な仮装でマラソンを走る予定だって話なんかの、
長電話してくれたのでした。

その電話のあと、すごく気が楽になってきたの。

 ありがとう、いつも。
そうかそうか、
そうだよね、迷い迷い来たよね、
それで、今があるんだよねって。



 さて、そんなこんなの一週間。
仕事上のことで、何だかなぁ……と気持ちが沈みがちだったことも相まって、
みんなたくさんのコメントをくださっていたのに、
私自身の気持ちも揺れ揺れで、相変わらずすぐにお返事も書けなくって、スミマセン。
こんなマイペース過ぎる私なのに、
呆れず見放さず素敵なみんながコメント下さることに、
本当に感謝しています!
ありがとうございます(^^)/。



 そして、今日、
一週間ぶりの、マンツーマンの公文でした。
保育所から帰って、ささっとお素麺を食べて、
「行こうっ」って自分で靴を履いて、公文のリュックを背負って、
りんりん(三輪車)で出発。
さっさとやることやって、
さようならって出てきて、
やはりひとつ手前で、遠回りの道を選んで、
コンビによって、食パンと牛乳とアイスを買って、
帰宅。

 家族3人揃って、いっしょにお風呂に入ろうという宝良くんに、
いいよ~と返事をしつつ、
なんだかんだと雑用をしていた私に、
「ママ、“ささっと”すると“ささっと”できるから、はやくお風呂に来てよーーー」と呼びに来た宝良くんでした。
「はいっ(^^;)」


 最近は、寝る前にお布団のところへ持っていく絵本が、
5冊になっていて、
とは言え、2歳児の絵本だから、すごく短いのもあり、
トータル30分くらいなんだけど、
ママは眠いので、本当に、もう5冊で限界。
勘弁してください状態です。

寝室へ持っていった本を5冊全部読み終わったら、
電気を豆球(?)にしても怒らなくなりました。
暗くなってから、それでも暫く、
添い寝状態で、保育所であったことなどを話してくれていて、
更に30分くらい経って、やっと寝入る宝良くん、
いつも結局就寝が23時前後になっているのが、気になるなぁ。


 朝は、7時前に起こすので、
必ず眠くて泣きます。
かわいそうだなぁ。
暫く愚図ってから、朝ご飯を食べて、
パパの出勤といっしょに保育所へ。


 食事もいいかげん、睡眠リズムもいいかげん、家もぐちゃぐちゃで汚い環境
……、本当に、出来の悪い親だけど、
生まれてきてくれて、付き合ってくれて、
ありがとうね。

宝良くん。私より、よっぽど、魂が大人な気がするよ。


 無理しすぎないでね。







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Last updated  2008.06.19 03:48:55
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