|
カテゴリ:生まれてくれて、ありがとう~!!
インフルエンザは収束したものの、風邪の症状はなかなか抜けず、へろって居ます。 宝良も、少しは咳があり、鼻水も。 私も、喉が痛くて咳と鼻づまり。 でも、宝良は元気いっぱい走り回り、私はものすごく疲れます。 これが、「若さ」の差なんでしょうかね。 さて、先日、「どうして竹輪には穴があいているの?」と気になりだした宝良。 「お魚の身をすり潰して、それを竹に巻き付けて焼いてあるのが竹輪で、 出来た後に、真ん中の竹を抜いたものを買ってきて食べて居るんだよ」と答えると、 (実際は工場で竹じゃない棒に巻かれてるんだけど…) 「ふ~ん」と返事しつつも、分かってない様子。 まぁ、当然イメージできないよね。 で、スーパーで、竹が付いた状態の竹輪を買ってみた。 いつもは、一番お安い竹輪を買っているのだけど、 その倍くらいのお値段。 ったって、百円台か二百円台かって程度のことなんだけど、 不思議に、スーパーの買い物だと、大きな差に感じるんだよね。 卵の値段とか、さ。 で、かじりついてみた宝良。 すごく気に入ったようで、一本ぺろりと平らげて、 「ママの分も、わけわけして~」って、半分くらい食べた。 更に、3本入りだったので、ラスト1本、パパの分と言って残して置いたものも、 3口くらい、貰ってた。 中の竹を両サイドで握ってかじりつくのが楽しかったのと、 やっぱり、お値段分は美味しかったのだろうなぁ。 世界中、色々なものが興味津々なお年頃の様です。 さてさて、 金・土と、この週末、保育所で作品展があります。 金曜日の夕方、行ってきました。 先日の保育参加のときも、保育所のお庭で育てた野菜を使って、年長さんが豚汁を作って、振る舞ってくれたそうですが、 私はインフルエンザで参加できず。 夫がご馳走になりました。 毎年の作品展では、 年長さんが、わらび餅を作って、喫茶コーナーを用意し、 保育所の年下の子どもたちと、見に来た父兄にお接待します。 机と椅子をセッティングして、テーブルクロスをかけて、 真ん中に花を飾り、無農薬のレモンを切ったものを用意して待っていて、 お客さんが来ると、 エプロンと三角巾を付けて待機していた年長さんが、 わらび餅と紅茶を運んできてくれます。 宝良が0歳児クラスの時から、 もうすぐ小学生となる年長さんの、この時期のお接待を毎年体験するのだけど、 お兄ちゃんお姉ちゃんたちは、 日々居残りさん(延長保育)の時間などに接している年下の子達に自然と慣れて優しく、 保育所での日常の様子が垣間見えて、嬉しい場面です。 今回、宝良のいる2歳児クラスは、 今はまっている「はらぺこあおむし」の歌や絵本から興味を派生させて、 あおむしを作った造作と、 自分の好きなものを描くというテーマのお絵かきの2点が展示されていました。 居残りの時間に描いて遊んだ「しまじろう」の絵などを持ち帰ったのを見て、 「なぐり描きばかりだったのに、何だかそれらしくパーツが付いてきて、成長したものだなぁ」とは思っていたのですが、 今回の展示には、「猫」の絵と、「ママ(私)」の顔が描かれてあって、 予想外だったので、本当に嬉しい驚きでした。 23名のクラスで、全員の子の作品に、制作中の様子を先生が書いてくれたカードが添えてあって、 宝良のものには、 「『ねこさんは、おひげが2本あるんだよ~』 『ママはかわいいんだよ』と いっぱいお話をしながら描きました。 猫のほっぺがポイントです!」 と書かれてありました。 (大人が使う日本語としては、 私を形容するときに、かわいい系のイメージはまず違うんだけど。 私が宝良にいつも、かわいいかわいいと言うので、 宝良も、ママもかわいいねって言っていて、 それを保育所でも言ってしまったみたい…) クレヨンで描いたものに、水性絵の具を重ねた作品で、 どの子もどの子も、すごく上手になっていました。 実は、毎年、 2歳児クラスの作品は、このくらいのレベルのものが展示されていたので、 これって、親が手伝って作っているのかしら……なんて思って見ていたのです。 でも、この一年で、本当に、筍が伸びるように、 子どもたちの様子が見る見る違っていくのを感じます。 悪ガキ加減も含め、「赤ちゃん」でも「ちょっとした幼児」って感じでもなく、 「子ども」になってきたねって、同じクラスのお母さんと話したことがあるくらい、みんな感じている変化。 どの子の作品も、それはそれは素敵で、 一枚一枚丁寧に見せて貰っていたら、涙が出てきた。 特に、宝良が一番好きなお友達のH君の作品は、 大好きなパパとママと0歳児クラスの妹と自分の4人の絵が描いてあって、 もう、それが、愛しくて愛しくて、 おばちゃん(私)はウルウル。 担任の先生に、 「お母さん泣いてるの~。」と見つかって声をかけられ、 「本当にこの一年ですごく上手になったでしょう~。」って喜びを分かち合ったのでした。 私は、大好きなものとして宝良が私を描いてくれたことや、 宝良が絵を上手に描くようになっていたことも、 凄く嬉しかったし、 クラスの子どもたちみんなの作品にも、とても感動していて、 特に、H君の絵は、ウルウルものだったので、 後でH君に会ったときに、 「すごく上手だったよ。 おばちゃん、感動したよ。 素敵な絵だったよ。」と言いながら いっぱい頭をなでなでしたんだ。 そしたら、帰宅後、 「ママは丸い顔。 (ママは常に眼鏡をかけているけれど、)眼鏡の無い顔を描いたんだよ」とか話していた後に、 「ママ、宝良の絵も上手だったけど、他の子の絵の方が、もっと上手だったの?」と。 およよよよ…。 しまった。 宝良の前で、お友達を絶賛している様子を見ていて、 何だか心に引っかかったらしい。 難しいお年頃だわね。 慌てて、 「みんな、すごく上手だったよ。 宝良のクラスは本当にすごいね。 でも、その中でも宝良が最高~」と大げさに言う母。 母は、どんなことがあっても、 君の自己肯定観を育てるんじゃーーーー と思っているので、 頑張ってみました。 ちなみに、毎朝、起きたらすぐに、 「おはよう」 「生まれてきてくれてありがとうね」 「かわいいね~。大好き~。」 「今日も元気で一緒にいてくれて、本当に嬉しいなぁ」 「宝良が居てくれるから、毎日が楽しくて幸せだよ~」 とか、一通り言い倒し、ハグ・ハグ・ハグ~。 もう、確信犯で私の義務としてやってます、です。 もちろん、義務だけじゃなくて、本気いっぱいなんですけどね。 さて、作品展には、祖父母も来てくれました。 やってくる祖父母の姿を園庭に見つけた宝良が大喜びして、 ぴょんぴょん跳ねていたので、 それを見た爺が、 宝良の様子を真似て、その場で少しジャンプをして見せたら、 「おじいちゃん、猿みたい~」と言って、 きゃは、きゃは、きゃは~(笑)と、 自分で言って自分で大ウケ。 作品展の後で、私の実家へ寄って、夕飯をご馳走になったとき、 「見に来てくれてありがとう」と言う宝良。 お寿司やお刺身などを、 今回はおじいちゃんが一人で買いに行って、 今晩の夕飯を揃えてくれたと聞いて、 「一人でおつかいに行って、寂しくなかった?」と爺を気遣い、 健康のため、 毎晩のビールを350mlのカロリーハーフビール1本にしている爺に、 「ビールのお代わり、要る?」 (冷蔵庫から持っていってあげようか? と。 今日、パパもママも爺も婆も、みんなが来てくれたのが、 本当にとっても嬉しかった宝良でした。 いつもは、一人で遅いお迎えも我慢してるからね。 時々言うんだ。 「ママ、あのね。 宝良も我慢して待ってるから、ママも頑張って、もっと早くお迎えに来て」って。 ちなみに、今晩帰宅後に、 パペットで遊んでいた宝良が、 「ママ、宝良はママが大好きだけど、 いっしょに遊んであげられないときもあるから、 そのときは、ママ、我慢してね。 パパと遊んで我慢していてね。」と。 あはははは。 宝良には、23名のクラスメートのうち、 0歳児クラスの時からいっしょだったり、 気が合う、特に好きなお友達が5.6人いて、 その中でも、2.3名特別な存在らしいお友達 (今回ウルウルの絵を描いたH君が筆頭)がいるのだけど、 2歳児クラスになってしばらくしたとき、 その友達が、自分以外の友達と仲良く遊んでいて、自分とじゃないってことに、悲しい気持ちを持ったことがあるの。 それを、 「H君は、もう宝良のこと嫌いなんだって」と受け取って悲しんでいたけれど、 「嫌いじゃなくて、他のお友達とも遊ぶこともあるだけなんだよ」と説明して、 「そのときは、我慢しようね。 大好きなお友達も、いつもずっと一緒ではないってことだから、 宝良も自分で他に遊んでいるといいんだよ」って、教えていた。 2歳児クラスが終わりかかった今頃には、 理解するようになったみたいだ。 人間関係は、好きと嫌いだけじゃなくて、 そんなに簡単に、友達は居なくならないんだって。 大丈夫って。 その経験をもとに、言っているのが分かるので、 私も、神妙な面もちで、 「分かったよ。ママ我慢して、パパと遊んでるからね。 でも、宝良がママのことを嫌いなんじゃなくて、 ママのことを好きだけど、 今は、パペットたちと遊んでいるんだよね」と答えておいた。 色々なことで、 本当に成長を感じさせてもらった一日で、 宝良の存在も、 保育所の環境も、本当にありがたいと思ったよ。 日々、感謝だな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[生まれてくれて、ありがとう~!!] カテゴリの最新記事
|