よりみちしましょ♪

【オバサン】の無駄話です。


都合があって、ハガキを買いました。コンビニで。

大学生かな～？若い女の子。
おとなしそうな、可愛い～～女の子。


「官製はがきを１４０枚欲しいのですが、ありますか？」

「ん？？？」（…この辺からちょっと怪しい雰囲気：笑）

「え～っと、ハガキです。普通の５０円のハ・ガ・キ。」

「あ、あります。」


引き出しから束を出して数え始める。


いち、に、さん・・・・・・じゅう。縦に置く。
いち、に、さん・・・・・・じゅう。横に置く。
いち、に、・・・・・。


あのさ～。

紙を数える時、せめて、トントン・・・って揃えようよ。

縦横の面を揃えたら、ぐいぐいって、お札を数えるときのようにさばいて
２、４、６、８・・・・って数えようよ。


がさっと束からつかんで、不揃いなまま、長い爪で
いち、に、さん・・・。


５０枚の山の二つ目が出来上がったところで

「これ、数えさせて頂いても良いですか？」
とオバサンの私。

「あ、すみません。はい。お願いします」

これ見よがしに（爆）、トントン…ってやって
２、４、６・・・・と数える私。

　　一つ目の山は５０枚だったけれど。
　　二つ目の山は、２回数えても５１枚あるよ。


その間に、彼女は、トントントントン…やるオバサンに臆することなく
残りの４０枚を数えるべく

いち、に、さん・・・・。


彼女が数え終わった後に
「５１枚あると思う」と伝えると、また

いち、に、さん・・・。

「あ、ホントだ。すみません。」



いや、全然悪い子じゃないのよ。
すごく可愛くて感じの良い子。




あの子は、紙を数える数え方を学習する機会がなかったんだね…。




うちの生徒、保育園児でもフラッシュカード読む前に「トントン」やりますけど。
それもすごく、得意げに(笑)。

トントンやってさばいておいてからでないと、２４枚のフラッシュカード２０秒じゃ読めんよ。

子供も最初は上手くカードを扱えないけれど、
教えてやると次の週にはすごく上手にトントン…やってきます。

カードゲームする時なんか、我先に
「私やる！私やる！」と、トントン係の奪い合い。


あ。あの女の子。トランプもいつも配ってもらう役ばっかりだったのかな…？


とにかく、１４０枚のはがきを買うのに、
すごい時間がかかった、というコンビニでの一コマでした。