347957 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

お気楽生活・・つれづれつらつら

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

バックナンバー

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11

カテゴリ

フリーページ

2006.09.21
XML
私は地球上の生物だ。


地球の直径は約1万3000km、
太陽からは約1億5000万km離れている。




太陽光線はそのかなたから8分20秒かけて宇宙空間を駆け抜け、
私のいる地上に降り注ぐ。






子供の頃宇宙に関心を持ち始めたとき、
太陽系外で最も近い恒星でも4.3光年あることを知った。
すなわち、現在見ているその星の輝きは、
4年も前にその星を出発し、
地球に届き、
私の眼に入ってくる。

残念なことに、その最も近い恒星は、
私の家からは見えない。



北極星も431光年と言われる。
いつも見ている北極星の光は、
400年も前の光だ。
400年前、日本では何があっただろう。


9月18日 2


そんな恒星たちに比べれば太陽は近い。
近すぎる。
だからこそその太陽の恩恵を
私たちは有り余るほど受けている。


植物のエネルギー、それは太陽光線。
植物は太陽光線をからだいっぱいに受け、
大気中に酸素をもたらし、
そして私たちの食料を作ってくれる。


過去の植物の恵みも、
私たちは余すことなく使っている。

たとえば石炭・・・かつての大森林の痕跡だ。






それなのに今、
私たちは他の星にはない奇跡の恩恵を受けるだけ受けて、
猛スピードで45億年もの月日が作り上げた地球環境を
自分たちの代だけで壊そうとしている。
食い尽くそうとしている。


9月18日 3


空を見上げると
自分は、地球の重力には到底勝てない、
ちっぽけな立場であることを痛感させられる。
自分の力でその重力場からは出られない。
科学技術を駆使しても、
私がここから脱して、
地球を外側から見るなんてことはありえない話だ。


おそらく地球上の、
そして猛スピードで壊している人間の
ほとんどが、私のように
その生涯を地球の重力場を出ることなく終わる。



それなのに、
ああそれなのに。

脱することのできない小さな世界を壊し続ける私たち。



あまりに虚しい。


9月18日 4







…と感傷に浸ったところで
ふとクレジット会社からの利用通知を見る。


どひゃーーーーー!!


夏の旅行の切符やら宿泊代やら、
請求がキタ――――――!!!

感傷なんて吹っ飛んだぜ。あちゃー






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.09.22 21:13:27
コメント(12) | コメントを書く
[自然・・・近くで見つけた小さな自然] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.