愛知県一宮市の臨済宗 眞光寺全伽藍新築。鉄骨造でも伝統的な本堂
愛知県一宮市の臨済宗 眞光寺で、全伽藍新築工事が順調に進んでいます。「本堂の屋根は伝統的な入母屋造りにしたい」は住職。そのため、設計段階から隣接する伽藍の屋根との取り合いに苦労しました。本堂の東側には客殿、2階が庫裡。北側には書院、納骨堂が接続しています。どの伽藍も機能的に連続していて、多目的に使用できる。そして老若男女が集まる寺を住職は目指しています。本堂の軒先ができてきました。鉄骨造ですが、堂宮大工が腕を振るっています。木造本堂と同じように、屋根と軒先の反りの原寸検査も行いました。お寺の屋根には曲線が多用されるので、鉄骨の加工も難易度が相当高く、手間と情熱が求められます。また、最近の瓦葺きは下地に直接ビス止めするので、鉄骨の精度がそのまま屋根の形状に直結します。現在現場は、鉄骨の上にボードを張り、防水シートを敷きこんだところです。なかなかいい形にできてきました。一安心です。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160