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社寺の設計が得意な設計事務所

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田中新一@ 三角妻壁の名称の質問 切り妻、入母屋の三角形妻壁の名称を教え…
Nov 26, 2010
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多治見市の永保寺本堂再建工事が終盤を迎えています。大工の仕事はほとんど終わり、現場は静まり返っています。


さて、写真は、竹の節欄間と呼ばれるしつらえ、臨済宗の本堂では定番のデザインです。

この欄間の下には長押と鴨居が走っていて、本来はここに襖を入れて部屋を区切っていたのです。方丈造りたる所以です。

最近本堂は、部屋を仕切らず広々と使うことが多いので、襖をたてこむお寺はほとんどありません。

竹の節欄間は黒色の漆で塗るのが一般的ですが・・・今回は、春慶塗で仕上げてもらいました。私と棟梁が飛騨高山の出身なので、是非!と老師さんに頼んで実現しました。

一般的な漆塗りは何度も塗り重ねますが、春慶塗は一回塗りです。そういうと簡単に思えますが・・・実は、塗り直しができないので、生地作りに手間がかかります。

ただ、春慶塗の仕上がりの特徴は、木目がうっすらと透けて見えるところですから、女性のお化粧のようにファンデーションを厚く塗るわけにはいきません。

つまり、大工と塗師屋の連携がうまくいかないといい仕上げになりません。年を経るに従い、うっすらと木目が透けてくる。昔の人は優雅な技法を作りだしたものだとつくづく感心しますね。


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Last updated  Nov 30, 2022 01:59:38 PM
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