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• 無事と地震と帰宅経過報告など

  日本政府へ。先日のNZランドでの地震もそうだったけれども、大規模な震災によって、今までになかった活断層が広範囲に生まれた可能性があるので、それを3カ月以内に突きとめる事。そして必要な住民移住措置などを含めて迅速に進める事。今回と同程度の震災が短期間の後に来た場合、液状化が若干進んだ地域での被害は、今回程度では絶対に済みませんから。それからBBCでも数時間前から言ってますが、各国の救助隊の支援申し出に、一次回答を返すくらいは、発生後6時間以内くらいにして下さい！！！＝＝＝＝＝まず、東京都内避難所の拡散から。→■現在地確認と、帰宅経路や距離などを測るのに良いサイト。・きょりタン１．おおよその位置を定めて、現在地（スタート地点）と目的地をクリックするだけで距離が測れます。２．おおよその位置や方角がつかめたら、地図の縮尺を拡大して、経路を確認していきます。※一番確実なのは、普段使っている電車の線路や道路を辿っていく事です。※まだ職場にいて、そこで電気などが確保されているなら、今から無理に帰ろうとするのではなく、食糧や飲料などを確保して、十分な休養をとっておく方が重要です。無理に移動しようとしない事をお勧めします。（避難勧告地域にでもいない限り）とりあえず、随時更新していきます。※NHKとBBC聞き流してますが、地震発生から一時間以内に英国から申し出られた救援支援申し出に、いまだに何も返答を返せていないようです。という事は、在日米軍以外には、まだどこの支援申し出にも応えられてないでしょうね・・・。＝＝＝・私はデータセンター的な頑丈なビルが職場なんですが、激しく揺れましたね・・・。・職場の上司はたまたま不在だったんですが、まぁ無能が許されるのは緊急事態で生死に関わってこないような場合までですね。その意味では、彼は許される範囲を完全に踏み越えました。・職場内の他の人達は、お互いに連携して、的確に動けていたかと思います。客先的な会社の上の上の方の動きについては、まぁ、日本でも有数の、世界でも名が知られてるかも知れない会社なのですが、良く言ってノーコメントですね。しかしせめて何かしらのメッセージを社長なり役員なりから出すべきだったでしょう。・やはり、地震発生直後とかは、携帯はほぼみんなつながらなかったみたいです。固定電話も。ただ、メールはつながってたみたいです。Twitterは重かったかな。なので、自宅に奥さんとか子供がいる人とかは、電話をかけようとするよりは短いメールを打つ方が絶対的に早くて確実です。※良く言われる事ですが、お互いが東京で働いてる場合などは、合流場所や安否確認方法などは予め決めておくべきでしょう。・これから携帯を変えようとか購入しようとかしてる人達は、ワンセグ放送が見られる機種（スマホなど）を選ぶべきでしょう。普段テレビ見ない人でも、緊急事態に直接テレビを見れるかどうかは非常に大きな違いになります。そしてスピーカー機能でその放送内容を周囲の人にも直接聞かせられるのも大きいです。（FMラジオなどもついてればなおよし）・その際、GPS機能付きを必ず選びましょう！デジタルコンパス機能も付いてますし、地図を開けば、自動的に自分の現在地がそこに表示されるものが多いでしょうから。※【超重要】携帯の充電器は、絶対に自分と一緒に持ち歩きましょう！私はたまたま今日持ち歩いていたのですが、これは移動しつつ自宅を目指す場合でも、非常に大きな安心感と、そして場合によっては生死を分けます。・定時頃まで職場にいて、帰宅をどうしようか考えてた人達に、できるなら歩いて帰宅する事を勧め、上述のきょりタンを紹介し操作方法などを教えてあげました。・遠過ぎて帰宅がむずかしそうな人達には、早めにコンビニで必要なものを確保して、一夜を職場で明かす事を勧め、一応の見切りをつけてから職場を離れました。・職場の舵取り的な立場にいた人達には、本当の意味で緊急連絡網を使う事態になる可能性も伝えておきました。・職場には、特に女性で普段はハイヒールな人は、スニーカーなどを常備しましょう。徒歩で帰るしかなくなった時に、非常に大きな違いになります。・職場から出る前に、通りの状態は必ず確かめましょう。ネットが通じているなら、電車の運行状況なども確認できます。車道の混み具合や動いている状態から、タクシーやバスなどの移動手段が頼れるかどうかも判断がつけられます。・【重要】電車が完全に止まっている時、バスやタクシーなどの移動手段もほぼ完全に麻痺します。長距離の移動に最初からタクシーをアテにするのは無意味です。車道がほぼ完全に止まるからで、都内を抜けるまでは徒歩を基本に考えて下さい。※さらに、徒歩で抜けた後も、タクシーはやはり捕まらない可能性が高い事を覚悟して下さい。考える事は皆同じで、そういう時はみんな長距離だからです。だから、近くのファミレスやファーストフードや漫画喫茶など、長時間休憩できるような施設が利用できるようなら、そこで居場所を早めに確保する事の方がよほど現実的な対応となります。特に野外で夜を過ごす事が辛い時期の場合は。・自転車は強力な移動手段になるように感じるかも知れませんが、はっきり言って、車道が動かず、歩道もぎゅうぎゅうに歩行者でつまっている状態では、自転車も降りて歩いてる方が多いくらいです。これで実際に震災があった場合、路上は炎上した車や怪我人などで溢れているでしょうから、自転車（やバイクなど）でまともに移動できる事は期待しないで下さい。はっきり言うと、邪魔な存在です。※ちょっと途中を飛ばしますが、徒歩移動している人が多いという事は、途方も無い数の迷ってる人達がいるという事でもあります。先に自宅に帰れた人は、そういった人々を誘導などでも手助けできるという事でもあるので、適当に外に出て、どこでもないような場所で「ここはどこ？」みたいな状態になってる人がいたら、近くの避難所なりコンビニなり駅なりとか、人が集まっている場所とか安全そうな場所とかに案内してあげて下さい。（私も自宅近くでそういった人に会って、案内してあげてから帰宅したので）上記は、誰にでもできる事です。私も更新が終わったら、そこの様子をまた確かめに行ってきます。近くに学校がいくつかあるのですが、どれもまだ避難所にはなってないようですが。※近くの公衆便所とか教えてあげるとかだけでも重要かも知れません。（そこの水道が使えるかどうかは確認できたらしておいて下さい）※※【重要】英語できる人は、日本人よりもっと途方に暮れてそうな外人達が（助けを求めていそうなら）話しかけてあげるのも良いでしょう。・マック（マクドナルド）社長さんへ。24時間営業の店でも、普通の個人商店とかでも店を開けてるのに、マックは閉めてるとこが多いみたいですが（実際に私が見聞きした範囲で）、どういうつもりか、後日説明する覚悟を決めておいて下さい。・私は近所の避難所を実際に目で確認してから、人が溜まってそうな場所に行ってみます。・実際に、少数の人達だけど、近くの高校に誘導してきました。その途中で韓国人の人達もいたので、英語で道順案内したりとか・・・。・交番や駅などは、付近の避難所や帰宅支援所などへの道順を印刷したものを備え付けしておかなければならない。実際、私が行った駅の交番は、もう２－３時間警官が戻ってきてないという状態だったです。警官がいつも張り付いていられないなら、不在時にも対応できる措置を講じておくべきです。・そして徒歩帰宅の可能性がある人達は、複数の帰宅ルートを予め把握し、そのルート上の避難所などの施設を認識しておく必要があります。そして施設側も、市役所や県庁、警察所などと連携して、混み具合や足りない物資なども融通しあうような体制が不可欠です。今回ので、そういったものが一切無いのが明らかになった意義は小さくありません。

  2011.03.11

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  リクナビ＠リビア？

  CNNとDZNシーとYahooのリクナビ広告の偶然のコラボから作成しましたです。下の写真左手隅が、インスパイアされた元ネタ。7月、彼は一体どこにいる事になってるやら・・・。

  2011.03.08

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• 河村の『減税日本』が詐欺集団でしかないという簡単な証明

  議員給与を半額にできたとして、それは何の意味もありません。わずかに所得税を減税できたとして、それも何の意味もありません。詐欺でしか、無いのです。詐欺は騙される方が悪いとも言われますが、簡単に、河村の唱えるような議員給与削減が何の意味も無いという事を証明しておきます。まずは、大阪で実際に削減を達しても、5億くらいにしかならんかったよという実例の報道。・大阪府議の報酬３割カット…都道府県最低水準に対して、大阪府の予算全体の状況は、3兆2千億～3兆9千億とかです。（東京で6兆3千億とか）5億円が3兆円に占める割合は？　0.01666％とかです。3兆円の1％は300億円。0.1％で30億円。0.01％で3億円ですから。そんな規模観を決して見失わないで下さい。5億削れて、配分可能となる予算も有るでしょうが、全体の状況を左右するような額かどうかで言えば、明確に、否です。では続いて名古屋市議会の様子を見てみましょう。・名古屋市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例(議員報酬)第1条　市議会議員には、次の各号に掲げる区分により議員報酬を支給する。(1)　議長　月額　1,225,000円(2)　副議長　月額　1,078,000円(3)　議員　月額　990,000円まぁ、この他諸々の手当がついて、1500万とかになってるらしいです。で、総額を決める定数ですが、75人、でいいのかな。（昭和42年制定という古めかしいものですが）・○名古屋市議会の議員の定数及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例75人×1500万＝11億2500万、です。つまり、全議員をボランティア（無報酬）にしても、その程度しか削減できません。んで、減税減税と叫んでるわけですが、名古屋市財政は、明るくありません。・市の財政状況について　厳しい市の財政状況笑える事に、その2ページ目には、収支不足への対応というページがしっかりと載っています。一見、482億の内、市民税減税が161億混じっていて、それを達成しているかに見えます。が、ちょっと待って下さい。すでに赤字なのに、減税しているという現実をまず見据えて下さい。その規模は、議員全員を首にした効果の、30倍以上です。というか、1ページの表を良く見て下さい。収入の内訳、市税の4700億円弱に対して、市債が1200億円を越えてます。たかが10億ちょいの120倍ですね？収入の内訳の詳細には面倒なので踏み込みませんが、歳入全体1兆円超の半分未満しか、税金で賄えていない状態というのは、名古屋市民にとって無視して良い現実ではありません。収入以上の支出を、将来から借りてくる政治スタイルを何と言うのでしたっけ？それが新しいとでも、過去の何かを払しょくするとでも言うのでしょうか？確かに古い狐は追いだせるかも知れませんが、大言壮語する狸を呼び込んでいるだけにしか見えません。歳出全体で、公債費だけで1400億円ほど。全体で1兆円超です。10億円の、それぞれ140倍、1000倍などに当たります。そんな政治スタイルを全国展開？国政にも適用？ド阿呆ですね。学習能力の欠如と言います。現国政を担当してる政党のマニフェストもかくや。増税する必要があれば、公債を発行すればいいとか言うのでしょう。増税する必要が出れば、解党して切腹でもしてくれるのでしょうか？ま、こんな詐欺集団に引っかかる人が、全国で一人でも減ってくれる事を願います。私がこの記事で紹介した各資料を調べるのに、1時間もかかってません。名古屋や愛知の人達も、次の選挙では難しいかも知れませんが、その次の選挙までには、前回の国政で民主党に投票した人々の気持が再現される事でしょう。前回の国政で民主党に投票し、次回の選挙で『減税日本』に投票しようとしているのであれば、まぁお好きにどうぞ。結局の処、そのツケを支払うのはその統治下にある人々なのですから。だからこそ、国政レベルでは、こんな低レベルの詐欺に引っかからないよう、お願い致します。こんな詐欺集団と結託する事で人気回復を図ろうとしてる路上のゲロ集団なんぞもだから、相手にしない事をお勧め致します。

  2011.03.03

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• 『減税日本』という紛い物に注意とか、中国民主化プロセス提言とか

  大阪の橋本知事と、名古屋の河村市長は、おそらく一緒くたにすべきではありません。時の最果てさんの記事で知ったのですが、意外に、大阪の方は都構想も行きあたりばったりでなく考えられています。（参考URL：大阪維新の会、政策ページ）小沢に対する距離の取り方一つ取っても違うのですが、（橋本は消極的だが、河村は積極的）、何より、今まで名古屋だぎゃーぎゃー言ってた人物が、突然、東京都などでも地方議員を擁立したり、国政でも、みたいな散漫な動きを見せています。既に民主党から離脱した連中を取り込む動きが表面化してますが、国政レベルで、特に小沢派との共闘のノリで動こうものなら、その瞬間に壊死確定です。エセ地域政党ブームを含めて。減税という幻想だけで売り込もうとするバカ者が、路上のゲロと組もうとする絵も滑稽と言えば滑稽なのですが、都民を始め名古屋以外の有権者におかれましては、実行できなくなる空手形に騙されて投票する事は避けて頂きたいものでございます。さて、そんな底辺な話はさておき。日本の物造り原理教も終焉が見えましたというお話。・デジタル家電　初の輸入超過　薄型テレビやＢＤ機けん引今回はエコポイントが大きく影響したようですが、他のハイテク製品と同じく、激しい価格競争に晒されてますので、いずれ白物などと同じ道筋を辿る事は確定しています。しかし、500兆円超のGDPの内の1％程度という規模からすると、意外に小さいのだなぁという印象の方が大きかったりしました。続いては、中東情勢。全体の情勢は、先述の時の最果てさんで紹介されていたこちらの記事がわかりやすくまとめられています。・中東諸国に走る社会的亀裂――リビア、バーレーンの大規模デモで何が起きるか（池内恵）現在の焦点としては、リビアの反政府勢力が国際社会に介入を要請した処まで進んだものを、アメリカやEU（NATO）がどう対応するか、という点です。・飛行禁止区域設定など求める（3月3日午前1時追記：国連に空爆要請＝リビア反政府派－前法相が「国民評議会」代表に）サウジがバーレーンに戦車を送ったとかいう報道もあって、バーレーン政府が否定する報道を流してますが、もしもバーレーンが本当に揺らいだ時、サウジやアメリカがどう対応するかは非常に微妙なラインとなります。なにせ民主化された政府が、米軍基地を追い出そうとした場合、中東情勢に与える影響はリビア情勢のそれと比べ物になりませんから。ただ、リビアの例を見ているバーレーンの政府や人々が、安定も大事だという共通認識を持っていれば、サウジが直接介入に踏み切るような事態は考えにくくはあります。さて、リビアの内戦状態でも西側諸国にとって悩ましいのが、中国で万が一の事態が起きた時の対応です。もちろん、ちきりんさんとかぐっちーさんとかも指摘されてる通り、経済発展の可能性が広く認識され実現されている間は、中東周辺で起こっているような争乱が起きる可能性は極めて低いと言えます。ただ、周辺諸国としても、もし中国共産党が文革の時の様な本格的な弾圧を始めた場合、国際社会は無視する訳にはいかないのです。今回のリビアでは、数百人から千人の規模で、国連は動きました。しかしもし中国で火種が付いた場合、その規模に達するのは一瞬でしょう。国連安保理の常任理事国である中国に対して、国連は力を持たないと言えます。例え数万人以上を軍隊で圧殺したとしても、今回のリビアに対して行ったような制裁措置を下すのは、どの欧米諸国でも不可能です。ではそれが、十万、百万の桁に達すれば何か変わるのでしょうか？今、NATO加盟国が考慮している点は、おそらくまさにその点です。今回動かしてしまえば、中国で何かあった時も、介入せざるを得なくなるのだけれど、本音としてはそうしたくない。しかし文革の時と同じように一千万人以上の犠牲を見過ごしたとあれば、それ以降、どんな欧米諸国も国連も、世界中でどんな独裁者が顕れて民衆を虐殺しまくろうが、一切罪には問えなくなります。（今でもそういう部分はもちろんありますがね）それが十年後か二十年後かはわかりません。しかし水資源などの関係で、現在の中間層以上の生活レベルに属している人々の数が2倍以上になるのは難しいでしょう。つまりそれは、中国国民の数割は、政権に対して不満を持つ事を意味します。金で解決できない問題となった時が、共産党政権の倒れる時でしょう。そしてそれは、日本以上の高齢化社会で、老後の保障も蓄えも無い人々とその予備軍が人口の過半を数えた時、不可避のものとなります。民主化云々は、その口実というかついでの作業です。さらに悪い事には、その時の中国の状態は、民主化したから解決するような類の問題では無くなっています。ま、そんな視点は、自分の老後が保障されてから気にするよというのが日本でもそれ以外の国でも正論でしょうけれども、ご参考まで。日本にできる事？中国の高度成長が続いている間に、20年、30年かかってもいいから、民主化プロセスを進めましょうよ、と周辺アジア諸国と一緒になって提言していく事ですね。北朝鮮よりはよほど素地ができてますから。日本は、中国の民主化プロセスを全面的に支援します、と明言して、そういった人々に技術的・資金的援助をするだけでも、もしくはそんなポーズをするだけでも、非常に大胆な外交手段になります。台湾とかチベットとかウィグルとかね。つつける処はいくらでもあります。日本に攻め手が無いというのは嘘です。中東周辺の情勢が数年ではっきりついてからでも遅くは無いでしょうけど、外務省や財務省などの皆さん、今からそんな思考実験は始めておいて損はありません。数年後の日本の政権がどんな形で誰がトップになっているのか、全くわかりませんけどね。心配しても無駄な事とそうでない事は、あるでしょうから。オマケ中東情勢に関しては、英語が読める人（勉強したい人）向けとして、CNNやBBC、Aljazeeraなどを私はお勧めします。人によってはWSJやBloombergその他も入ってくるでしょうけど、そこはお好みで。日本語サイトを併設してるとこも少なくないので、記事を読み比べしてみるのも、一つの有効な勉強法でしょう。

  2011.03.02

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• もっと語るに落ちてるし。

  「具体的に、どこの政治団体に、いくら入っているのか分からなかった」（元代表秘書）「収支報告書の作成には関わっていない」（陸山会の会計責任者）ぱっと聞いた印象として、両者の立場的に、どちらもも有り得ません。Aさんは全く知らずBさんに任せていたと言い、Bさんは報告書の作成には関わっていないと言っています。何千万とか何億とかというお金の出し入れを、小沢本人も含め、誰が最終的な確認とかをしていたというのでしょうか？『先月２５日の公判で池田被告は、収支報告書の内容を小沢元代表に報告したことについて「一度もない」と否定。毎年１２月末に、関連する５政治団体の総収入と総支出や、その差額のみを報告したと述べていた。』（会計事務担当）事務方に完全に任せ切っていたとでも言うのでしょうかね。金庫の鍵も含めて。記載云々とか裏献金がどうだとか言うのとは次元が違う、もっと根本的な何かがおかしくありませんか？小沢の妻も訴えるか、裁判の場に証人として呼ばないと片手落ちです。・小沢元代表主張に「矛盾点」？　銀行担当者が証言誰が金利の管理をしていたのか。借り方では有り得ません。貸し方でしか有り得ません。そしてその人物は、小沢家自宅の金庫を自分で開け閉めでき、中のお金を出し入れできる人物でしか、有り得ないのです。それが小沢本人でないとするならば、容疑者はほぼ一人しかいません。突くべき点は、そこです。法律で縛られていない処で、資金移動が小沢本人に報告されていたのでしょう。何せ自宅金庫の中身なのですから。小沢の妻を参考人招致。それでほぼケリはつけられます。あとは小沢自宅の金庫の中身と、絶対に存在する金利支払いを含めた会計簿の確認だけでしょう。断言できますが、小沢の妻は、一連の資金移動や管理全てに関与しています。それが否定されるのは、小沢本人が全てを管理していた場合ですが、それは小沢自身が何度も否定してますからね。両方シロという事は有り得ません。どちらかがクロか、両方クロか。どちらかしか有り得ません。

  2011.03.02

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• 語るに落ちてるし。

  一度も報告した事が無いっての、有り得ないのがわかりませんかね？こんな弁明が、どうして小沢に対する弁護になってると思えるんでしょうか？・小沢元代表に「報告」否定　陸山会事件公判で石川議員・陸山会事件：小沢氏からの４億円「隠すつもりなかった」　石川議員が主張－－公判・元私設秘書「一度もない」＝小沢元代表への報告否定－陸山会公判もうね、陸山会云々が全部検察のでっち上げだったとしても、小沢も石川も元秘書達も、全員嘘をついてる事は明らかになりました。なんでって？小沢自身の言葉と両立不可能だからですよ。詳細はこの過去記事でもどうぞ。・小沢の嘘の履歴法廷内での発言ですから、偽証罪にも問える事になりましたね。『さらに検察側は、石川議員が０３年分収支報告書に陸山会が受けた銀行融資を記載しているのに、０４年分は「融資分の４億円は記載しなかった」と主張している点を追及。石川議員は「合理的に説明できないが、元代表から借りたのは実質４億円」などと述べた。』（元記事）簡単な質問一つだけで十分です。誰が金利の計算をしていたんですか？まさか借りた側が金庫の鍵も含めて金利の計算もしていただなんて馬鹿な事、どんな擁護派の人でも言いませんよね？小沢の妻も含めて、全員共犯です。こんな奴らをまだ拝み立て奉ろうとしてる連中がいる事自体がアホらしすぎる。ほんとに。状況が把握できる人間なら、前回の代表選で小沢に投じた議員の数と、今回行動を起こした屑の極みの議員の数との差に、何か感じたりはしないのでしょうか。しないのでしょうね。だからこそ、小沢という路上の嘔吐物なぞをありがたがってるのでしょうから。ほんとに、クダラナスギル。オマケ。・「陸山会」事件の２被告、４億円の認識にズレで、小沢に鍛えられた秘書達は何でしたっけ？小沢を今でもヨイショしている言論人達は全員筆折って世の中から消えて下さいな。目障りですから。

  2011.02.25

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• 政治の遠近感について

  リビアではデモを鎮圧する為に首都を爆撃させるという末期症状が出てたりします。不謹慎な物言いかも知れませんが、富山の語学学校の研修とやらでNZランドを訪れてる間に地震に巻き込まれたかも云々て話との重要度から言えば、比べ物になりません。直接的な現時点での死者の数も含めて。（関連報道：１、２）日本人が何人か巻き込まれてるかだけの事態が、全世界を巻き込んでる規模の大変動で数百人が現在進行形で殺されてる事態よりも重要な筈がありません。当たり前ですよね？人間の命の重みに人種や国籍の差など無いのですから。バーレーンの様子にしても、CNN Videoで様子を見ていると、何も変わらないで収まりそうにはありません。（Thousands protest in Bahrainをご参照あれ）原油高にしたって、あれだけ非難轟々だった円高で相当に衝撃を吸収してるから日本で騒ぎになってないだけです。もう円高が悪者にされる社会は来なさそうですねとでも言っておきましょう。さて、日本の政治についても分析を書いておきます。自民党も公明党も、菅の退陣や総選挙をこのタイミングで求めるなど、本末転倒です。普天間の決着も、増税（の道筋）も、民主党政権の内に押し付けてやらせておいて、次の選挙で美味しい処取りするのが、戦略的にも一番有利でしょうに。今回の予算でごねて誰が得するんですか？民主党も、腹くくりましょうよ。予算案反対してもいいけどさ、そしたら予算止まるからね？、と。そんな時、与党だけが批判を被る筈もありません。だから、自民党も公明党も、要求と取引を一本化しておかなくてはいけなかったのです。小沢の証人喚問。それさえ実現すれば、予算案に賛成しますよ、と。全会一致なんて法律で決まってません。多数決で決めた例は複数あります。要は、民主党の過半と菅が腹をくくれば、いつでも実現できたんです。それをぐずって予算成立の微妙な時期にまでずれこませたから、塵屑どもが図に乗って意味不明な行動を起こす事態にまでなってしまっただけ。ま、処分は今日決まりましたから。裁判が１、２年以内に終わる事は考えずらいので、その意味では次回選挙発生時には民主党から強制離党措置と同義になってますけどね。で、小沢といういわば路上の嘔吐物になんぞ関わってる場合じゃないのですよ。例えば、こんな現実のお話。・日本の人口、２０５０年には２５％減、約６割の地点で半減に　国交省、国土の長期展望『１５～６４歳の生産年齢人口は４９３０万人（０５年比４１・６％減）』『５０年時点で、人口が現在より半減する地点が全国の６６・４％に達すると予測。現在も過疎化が進む地域や、首都圏でも、通勤圏から遠い地域では約２割の地点で、人口が半減する』ちきりんさんの日記で、就活するくらいなら地方議会に立候補したら？、なんていうエントリがあって、一定の理があるのですが、彼らに何より求められるのは、いわば不要になった地方自治体の廃止統合なのです。つまり、自分で自分の将来の首を絞める行動を今から始めないと間に合わない。そんなお話です。名古屋とか大阪での地方政党とも言えぬパフォーマンス集団が虚勢を張ってますが、これは段階的な状態ですね。良く言って。議員給与半額とか、減税とか、そんなもので上記の状態が覆せると思います？覆せません。どうやったって。身の丈に合った服に着替えなくてはいけない時期が来ているのです。その着替えには、十年や二十年はかかるかも知れません。人々の強制移住だけでなく、憲法の改正も当然必要になるのですから。北方領土とかの話も、上記の人口減少の話を絡めて考えないとお話になりません。鹿児島と沖縄の間の島々だって、直通の船とか航空便とか、どんな状態になってるか知りもしないで、領土保全が云々だなんて言説を振りかざしてる場合じゃないのです。今から数十年後に確実に訪れる未来の形は、ある程度見えているのです。今から出生率が若干上がったところで、その未来の形はもう変わりません。政権が自民党で今後続いても、ほぼ何の影響も無いでしょうね。エジプトなどの中東や北アフリカ諸国の人々が純粋に民主主義の理想だけを追い求めてデモなどの行動を起こしたわけでもないかも知れません。それでも、彼らが渇望した物をずっと持っていた筈の私達は果たして、私達自身の持っている民主主義を活かしていると言える状態でしょうか？どうか私達の現在をお手本にして下さいと胸を張って彼らに言える状態でしょうか？私には、言えません。治安その他で誇れる部分は確かにあるでしょうけれども、誇れない部分もとても多くあります。言っておきます。日本の将来は明るいなんて言えるのは、自分の老後が確保できてる余裕がある人だけです。何がどうなろうと、自分は最悪どこかに逃げられるだけの余裕があるのですから。煽りでも何でもなく、今から40年後には、全国の6割以上の地で人口が半減するんです。15歳から64歳の生産年齢人口は、4割以上も減るんです。日本の金融資産も、貯蓄は絶対減るんです。その6割以上を保持している高齢者達が取り崩しながら死んでいくのですから。金融資産の何割かを占めている土地が、その7割近くの場所で人口が半減して、価値はどれほど減額するでしょう？そんな未来を念頭に置いて、政治を考えませんか？

  2011.02.22

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• くだらな過ぎる日本の政情一まとめ

  エジプトの方向性はまだ見えてませんが、軍部がイスラエルとの平和条約などは変わらずに尊守するといち早く打ち出した事は、民主主義云々以前の問題で、極めて重要だったかと思われます。・エジプト、対イスラエル平和条約を堅持いつの時代も、多数決が正しいとは限りませんので。さて、民主主義の世を謳歌してる筈の日本の政治状況を翻ってみると、情けなくなってくるのが実情でして・・・。・首相も参っている？「小沢切り」にハードル・内閣支持、最低の１９％に　７９％が与野党協議支持・社民党　譲れぬ３要求　予算案修正で民主と実務者協議・民主党：小沢元代表は「離党」拒否　党員資格停止を検討へ・首相、決別宣言　薄氷「３分の２」を自ら割る・小沢・民主元代表：２・２６「政治不在が生んだ」　「小沢塾」で政権に苦言社民党、相変わらず、屑です。この状況下でまた普天間を反故に出来る訳が無いだろうに。そんなのと組もうとしている菅も阿呆です。衆議院の再可決に2/3が必要だとしても、社民党の6議席を足しても、320に足りないんですよ？（与党系：312、社民党：6、全体は480）与謝野を取り込むくらいの覚悟があったのなら、最初から自民党と公明党と真正面から組めばいいのに。小沢の処理も簡単な筈でした。党の決定を呑まなければ除名（除籍）すれば良かっただけ。そこでグズグズしてたからこそ、2/3という足元を見られて対応を遅らせていたからこそ、支持率も下がっていったのですから。鳩山も害悪ですね。邪魔なだけです。前首相は議員辞職すべきだという第一例は、ご自身で実行して頂くべきでしょう。オバマとかからすれば、こんな人物を放置してる民主党から「信頼して下さい」と言われてもできる筈がない。そんな鳩山を盟友としてる小沢なぞ、交渉のテーブルの向こう側に着く事すら許し難い存在でしょう。まぁ、ゴタゴタの内に菅は辞任に追い込まれそうですが、小沢に完全な引導渡せるくらいは出来るんですかね。あと２点、こんなのをご紹介しておきます。・南北予備会談：韓国との対話、北朝鮮が拒否非論理もここに極まれり、という感じですが、社民党や共産党もこんな感じですね。彼らはとっとと北朝鮮にでも出国してそこで政治活動しててもらいたいです。・トヨタが取締役半減へ　意思決定を迅速化、リコールなど反省数十人で最高意思統一というのは、やはり非効率なのですね。お互いの顔や表情が確認できる十五人程度くらいが限界だと。・Historic change in 'New Egypt' CNN Videoで上記のビデオご覧頂くといいです。革命のお祭り騒ぎでゴミその他で汚れた広場を、エジプトの人々が自主的に掃除したり片づけたりして、「これが新しいエジプトの始まりだ」と言っている姿が見れます。それではまた。

  2011.02.13

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• エジプト革命、成る：『17日革命』とでも？

  ここから先の結末がどうなるかはまだ不明ですが、エジプトの人々の思いと行動が、一つの結実をもたらしました。・エジプト大統領辞任、軍が権力掌握　米は歓迎の意向・Egypt's Mubarak steps down 数十年の一度有るか無いかという、歴史が動いた瞬間です。WEBだとCNN.comのライブ映像がお勧めかもです。非暴力を貫いたと言っていい革命をエジプトの人々が喜んでいる様を、ぜひご覧ください。（英語がわからなくても伝わってきます。解説音声はなぜか途切れ途切れですが）・CNN.comベルリンの壁の崩壊並みの変革を中東諸国にもたらすかも知れず、その結末は喜ばしいものばかりになるかどうか誰にもわかりません。ただ、避けては通れない道ではあるのでしょう。人が自由を望む限り。CNN.comのVideoのコーナーがお勧めです。・Ghonim: 'I'm proud to be Egyptian today'・Egypt 'achieved the unthinkable' ・'A truly historic momen・Britain stands by Egypt Ghonim氏はGoogleの社員でエジプト当局に拘束されてた人です。歴史を動かす一員となれたという興奮が伝わってきます。その誇りも。エジプトと関わりの深いイギリスの首相がいち早くコメントを出したのも流石ですね。イスラエルとの絡みも当然視野に入れてるでしょう。オバマは他のアラブ諸国に対する影響を踏まえて、スピーチの内容を協議してるとこでしょう。菅首相は、まぁ、早くて朝になってからですかね・・・。余談。CNNの動画で、1月25日に最初のデモがあってから17日間でここまでこぎつけたと連呼されていたので、『エジプト17日革命』とでも後日命名されるんですかね。SevenTeenDays-Revolution。なんかかっこいいね。

  2011.02.11

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• まぁ、ある意味予想通り

  携帯を無くしたとか機種変更したとかで提出を拒んでる力士続出だそうで、香ばしいですね。・携帯提出しない力士ら相次ぐ過去に八百長は無かったと言い張ってる理事長の首がいつまでもつか見ものです。というか、単純に相撲協会関係者全員の携帯と口座の金の動き調べれば、一発ですがね。メールが消されてても、通話やメールの送受信履歴と金の動きが連動してれば、限りなくクロと言えますから。それだったら、3-4カ月で膿を出し切る所までは少なくとも終わるんじゃないですかね？夕刊フジですが、こんな暴露ネタも上がってきてます。・元春日錦が逆襲予告「八百長他に何十人もいる」『大麻所持で２００８年に解雇されたロシア人元力士の若ノ鵬も「７５％以上が八百長をしている」と激白。』記事中にもある通り、もうエンターテイメントとして、『相撲レスラー協会』の興業でいいんじゃないかなと。プロレスとかと同じで、あくまで興業です。江戸時代とかの相撲本来の姿に戻すみたいな感じですかね。もちろんその場合、海外の役員理事も入れて、旧来の角界とやらの常識なんぞで切り盛りさせないようにするのも当然の措置となります。国技？そんなん嘘です。神事？あははははははははははははははははは×∞お高くとまって『格調』云々ほざいてた理事連中にでも相撲とってもらってたらいかがですかね？さて、そんなんとは別に、もっと考えなくてはいけないニュースはこちら。・伊政府、フィアットＣＥＯを召喚へ―「本社を米国に」発言に仰天これね、本当に、他人事じゃないのですよ。日本国内市場が魅力無くなって、これから増税の嵐で本社機能を置いておく旨味は減少するばかりなのに、例えばトヨタとかが海外に本社機能移します、となったら、どのくらいのショックが起きるか想像がつきますか？トヨタに限らず、日本で外貨を稼いでる過半数以上の有力企業は、すでに海外での稼ぎの方が大きいのですから。新入社員も過半数を外国人を採用していくとかになっていく風潮が強まれば強まるほど、日本に本社を置き続ける理由は無くなります。それで、どう引きとめるんですか？少なくとも、つい先週末、将来絶対に守れない公約を掲げて大勝した名古屋の市長だの知事だのの云ってる事は的外れです。以前にも書いた通り、議員の給料を半額にしようが、定数を半分にしようが、所得税を10％にしようが、それが彼らのゴールですか？違う筈ですよね？減税はしてみたけどサービスレベルの維持の為にやっぱり増税となったら、彼らは、名古屋の人々はいったいどうするつもりなんでしょうか？またリコール？FIATの様な例は、予言でも何でも無く、これからの日本で起こっていくでしょう。その時どうするつもりなのか、私達は考え始めておく必要があります。それではまた。

  2011.02.08

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• もうメンドくさいので転載だけ

  リンク先記事が無くなってしまう事もあるので、内容もそのまま貼っておきます。・陸山会事件：被告主張に矛盾も　初公判『　初公判では元秘書の衆院議員、石川知裕被告（３７）らの主張に大きな矛盾も浮かんだ。　陸山会が０４年１０月に土地を購入した際、小沢一郎・民主党元代表は原資として４億円を提供したほか、銀行から同額の融資を受け、これを陸山会が借り入れた。この計８億円のうち０４年分政治資金収支報告書に記載されたのは「借入金　小澤一郎　４億円」のみ。これは銀行からの融資分とされ、元代表の提供分を隠したとして石川議員らは起訴されたが、石川議員の弁護側は「記載した４億円は融資分ではなく元代表の提供分で、虚偽記載ではない」と主張した。　だが、０５、０６年分収支報告書には２億円ずつ融資分の返済が記されている。融資を記載しないのに返済だけ記載するという矛盾が生じる。しかも、石川議員が「記載した」とする提供分は０７年５月、元私設秘書の池田光智被告（３３）により元代表に返還されているが、これも未記載で起訴対象。池田元秘書の弁護側は「提供分の４億円は元代表の個人資産で陸山会口座で一時預かっただけ。返還は陸山会の支出ではなく記入は不必要」と、提供時と返還時で全く食い違う主張をしている。　また、融資の際、陸山会は元代表の関連政治団体から計１億４５００万円を集めて定期預金を組み融資の担保としたが、この１億４５００万円も収支報告書に記載せず、起訴対象となっている。石川議員の弁護側は「関連団体間の一時的な資金のやりくりで、上着の左ポケットから右ポケットに移し替えた程度の意識」と違法性を否定。しかし、政治資金を所管する総務省は「同一政治家の団体であっても資金移動は正確に書かなければならない」と指摘している。【杉本修作】』で、取り調べの様子を録音しておいたから云々とか、自白を強要された云々とか、本質的な内容と何が一体関係あるんですか？擁護派の人達、内容そのものから目をそらし過ぎです。親玉も下らないけど、子分はもっと下らないね。『池田元秘書の弁護側は「提供分の４億円は元代表の個人資産で陸山会口座で一時預かっただけ。返還は陸山会の支出ではなく記入は不必要」と、提供時と返還時で全く食い違う主張をしている』他の報道記事でもいろいろ書かれてるけど、面倒なのでこれだけ。小沢とか石川とか弁護に立ちあがった弁護士さん達って、各々の信念なりに則って行動されてるのかも知れないけれどもさ、一言だけ。恥ずかしくないの？そんだけ。

  2011.02.07

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• 

  『相撲II　文科省占拠！　大相撲の一番長い冬』

  ここで朝青竜とかが全部ゲロったら、彼は英雄になるのでしょうか？それとも・・・？過去数十年分（以上）のをチクった人は、まぁ間違いなく殺されるでしょうが。今回の元ネタ（素材）：『相棒II』http://www.aibou-movie.jp/観てないけどね。それではまた。

  2011.02.04

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• 大相撲の膿を出し切る簡単な方法

  任意で聞き取り調査して、本人がゲロったら黒だとか、バカですか？罰しないなんて言っても、詰め腹切らされるのわかっててするわけないだろに。なので、簡単な方法があります。任意で、各力士や行司や理事委員や親方などの関係者全員に、所持している携帯電話の提出を求めるのです。プリペイド以外は隠しても無駄です。各携帯会社に問い合わせれば、契約者から割り出せるのですからね。そして、提出に応じなかった人物は、黒と見なすとしておけばよろし。来場所からの出場を永久に停止。つまりは資格はく奪ですね。死んでもプライバシーを守りたい人はそちらを選んでもらう。さらにここからがミソ。任意のメールを消しても、無駄です。例えば力士間などのメール、双方が削除しても送信記録は残ります。受信記録もね。つまり、携帯会社のメールサーバーから、本来残っているべきメールが携帯端末から消されていたら、グレーと見なす。なんでもない内容なので読んですぐに消したとか、という釈明の余地は確かにあります。実際にその通りの場合もあるでしょう。ただし、片方に残っていて、もう片方が消さずにいて虚偽の申告をしていた場合、より重い処分が課されるようにすればいいでしょう。そういう意味では、人数をかけて、力士を一か所に集めて、一斉に持ち物検査的に携帯を没収とかね。ものすごーーーーーーーーーーーく、楽しみな事になりそうですが。そしてメール検査する前に確認する。力士としての資格を失うか、それとも平然と検査に応じるかの意思を。もちろん、疑惑と関係の無いメール内容は、例えそれが浮気とか他のスキャンダルに通じるようなものでも秘匿されるのは言うまでもありません。技術的には、何のハードルもありません。実際的には、相撲協会関連の警察や社会の裏側の人々から情報が漏れて、事前にやばいのは消されてしまうでしょうけどね。ま、相撲は国技ではありませんし、その意味ではどうでもいいです。復興されるべきものなら、旧来の体制を廃して問題の再発防止策を講じてからのこととなるべきでしょう。

  2011.02.03

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• エジプト、ミャンマー、タイ、そして日本。

  エジプトが注目の的となってますが、軍隊が中立を守ると宣言した事が大きな影響を及ぼすと見られています。中東情勢の優良参考サイト：『中東の窓』現政権による強制的な弾圧が封じられてしまったのですから。軍隊というと日本ではネガティブなイメージが先行しがちなのですが、なぜか海外では、特に後進国では、圧政者に対抗して民衆に味方してくれる正義の味方みたいな存在になっている事があります。タイは特殊なケースなのですが、政治が自浄できなくなると軍隊がクーデターを起こすというのが日常茶飯事となっています。さらに、軍隊に全てを任せてしまうとミャンマーみたいになり、さらに進んでしまったのが北朝鮮の様な独裁国家でしょう。民主化を求めて、という説明がされているのですが、それは副次的なものです。例えば今回のエジプトで、ムバラクを追いだせたとして、デモに参加していた人達が求めていた雇用が増えるかとか、経済が良くなるかというと、未知数としか言えません。むしろ不安定な時期が続けばそれだけ周辺諸国を含めて地勢的なリスクも高め、端的には原油高という現象から食糧などの物価高を招き、自由を手にしたけれども安定は手にできなかったという事態に陥る可能性は低くありません。次期リーダーとして目されているエルバラダイも、民衆に誠実ならば、そういった点にも言及していて然るべきなのですが、今はそんな事を云ったら民衆の熱気に水を差すだけですものね。原油高は、デモをしようが安くなるものでもありません。自国通貨が安くなれば、それだけ高くなるだけのものです。例外は自前で賄える産油国だけ。そして新興国経済が減速すれば、先進国経済も減速します。たまたま日本は円高が衝撃を吸収してくれているので騒ぎになっていませんがね。日本の国会の様子を報道から見聞きする限り、下らない日々が続いてます。リーダーシップをとらないのがリーダシップだというような動きが目立つのですが、経済も民主主義もそれなりに安定し続けている日本でこの有様なのです。民主主義に理想を抱き実現する事に意味が無いとは言いません。がしかし、オバマ政権の誕生からこれまでをも含めて、中東現地の人々が民主主義に幻想を抱いているのだとしたら、大きな政変の後にさらに大きな混乱の時期が続くような印象を受けています。どうしてそう言えるのか？民主主義は根本的に、経済成長とは無関係だからです。それは失われた二十年を体験してきた日本人なら痛感している事では？エジプトの報道を見ていると、歴史の変換点という大きな節目に興奮を覚えはしますが、過大な期待は失望につながり、失望は社会的不安定さに直結します。ムバラクを追いだした後の方が、その意味では怖いのです。政治的権利と経済的繁栄とは車の両輪とも言われますが、個別の存在でもある事を忘れるべきではありません。エジプト以外でも似たような動きは起こっているようなので、「政体は変わったのに・・・」と次なる標的を追い求め続ける動きが連なっていくと、どうなのでしょうね。安直にテロリストの巣窟になるとかでもないでしょうが、原油が150ドルとか200ドルとかいう世界につながっていく可能性は頭の片隅に置いておく必要があるでしょう。民主主義とは、民が主役となる政治です。つまり今回の民主化運動を呼び掛けている若者達は、その後の社会や経済の姿を予め描いておく必要があるのです。まぁ、模索しながら築いていくしかないのですがね。（今回の動きの主体を軍のエリートだとする見方もあるようですが、彼らにこんな急激な変革は起こせなかったろうし、数十万人規模を動員する国家規模の変動が起こせたとも思えません。どちらかと言えば、事態の収束に向けた勢力間の調整において存在感が強まりそうですが）日本で自衛隊が政治の行方を左右するような事態は考え難いですが、こんなものの為に民主主義があるとも思えないのですよね・・・。・住民投票での外国人投票権は「合憲」　政府答弁書・国会での虚偽答弁の責任は「内容次第」　政府答弁書が無責任に…一票の格差とかもそうなのですが、「なぜ民主主義なのか」とか「与えられた権利をどう行使するのか」といった根本的な問いかけをする事が、民主主義の先にあるものを見出すのに必要な作業なのではないかなと。あと、こんなのも何気にすごいと思います。・藤井氏、１５億円支出の署名押印「知らない」これは二つの可能性しかありません。本人が忘れたかとぼけているか、要は嘘をついている可能性。もう一つは、他人が藤井氏の署名と押印を偽装した可能性。根本的に、藤井氏が嘘をつく必要性はありません。なぜなら、１５億円が振り込まれた先は藤井氏の政治団体ではないのですから。すると必然的に、残る可能性は一つとなります。形式犯だ云々とかまだ云ってる御仁達が世間にまだまだいますが、これは立派な公文書偽造ですよね。おそらくそれだけに留まりませんが。そんな嘘つきが話題の中心に来るような政局、いい加減に卒業してほしいものですがね。まぁ、その塵屑が片付いてもまだまだ先は長いですけど。ではまた。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝2/2追記・大統領支持派と反対派のデモ隊が衝突という記事が出ていましたが、真相もともかくとして、大統領の次期選挙への不出馬というカードだけでは落ちつきそうにない情勢ですね。反対派が要請している4日までの退陣が実現するかどうかが一つの大きな分かれ目。そしてサウジはどうか不明ですが、むしろ中国の方が微妙です。今すぐという話では無いにしろ、中東でドミノ倒しが実現してしまった後ならば、中国共産党政府も弾圧すれば良いというだけの話では無くなってしまうのですから。・中国、民主活動家を拘束　大型連休中の連携を警戒 そしてイスラエルも当然、この波の影響を受けます。・イスラエルは「ムバラク化」する恐れがある　トーマス・フリードマンそれではまた。。

  2011.02.01

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• 異なる人々を隣人として持つ意義

  たくさんの外国人に日本に来て欲しいけど、隣人にはなって欲しくない。そんな、ある意味正直すぎるというか、ナイーブなニュースがこちら。・外国人の市住入居 「日常会話」で制限賛否言葉が通じない人々が隣人となるというのは、生活習慣や常識の違いも含んだりもします。この日記（サイト）では度々触れている通り、私の住んでいる西葛西という場所は、とりわけインド人が多い事でも注目されてたりしますが、私の住んでいる団地付近でも、見かけだけでは見分けがつかない外国人の方々がけっこう多いです。記事中でも触れられてますが、ゴミの選別とか夜の騒音とかは、入居条件とか守らなければ退去させられますという規約にサインさせとけば済む話です。相手も当然、日本語が一切わからないで住んでるわけでもありませんしね。転居に関わる費用の高さなどを考慮すれば、一定の常識を共有できる可能性は非常に高いと言えます。というか、隣人などに纏わるトラブルなんて、日本人同士で固まって立ってあるわけで。むしろ、一定の経済基盤を持っている同程度の収入層というのは、言語や習慣の壁を越える一つの要素だったりもします。容易にトラブルを起こせない人であればあるほどね。で、この問題。日本人であれば、誰にとっても他人事ではありません。例えば就職難の問題でも、要は経済全体のパイの伸び縮みというのは、単純な人口に因る部分が少なくありません。不動産価格とかもそうですし、まずは対象となるお客が地元に増えない限り何をどう足掻こうが無駄というビジネスは少なくないのですから。というわけで、いろんな自治体の皆さん。先を競って受け入れに必要な体制を整えていって下さい。何もお役所に頼り切るのではなく、自分達だけでは維持できなくなってきたマンションとかの維持でも、積極的に英語とか中国語とかでサポートできるようにしてあげて下さい。地方の政治家の人達は、参政権の問題を、イデオロギーではなく、どんな条件下であれば認められるべきなのか、住民と一緒になって真剣に捉えて検討を始めて下さい。一切認められるべきでない地域もあれば、積極的に認めていっても良いケースもあるでしょう。自分達だけでは自治体の存続そのものが無理な場合とかね。英語が少し、学校で習ったレベルでわかるだけでも、だいぶ偏見は薄まると思いますよ。私は今年辺り、中国語に挑戦してみようかなと思ってます。とりあえず相手が何言ってるのか聞き取れるかどうかだけでも、コミュニケーションの成立する確率は50％以上上がりますから。そうそう。ある程度語学ができる失職してる人達や学生を地域ボランティア的なアルバイトとして地域全体で賄う（雇用する）というのもいいでしょうね。若年人口も増やせて一石二鳥でしょう。雪掻きだけで毎年数百人単位で殺したりし続けてるのもどうかと思うので、どうでしょう？それではまた。

  2011.01.25

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  NECが聯想と合弁？…得られるもの「分からない」が最多

  元記事が誤った書き方してたので訂正しておきました。（6）得られるものはない…12．85％（7）分からない…25．14％合わせて4割程が、得られるものはないか、分からないと回答しています。日本のトップにある企業でさえも、（1）経済的な利益…14．53％（2）先進技術…13．41％（3）企業管理の方法…12．29％なんかはもうほとんど期待されてないわけですね。（5）企業文化5．59％は、すごく共感できます。今週のR25でも取り上げられてましたが、日本の企業文化というか体質で一番ヤバイのは、自分よりデキない上司が自分より給料もらって平気な顔してるとかでしょうね。それで我慢してくれる外国人もいるでしょうが、デキる人ほどあっという間に見切りをつけて出て行ってしまうでしょう。ではまた。

  2011.01.21

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• 今さらですが、Steve Jobs In Praise of Dropping Out　（後半）

  >> 　PART 4 FIRED FROM APPLE>> 　２番目の話は、愛と敗北にまつわるお話です。>> 　私は幸運でした。自分が何をしたいのか、人生の早い段階で見つけ> ることができた。実家のガレージでウォズとアップルを始めたのは、> 私が二十歳の時でした。がむしゃらに働いて10年後、アップルはガレ> ージの我々たった二人の会社から従業員4千人以上の20億ドル企業にな> りました。そうして自分たちが出しうる最高の作品、マッキントッシ> ュを発表してたった1年後、30回目の誕生日を迎えたその矢先に私は会> 社を、クビになったんです。>>> 　自分が始めた会社だろ？どうしたらクビになるんだ？と思われるか> もしれませんが、要するにこういうことです。アップルが大きくなっ> たので私の右腕として会社を動かせる非常に有能な人間を雇った。そ> して最初の1年かそこらはうまく行った。けど互いの将来ビジョンに> やがて亀裂が生じ始め、最後は物別れに終わってしまった。いざ決裂> する段階になって取締役会議が彼に味方したので、齢30にして会社を> 追い出されたと、そういうことです。しかも私が会社を放逐されたこ> とは当時大分騒がれたので、世の中の誰もが知っていた。>> 　自分が社会人生命の全てをかけて打ち込んできたものが消えたんで> すから、私はもうズタズタでした。数ヶ月はどうしたらいいのか本当> に分からなかった。自分のせいで前の世代から受け継いだ起業家たち> の業績が地に落ちた、自分は自分に渡されたバトンを落としてしまっ> たんだ、そう感じました。このように最悪のかたちで全てを台無しに> してしまったことを詫びようと、デイヴィッド・パッカードとボブ・> ノイスにも会いました。知る人ぞ知る著名な落伍者となったことで一> 時はシリコンヴァレーを離れることも考えたほどです。>> 　ところが、そうこうしているうちに少しずつ私の中で何かが見え始> めてきたんです。私はまだ自分のやった仕事が好きでした。アップル> でのイザコザはその気持ちをいささかも変えなかった。振られても、> まだ好きなんですね。だからもう一度、一から出直してみることに決> めたんです。>>> 　その時は分からなかったのですが、やがてアップルをクビになった> ことは自分の人生最良の出来事だったのだ、ということが分かってき> ました。成功者であることの重み、それがビギナーであることの軽さ> に代わった。そして、あらゆる物事に対して前ほど自信も持てなくな> った代わりに、自由になれたことで私はまた一つ、自分の人生で最も> クリエイティブな時代の絶頂期に足を踏み出すことができたんですね。>> 　それに続く5年のうちに私はNeXTという会社を始め、ピクサーとい> う会社を作り、素晴らしい女性と恋に落ち、彼女は私の妻になりまし> た。>> 　ピクサーはやがてコンピュータ・アニメーションによる世界初の映> 画「トイ・ストーリー」を創り、今では世界で最も成功しているアニ> メーション・スタジオです。>>> 　思いがけない方向に物事が運び、NeXTはアップルが買収し、私はア> ップルに復帰。NeXTで開発した技術は現在アップルが進める企業再生> 努力の中心にあります。ロレーヌと私は一緒に素晴らしい家庭を築い> てきました。>>> 　アップルをクビになっていなかったらこうした事は何ひとつ起こら> なかった、私にはそう断言できます。そりゃひどい味の薬でしたよ。> でも患者にはそれが必要なんだろうね。人生には時としてレンガで頭> をぶん殴られるようなひどいことも起こるものなのです。だけど、信> 念を放り投げちゃいけない。私が挫けずにやってこれたのはただ一つ、> 自分のやっている仕事が好きだという、その気持ちがあったからです。> 皆さんも自分がやって好きなことを見つけなきゃいけない。それは仕> 事も恋愛も根本は同じで、君たちもこれから仕事が人生の大きなパー> トを占めていくだろうけど自分が本当に心の底から満足を得たいなら> 進む道はただ一つ、自分が素晴しいと信じる仕事をやる、それしかな> い。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら進むべき道はただ一つ、> 好きなことを仕事にすることなんですね。まだ見つかってないなら探> し続ければいい。落ち着いてしまっちゃ駄目です。心の問題と一緒で> そういうのは見つかるとすぐピンとくるものだし、素晴らしい恋愛と> 同じで年を重ねるごとにどんどんどんどん良くなっていく。だから探> し続けること。落ち着いてしまってはいけない。>> 　　　　　　　　　　　　　　　◆◇◆>> 　PART 5 ABOUT DEATH>> 　３つ目は、死に関するお話です。>> 　私は17の時、こんなような言葉をどこかで読みました。確かこうで> す。「来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう。> そうすればいずれ必ず、間違いなくその通りになる日がくるだろう」。> それは私にとって強烈な印象を与える言葉でした。そしてそれから現> 在に至るまで33年間、私は毎朝鏡を見て自分にこう問い掛けるのを日> 課としてきました。「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今> 日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか？」。それに対する> 答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要がある> なと、そう悟るわけです。>> 　自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。これは私が> これまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下> す最も大きな手掛かりとなってくれました。何故なら、ありとあらゆ> る物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、己のプライドの全て、> 屈辱や挫折に対する恐怖の全て…こういったものは我々が死んだ瞬間> に全て、きれいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。そ> して後に残されるのは本当に大事なことだけ。自分もいつかは死ぬ。> そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないかという> 思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策で> す。>> 　君たちはもう素っ裸なんです。自分の心の赴くまま生きてならない> 理由など、何一つない。>> 　　　　　　　　　　　　　　　◆◇◆>> PART 6 DIAGNOSED WITH CANCER>> 　今から1年ほど前、私は癌と診断されました。朝の7時半にスキャン> を受けたところ、私のすい臓にクッキリと腫瘍が映っていたんですね。> 私はその時まで、すい臓が何かも知らなかった。>> 　医師たちは私に言いました。これは治療不能な癌の種別である、ほ> ぼ断定していいと。生きて3ヶ月から6ヶ月、それ以上の寿命は望めな> いだろう、と。主治医は家に帰って仕事を片付けるよう、私に助言し> ました。これは医師の世界では「死に支度をしろ」という意味のコー> ド（符牒）です。>> 　それはつまり、子どもたちに今後10年の間に言っておきたいことが> あるのなら思いつく限り全て、なんとか今のうちに伝えておけ、とい> うことです。たった数ヶ月でね。それはつまり自分の家族がなるべく> 楽な気持ちで対処できるよう万事しっかりケリをつけろ、ということ> です。それはつまり、さよならを告げる、ということです。>>> 　私はその診断結果を丸1日抱えて過ごしました。そしてその日の夕方> 遅く、バイオプシー（生検）を受け、喉から内視鏡を突っ込んで中を> 診てもらったんですね。内視鏡は胃を通って腸内に入り、そこから医> 師たちはすい臓に針で穴を開け腫瘍の細胞を幾つか採取しました。私> は鎮静剤を服用していたのでよく分からなかったんですが、その場に> 立ち会った妻から後で聞いた話によると、顕微鏡を覗いた医師が私の> 細胞を見た途端、急に泣き出したんだそうです。何故ならそれは、す> い臓癌としては極めて稀な形状の腫瘍で、手術で直せる、そう分かっ> たからなんです。こうして私は手術を受け、ありがたいことに今も元> 気です。>>> 　これは私がこれまで生きてきた中で最も、死に際に近づいた経験と> いうことになります。この先何十年かは、これ以上近い経験はないも> のと願いたいですけどね。>>> 　以前の私にとって死は、意識すると役に立つことは立つんだけど純> 粋に頭の中の概念に過ぎませんでした。でも、あれを経験した今だか> ら前より多少は確信を持って君たちに言えることなんだが、誰も死に> たい人なんていないんだよね。天国に行きたいと願う人ですら、まさ> かそこに行くために死にたいとは思わない。にも関わらず死は我々み> んなが共有する終着点なんだ。かつてそこから逃れられた人は誰一人> としていない。そしてそれは、そうあるべきことだから、そういうこ> とになっているんですよ。何故と言うなら、死はおそらく生が生んだ> 唯一無比の、最高の発明品だからです。それは生のチェンジエージェ> ント、要するに古きものを一掃して新しきものに道筋を作っていく働> きのあるものなんです。今この瞬間、新しきものと言ったらそれは他> ならぬ君たちのことだ。しかしいつか遠くない将来、その君たちもだ> んだん古きものになっていって一掃される日が来る。とてもドラマチ> ックな言い草で済まんけど、でもそれが紛れもない真実なんです。>> 　君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を> 生きて無駄にする暇なんかない。ドグマという罠に、絡め取られては> いけない。それは他の人たちの考え方が生んだ結果とともに生きてい> くということだからね。その他大勢の意見の雑音に自分の内なる声、> 心、直感を掻き消されないことです。自分の内なる声、心、直感とい> うのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっく> の昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。>> 　　　　　　　　　　　　　　　◆◇◆>> 　PART 7 STAY HUNGRY, STAY FOOLISH>> 　私が若い頃、"The Whole Earth Catalogue（全地球カタログ）"とい> うとんでもない出版物があって、同世代の間ではバイブルの一つにな> っていました。>> 　それはスチュアート・ブランドという男がここからそう遠くないメ> ンローパークで製作したもので、彼の詩的なタッチが誌面を実に生き> 生きしたものに仕上げていました。時代は60年代後半。パソコンやデ> スクトップ印刷がまだ普及する前の話ですから、媒体は全てタイプラ> イターとはさみ、ポラロイドカメラで作っていた。だけど、それはま> るでグーグルが出る35年前の時代に遡って出されたグーグルのペーパ> ーバック版とも言うべきもので、理想に輝き、使えるツールと偉大な> 概念がそれこそページの端から溢れ返っている、そんな印刷物でした。>> 　スチュアートと彼のチームはこの”The Whole Earth Catalogue”の> 発行を何度か重ね、コースを一通り走り切ってしまうと最終号を出し> た。それが70年代半ば。私はちょうど今の君たちと同じ年頃でした。>> 　最終号の背表紙には、まだ朝早い田舎道の写真が1枚ありました。君> が冒険の好きなタイプならヒッチハイクの途上で一度は出会う、そん> な田舎道の写真です。写真の下にはこんな言葉が書かれていました。> 「Stay hungry, stay foolish.（ハングリーであれ。馬鹿であれ）」。> それが断筆する彼らが最後に残した、お別れのメッセージでした。> 「Stay hungry, stay foolish.」　それからというもの私は常に自分> 自身そうありたいと願い続けてきた。そして今、卒業して新たな人生> に踏み出す君たちに、それを願って止みません。>> Stay hungry, stay foolish.>> ご清聴ありがとうございました。>>> The Stanford University Commencement address by> Steve Jobs> CEO, Apple Computer> CEO, Pixar Animation Studiosそれではまた。

  2011.01.19

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• 今さらですが、Steve Jobs In Praise of Dropping Out　（前半）

  ある一人の人物が病気になってしまっただけで、世界有数の時価総額企業の順位が入れ替わってしまうなんて事態が、実際に起こってしまってます。日本の首相どころかどの企業のトップが入れ替わっても、そんな事は起こらないのですがね。で、今さらですが、かんべえさんの別の日記のリンクから、Steve JobsがStanford大学の卒業式で行ったという有名なスピーチを読みました。その内容は、現在就職活動をしている人にも、これから就職活動をする予定のある人にも、新たな価値を創造しようとしている人にも、とても良いメッセージでしたので、かんべえさんの日記の（2005年9月27日）からの転載という形でご紹介させて頂きます。> Apple社CEOスティーブ・ジョブズ氏が> スタンフォード大学の2005年6月12日の卒業式で行った、> 祝賀スピーチを転送します。>> ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■>> ジョブズの卒業祝賀スピーチ> 2005年6月12日、スタンフォード大学> 原文URL：> http://slashdot.org/comments.pl?sid=152625&cid=12810404　>> 　PART 1 BIRTH>> 　ありがとう。世界有数の最高学府を卒業される皆さんと、本日こう> して晴れの門出に同席でき大変光栄です。実を言うと私は大学を出た> ことがないので、これが今までで最も大学卒業に近い経験ということ> になります。>> 　本日は皆さんに私自身の人生から得たストーリーを３つ紹介します。> それだけです。どうってことないですよね、たった３つです。最初の> 話は、点と点を繋ぐというお話です。>> 　私はリード大学を半年で退学しました。が、本当にやめてしまうま> で18ヶ月かそこらはまだ大学に居残って授業を聴講していました。じ> ゃあ、なぜ辞めたんだ？ということになるんですけども、それは私が> 生まれる前の話に遡ります。>> 　私の生みの母親は若い未婚の院生で、私のことは生まれたらすぐ養> 子に出すと決めていました。育ての親は大卒でなくては、そう彼女は> 固く思い定めていたので、ある弁護士の夫婦が出産と同時に私を養子> として引き取ることで手筈はすべて整っていたんですね。ところがい> ざ私がポンと出てしまうと最後のギリギリの土壇場になってやっぱり> 女の子が欲しいということになってしまった。で、養子縁組待ちのリ> ストに名前が載っていた今の両親のところに夜も遅い時間に電話が行> ったんです。「予定外の男の赤ちゃんが生まれてしまったんですけど、> 欲しいですか？」。彼らは「もちろん」と答えました。> 　しかし、これは生みの母親も後で知ったことなんですが、二人のう> ち母親の方は大学なんか一度だって出ていないし父親に至っては高校> もロクに出ていないわけです。そうと知った生みの母親は養子縁組の> 最終書類にサインを拒みました。そうして何ヶ月かが経って今の親が> 将来私を大学に行かせると約束したので、さすがの母親も態度を和ら> げた、といういきさつがありました。>> 　　　　　　　　　　　　　　　◆◇◆>> 　PART 2 COLLEGE DROP-OUT>> 　こうして私の人生はスタートしました。やがて17年後、私は本当に> 大学に入るわけなんだけど、何も考えずにスタンフォード並みに学費> の高いカレッジを選んでしまったもんだから労働者階級の親の稼ぎは> すべて大学の学費に消えていくんですね。そうして6ヶ月も過ぎた頃> には、私はもうそこに何の価値も見出せなくなっていた。自分が人生> で何がやりたいのか私には全く分からなかったし、それを見つける手> 助けをどう大学がしてくれるのかも全く分からない。なのに自分はこ> こにいて、親が生涯かけて貯めた金を残らず使い果たしている。だか> ら退学を決めた。全てのことはうまく行くと信じてね。>> 　そりゃ当時はかなり怖かったですよ。ただ、今こうして振り返って> みると、あれは人生最良の決断だったと思えます。だって退学した瞬> 間から興味のない必修科目はもう採る必要がないから、そういうのは> 止めてしまって、その分もっともっと面白そうなクラスを聴講しにい> けるんですからね。>>> 　夢物語とは無縁の暮らしでした。寮に自分の持ち部屋がないから夜> は友達の部屋の床に寝泊りさせてもらってたし、コーラの瓶を店に返> すと5セント玉がもらえるんだけど、あれを貯めて食費に充てたりね。> 日曜の夜はいつも７マイル(11.2km)歩いて街を抜けると、ハーレクリ> シュナ寺院でやっとまともなメシにありつける、これが無茶苦茶旨く> てね。>> 　しかし、こうして自分の興味と直感の赴くまま当時身につけたこと> の多くは、あとになって値札がつけられないぐらい価値のあるものだ> って分かってきたんだね。>>> 　ひとつ具体的な話をしてみましょう。>> 　　　　　　　　　　　　　　　◆◇◆>> 　PART 3 CONNECTING DOTS>> 　リード大学は、当時としてはおそらく国内最高水準のカリグラフィ> 教育を提供する大学でした。キャンパスのそれこそ至るところ、ポス> ター１枚から戸棚のひとつひとつに貼るラベルの1枚1枚まで美しい手> 書きのカリグラフィ(飾り文字）が施されていました。私は退学した身。> もう普通のクラスには出なくていい。そこでとりあえずカリグラフィ> のクラスを採って、どうやったらそれができるのか勉強してみること> に決めたんです。>> 　セリフをやってサンセリフの書体もやって、あとは活字の組み合わ> せに応じて字間を調整する手法を学んだり、素晴らしいフォントを実> 現するためには何が必要かを学んだり。それは美しく、歴史があり、> 科学では判別できない微妙なアートの要素を持つ世界で、いざ始めて> みると私はすっかり夢中になってしまったんですね。>>> 　こういったことは、どれも生きていく上で何ら実践の役に立ちそう> のないものばかりです。だけど、それから10年経って最初のマッキン> トッシュ・コンピュータを設計する段になって、この時の経験が丸ご> と私の中に蘇ってきたんですね。で、僕たちはその全てをマックの設> 計に組み込んだ。そうして完成したのは、美しいフォント機能を備え> た世界初のコンピュータでした。>> 　もし私が大学であのコースひとつ寄り道していなかったら、マック> には複数書体も字間調整フォントも入っていなかっただろうし、ウィ> ンドウズはマックの単なるパクりに過ぎないので、パソコン全体で見> 回してもそうした機能を備えたパソコンは地上に1台として存在しな> かったことになります。>>> 　もし私がドロップアウト(退学)していなかったら、> 　あのカリグラフィのクラスにはドロップイン(寄り道)していなかっ> た。> 　そして、パソコンには今あるような素晴らしいフォントが搭載され> ていなかった。>>> 　もちろん大学にいた頃の私には、まだそんな先々のことまで読んで> 点と点を繋げてみることなんてできませんでしたよ。だけど10年後振> り返ってみると、これほどまたハッキリクッキリ見えることもないわ> けで、そこなんだよね。もう一度言います。未来に先回りして点と点> を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って> 繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それ> が何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分> の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。点> と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がってい> く、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きて> いくことができる。結果、人と違う道を行くことになってもそれは同> じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。>> 　　　　　　　　　　　　　　　◆◇◆文字制限数に引っかかってしまったので、後半へと続きます。

  2011.01.19

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• 待ってればいつか良くなるという考えを捨てること

  リーマンショックが訪れた時、少なからぬ人々は言いました。2009年の後半には、いや2010年の後半には景気は回復するだろうと。確かに、世界の景気はある程度回復しましたが、日本国内の景気は皆さんご存じの通り。そしたら、こんなニュースまで。・日本「良くなるのに３０年」　連合調査、将来不安根強く30年て、子供が生まれてその子供がまた生まれてて全然おかしくない期間ですよ？そんな長い間、ただ待つのですか？バカですよね。そんなの。先日、秋葉原で見かけたある広告が正鵠を射ていました。好景気を祈るな。新製品を買え。昨日の日記でFacebook創始者の映画とその示唆する所について触れたばかりなのですが、今日の帰りがけに寄った漫画喫茶で、エントリーシート（履歴書）を一心不乱に入力してる方を見かけました。鬼気迫ってました。私はその近くで漫画週刊誌のバックナンバーから通し読みしたりしてたのですがね。一つのメンタリティーとしては、良い意味で、他人がどうだろうと、自分は景気良くあるべきなのです。稼ぎ以上に散財しろというわけでもありませんが、周囲が不幸なのだから自分も不幸であるべきだというのは、周囲も自分も幸せにしない考え方です。周囲が不幸なら、せめて自分が幸せになる事によって、周囲にその幸せのお裾分けをできるようにするのが、資本主義的な考え方です。この考え方のポイントは、他人を不幸にすれば自分が幸せになれるとは言っていない事です。自分が不幸になれば他人を幸せにできるわけでもないというのと表裏一体でもあります。分け与えられるのは、他人を助けられるのは、その余裕を持つ人々だけです。持てる者から搾れ取れるだけ搾り取れという共産主義的な考えは歴史によって破綻が実証されています。Grouponとかもね、おせちなんて一件だけを取り上げて鬼の首でも取ったようによってたかって叩きつけてる場合じゃないのですよ。どんなビジネスシステムでもエラーや誤差は発生します。修正可能なものであれば改善されるだけですし、修正不可能なものであればそのビジネスは終焉を迎えるだけ。どちらかと言えば前者でしょう。端的に言って両者のサンプルケースに圧倒的な開きがあるからです。だから、いろんな企業に対してエントリーシートを作成している皆さん。自分が、どう自分を幸せにできるか考えてみて下さい。自分が、どうその企業を幸せにできるか考えてみて下さい。他の誰でもないあなたを雇う事が、どうしてその企業にとって新たな価値を生み出す事につながるのかをアピールしてみて下さい。もしそれが書けるようなら、半分以上あなたの就活は終わっています。就活するくらいなら自分でその価値を創造した方が、手にする富は比較にならないくらいの大きさになるでしょうけど。もし書けないなら、企業にとってあなたを雇用する理由は特別に存在しない事になります。つまりあなたの就活もそれだけ終わりが見えていないという事でもあります。もう一度言います。あなただけにしか造れない価値を創造して下さい。それが出来たら自分で就活する必要は全く無くなります。あなたという価値を商品に、企業に渡りをつけてくれるエージェントが動いてくれるだけになりますから。それから、一つ付け加えておきます。全世界の他の学生も就職浪人も無職者も、どんな政府も企業も、実は誰もあなたの敵ではありません。あなたが企業が求めている価値を満たせるかどうか。企業が求めている以上の価値を創造してビジネス（雇用契約）を成立できるかどうか。就活とは、つまるところそれだけの事でしかありません。社会なんてスカスカ。企業の人材もスキだらけ。あなたが一番頼りにすべきなのは、あなた自身です。/cheerそれではまた。

  2011.01.18

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• 映画『ソーシャル・ネットワーク』が示唆する答え

  就活に悩んでる場合じゃないのですよ。大学というブランドに望みをかけてる場合でもありません。Facebook創業者のFacebookの立ち上げから現在に至るまでの物語を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』を、高卒くらいから見ておいた方がいいですね。その上で、自分が何の為に大学に行こうとしているのか、見つめなおした方がいいでしょう。もちろん大学生の皆さんにとっても、限界まで就職浪人してる人にとっても、卒業して数年して未だ探してる方にとっても、示唆に溢れています。Facebookに似たサービスは、以前からありました。SNSというくくりで言えば、排他性を確保したクローズドなネットワークはmixiその他ありますが、ではなぜFacebookは成功できたのでしょうか。その理由は各自で考えて頂くとして、この映画が示唆する所は明白です。新たな価値を見出し現実の存在として具現化する事、資本主義で言う新たな(付加)価値の創出こそが、最重要事項であり、最も大きな富を生む源泉になるという事実です。主人公である創業者は２つの訴訟を同時に抱えますが、その訴訟相手の片方はサービスの概要（アイディア）の下敷きを出した人達。片方は共同創業者であり初期出資者でもある親友です。あまり褒められたやり方では立ち上げなかった為に、主人公は訴えられた訳ですが、アイディアを盗まれたと訴えた人達は大学の学長にもかけあいます。大学の倫理規定集にも他人の物を盗むなと書いてあるじゃないかと。ここでの学長の回答がふるっていますね。「新しいアイディアを出して、新しい事業を立ち上げなさい」と。法に訴えたければ訴訟を起こせばいいだけだ。そんな下らない退屈な話を私に持ち込むな、とも。主人公はアイディアの盗用に関して、こう反論します。自分はコードの一行たりとも彼らから盗みはしなかったと。つまり、アイディアを盗まれたと訴えた側の失敗は、アイディアの実現に関してコード（プログラム）を書ける人物に全てを委ねてしまった点です。もしその後の経過の可能性に関して少しでも洞察できていたのなら、彼らにはもっと違う絵が描けていたでしょうし、手にしたお金の桁は違っていたでしょう。初期出資者でありCFOであり親友でもあった人物も、見えていませんでしたね。いろいろな物が。挿話が事実かどうかは知りませんが、創業者の一人なのに自社製品の操作方法などを知らなかったという場面などは、示唆に富んだ場面です。彼がどんな経緯で会社を追いだされる羽目に陥ったのかも。で、この映画を観た人達でも言うかも知れません。それでも全員が起業できる訳じゃないし、起業してうまくいく人なんて僅か数％いるかどうかという程度じゃないかと。で、私も言う訳です。その数％を生み出す事が、その一部になろうとする事が、その挑戦そのものが、これからの日本にとって何よりも大事な事だと。日本の市場なんていろんな場面で縮んでいます。製造業に限った話でなく、音楽配信でもそうだったりします。だから、視点を変えてみて下さい。なぜ就職先を探すのかを。それは就職する為じゃないですよね？就職する事は目的じゃなく、そこで収入を得る為ですよね？収入を得るには、就職している事は必要条件ではありませんよね？絶対的に就職先が足りていない状況で、職安が無駄だとは言いませんが、縮んだパイの中で取り分を獲得する事を目指すのではなく、パイそのものを膨らませる事が最重要課題なのです。そして、似たような境遇にいる人はそこら中にいます。日本国内だけでなく、世界中にも。教育機関も、職安含めたお役所も、協力してあげて下さい。答えはいろいろあると思います。もう、企業の採用早期化云々なんてのは完全自由化でいいでしょう。学生さんは、そんなの無視して下さいね。高校生以下の方々は、大学は基本無視でいいと思います。その先のキャリアパスでその教育内容が必須となるもの以外は完全無視で問題無いでしょう。2年遊んで2年以上地獄を見るというのもワリに合ってないでしょうし。断言しておきますが、誰にでも入れて誰にでも卒業できる大学に、その教育内容を含めて、存在価値はありません。そんな時代はもう到来しかけています。大学側の皆さんは、そんな危機感をもっと学生さん達にも伝えて下さい。資格を満たさない者は進級させず卒業させない事もまた立派な就職支援であり、自らの品質証明になる事を忘れないで下さいね。それではまた。＜参考記事＞・こち駒やだニュース004：採用早期化防止、企業反発

  2011.01.17

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• 就活で苦労されてる皆さんへ

  ちきりんさんが紹介されていましたが、今年もまた香ばしい記事が各紙揃ったみたいで。日経は違う風味だったみたいですが。・就活生の83.4％、勉強より就活を優先結論としては、人と同じ事ができますというだけでは、アピールポイントにならないという時代になってきてるので、どう差別化を図るかが重要ですね。英語とかパソコンとかネットワークへの理解とかは、義務教育と同程度の存在と捉えておいて下さい。つまり身につけてるのが当たり前で、そんなん差別化にはなりませんよって事です。自分達で起業してしまうのも一つの手ではありますが、例えばこんな作品をばご紹介しておきます。・マイク・ザ・ウィザード 字幕版 part.9/10これのシリーズの1番目からご覧頂く方がお勧めなのです。掲載が全部揃っていないものの、いろんな障害や制約があっても、好きならそれを乗り越えていくだけってのが良く伝わって来る作品です。観てて、とても楽しい気持ちにさせられます。本当にやりたい事を楽しんでやっているんだなと伝わってきます。ま、乗り越えていく道も方法も、それぞれあって良いと思います。あと、慰めにもならないかも知れませんが、世の中の社会人、いわゆる働いてる人達の数割以上は、現在就職活動で苦労されてる皆さんより能力が低いと考えちゃっていいです。いわゆる一部上場企業で、役職付きでも、ロクデモナイのなんてごろごろしてます。外資系でもそうなんですけどね。上役の半分くらいは、現場で使えない人が昇進試験だけ受かってなっていくものです。ほんと、社会に出ると驚きますよ。いかに使えない人が多いか。そんな会社に入れないからといって人生あきらめないで下さいね。あと、これから起業しようと考えてる人達は、上場なんて目標にしないで下さい。資本をほぼゼロから始めて軌道に乗るくらいでないと、将来性は無いくらいに考えて下さい。VCも時代遅れになってます。日本で企業したとしても、資本を集めて稼ぐのは世界のどこが相手でもいいのですから。そっち系のサイトで最近見つけたお勧めサイトはこちらですかね。・Market Hackではまた。

  2011.01.11

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• 

  リサイクルしない方がいいものもある。

  特に成人式を迎えた皆様へ。学校では出来るだけリサイクルするよう教わったかも知れませんが、世の中には常に例外がありますので。その分別を身につけるのも大人になるということかと。なんて言ってみたりね。ではまた。

  2011.01.10

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• 「成人の日」が、人と成る日だとしたら

  つまりそれまでは人じゃなかったんだね。とか。人と成らぬ日なんてのもあるのかな。大半の大人がそれに該当しそうだけどね。大人とか、成人の定義をしろって言われたら、法律上うんたらってのもアリなんだけれども、たまには引っ繰り返してみませんか？そう。人でなくなる、という事を。定義は、各々で違ってくると思う。でね、自分がどうなったら人でなくなるのか。それを考えたら、つまり自分がどうあれば、人であるのか。その答えも出ると思う。それが、たぶん、大人なのだと思います。ではまた。

  2011.01.09

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• 何で誰も書かないんだろ？

  車の排気量ってありますよね。軽だと660ccとか、普通車で1000、1200、1600、2000ccまで。大型車って3000以上でしたっけ。でも、電気自動車になったら、重量はともかく、排気量って意味無くなりますよね？関連する税制とかも、全く変わってきますよね。例えば重くても発電効率や一度の充電での走行距離が長ければ、そちらの方が高燃費＝エコという事になりませんかね。これからインドとか中国といった発展途上国は、まだまだガソリンベースの車が主流となるでしょうから、日本みたいな先進国は率先して化石燃料から脱却していくほうが、経済だけでなく財政面からいっても効率が高いと思われるんですが。・新車販売台数　中国が２年連続で世界一・インドのマイカー・ブームは原油高要因・原油輸入代金決済めぐるインドとイランの摩擦強まるんでもう一つおまけを書いておきましょうか。排気量が無意味になると、基本的に重量で税金を取ろうとするでしょうし、排気量で測れなくなった分をどこかで取り返そうとするでしょうし、社会的インフラを揃えるのにまた原資が必要になったりします。エコなんて言葉の大半は全く気にする必要無いと思いますが、ガソリン代が生活を直撃する地方に生活する人々にとっては、前倒しで議論を進めていかないと全く間に合わないと思うんですがね。がんばってください。＞地方行政体や地方議員の方々もう一つついで。電気自動車に関する部品の規格化とか安全基準の標準化、さらには税制の統一化などは、できれば最初からアメリカとかEUとか中国とかインドとかと詰めながら進めていった方がいいかと思います。個別の貿易協定なんかより、ましてやCOPなんたらなんてものより、よほど実効性が高いものが策定できる筈です。がんばってください。＞業界や国交省や財務省や外務省の方々ではまたです。

  2011.01.05

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• お金で売れたもの、お金で取り返せないもの

  こんなニュースを目にしました。・一児のパパとなったクリスティアーノ・ロナウド、息子の母親は20歳のイギリス人学生人によって反応は違うでしょうけれども、私の第一印象としては、クリスティアーノ・ロナウドは誠実で堅実な対応をしたと思います。一夜限りの、お互い合意の関係ですから、彼の後の選手生活などの影響を考えて、影響を最小限度に留める妥当な妥結だったのかなと。でも、お金は返すと言ってるんだから、母親に息子への面会などを許してあげるべきだという意見が出てくる心情も一応は理解できます。でも、そこで私が気になったのは、契約というものの重みです。日本では人情が優先されるべきという空気がある様にも感じますが、この母親が、そこまで後々の事まで考えが至ってなかったとしてです。責められるべきは父親の方でしょうか？責められるべきは母親の方でしょうか？『1000万ポンド（約12億6千万円）の大金を受けとる代わりに、子どもの親権などを放棄し、このことについて家族や友人と話をすることさえしない、と約束。』この契約そのものが非人間的なので無効だという声も上がるでしょう。だけれども、その女性は、その内容を理解した上で、代金を受け取り契約を結んだのです。日本では借りたお金まで返さないで良いという様なクーリングオフみないな制度まで流行りましたが、こういったお話は、金額はずっと小規模ながら今後も出てくるんじゃないかなと思いました。ちょっとだけ余裕が出来た人が、二人は養えないけど一人なら養えるとか、家庭は欲しくないけど子供だけ欲しいとか。核家族は、父親・母親・子供という3人構成を指していましたが、最初から、片親と子供だけという構成が一定の割合を占めるようになってもおかしくないのかなぁと。これは従来のシングルマザーとは意味合いが全く異なります。精子・卵子バンクなどから子供を得るというスタイルが珍しくもなくなっているアメリカなどの例はありますが、どうなんでしょうね。話を戻しますが、お金で売れるからといって売っても、買い戻せないものや払い戻しがきかないものがあるということも、私達は忘れるべきじゃないんじゃないのかなとか思ったりしました。それではまた。

  2011.01.04

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• 世間的にはろくでもない一年？個人的には、どうだろ・・・？

  2011年、あけましておめでとうございます。こんなサイトを見てやって下さる皆様、本年もよろしくお願い致します。さてまぁ、ざっくりと申し上げると、現政権が醸し出す騒動はほぼ全てスルーするしか気力防衛手段は無いのですが、さりとて例のクズ政治家の終わり方に関しては生温く見ていこうかと。終わった政治家にすがる、やはり終わってる政治家達の姿。彼らを擁護する皆様方は、子供達の教育においても、ぜひ、彼らをその模範的な存在として指導してあげて下さい。言った事は守らなくてもいい。法令に触れなければ何をやってもいい。その他諸々・・・。彼らはまぁどうでもいいとして、名古屋の例のうるさい元市長と彼の主張について触れておきます。減税ってさ、アホですか？いや、減税して全ての財源が賄えるならいいですよ？市議会の定数を減らしたり、経費削減して、それが必要額の数分の一以下にしか充当しないのであれば、必要額が毎年社会保障等で膨らんでいくのであれば、それが当然のごとく見えてなければいけないのに、『減税』だけをテーマに掲げるのは何故？それは単なるポーズであり、口約束の空手形であり、彼らが批判してきた古い政治スタイルそのものなのではないのですか？どの道増税しなくてはいけなくなったら、解党ではなく看板の掛け替えで済ませるんでしょうか？名古屋の皆さん、そしてそれ以外の地方自治体にお住まいの皆さんも、類似の詐欺商法にはご用心下さい。それは、一昨年に政権交代を成し遂げた誰かさん達も使った手ですからね。最近の予算編成にしろ、貯金の食いつぶしが尽きたら、もうアウトですから。増税は免れませんから。特別会計の仕分けで、何十兆円出てきたんでしたっけ？？ま、そんな世間の動きとは関係無く、私は昨年から続けている調べ物の報告書みたいのをとりまとめています。おそらくは今年前半に何らかの形で世に出せればと考えています。内容と分量などから、おそらくブログ上での発表では無いでしょうけれども、みなさんのお目にかかれればうれしいかなと。それでは、今年もよろしくお願い致します。

  2011.01.01

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• くだらな過ぎる

  離党勧告ちらつかせられたら、出席ですか。ほんと、クダラナイネ。国民への説明責任云いながら、公開義務の無い政治倫理審査会で誤魔化しですか。あほらしくてもう・・・・。超ゴミクズ政党にさえ連立を断られる境遇に自分達がいる状況を、彼らは理解していません。民主党に在籍している議員全員が。それ以外の政党にいる議員達は、彼らが自滅してくれるというのに、それを妨げるような真似をするほど野暮じゃありません。完全スルーしてようかと思ってたんですが、件のクズ政治家が一分の矜持さえ守れなかったみたいなんで、ああやっぱりなという記録で書いておきます。ほんと、彼らには、世の中で起きている全ての出来事は他人事に過ぎないのでしょう。本当に、下らない。政権交代は"目的"ではないという教訓を、せめてこの国の人々が胸の内に刻み込んで忘れないでいてくれれば、何らかの教示にはなるのだろうか。ではまた。

  2010.12.28

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• 大きなプレゼント

  ある時、ある男の子は、サンタさんにお願いしました。地球をもう一つ下さいと。いろんな争いを無くしたかったから。サンタさんは、その願いを叶えました。太陽系の地球の軌道上の反対側に、もう一つの、綺麗な、まだ誰も住んでいないまっさらな地球が現れました。でも、次の年のクリスマス。その男の子は、サンタさんにお願いしました。去年のお願いを無かった事にして下さいと。サンタさんは、その願いを叶えました。男の子は、もう二度と願い事はしませんでした。おしまい。

  2010.12.24

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• イチロー特番：『結果は後からついてくるものじゃない』

  私にとってのゆく年くる年的な番組になって、もう何年経つのだろう。その一年（シーズン）をイチローが振り返り、語る。基本的にはそれだけの番組。今回の心に残った言葉はこちら。『結果は後からついてくるものじゃない。そういう人も、そういう場合もあるかも知れないけれども、（その時々に）困難を伴いながら出すものであって、そうじゃないと結果は出ない。後から結果はついてくるというのは、結果を（その時々で）出せない事を言い訳しているような消極さがある』もちろん、結果は後からしかついてこないようなものがあるのは、語っている御当人も重々承知の上。記録とかにしたって、積み重ねの上にしか結果は出ないのですから。でも、そういうことじゃなく、記録がどうこうじゃなく、人間として、生き方として、どうなのか？周囲の環境とかいろいろ言い訳に出来る要素は誰にだってある。でも、私が好きな漫画の台詞にこんなのがあります。『ボクは、確かに現実に絶望している。　だけど、自分には絶望していない。　今がつまらないか、楽しいのか、平凡なのか、決めているのは現実じゃない。　決めるのは、ボクだ！』イチローは言ってました。結果を出して、みんなで喜んで、でもそれだけじゃなくて、その先に進みたいよね、と。彼ももう３７歳ですが、今後も活躍を期待しております。あと、NHKに要望というか、たぶん絶対やった方がいいという提言。これ、英訳して、日米（or世界）同時放映した方がいいと思います。シーズン中は一々語りきれない事でも、毎年のこの番組のアーカイブとか見せるだけで、またその年の回想を日米同時に流す事によって、チームメイトや関係者達との距離はぐっと縮まると思います。語れる言葉を今以上に選んでしまうかも知れませんが、でも、目を半分潤ませながら語る彼の姿から、何かは伝わる筈です。ただ記録だけを追い求めているだけの人じゃないという何かが。日米同時に放映するというのが致命的に大事な点ですので、お忘れなく。ではまた。＜おまけ：過去に書いたイチロー関連記事＞・2004.10.02 イチロー

  2010.12.22

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• 大学その他の就職活動中の皆さん、そして大学や高校の就職支援の先生方へ

  結論から言います。日本と同程度以上に、最初から、海外で働く事を視野に入れて、就職活動して下さい。その前提として、現地で必要とされる「英語」以外の言語も身につけておいて下さい。海外からの競争相手はすでにその条件をクリアしていますので、高いハードルでも何でもありません。ただ越えなければ得たいものが得られないだけです。・増える留学生採用　ローソン、ヤマト運輸３割、ユニクロ６割職安もそうなのですが、海外での就職支援をするにはどうしたら良いか、行政に期待せず、真剣に考えて行動し始めて下さい。それがどういう事かというと、英語その他の外国語を大学卒業後に使った事が無い先生達でも、少なくとも英語と中国語と、あとどこかの言語くらいは、使えないとお話にならないとかいう世界になってきます。もっと言えば、教師が直接に担当する必要性が無い事に気が付いて下さい。教師の役割は、生徒に教育を与えることなのですから。成果物である生徒の「デキ」だけが本来問われるべきものです。ウン十社受けて、面接に至れるのが数社とかいう活動をいつまでも続けないで下さい。学生も教師も大学も。その先にあるものを目指しましょう。今日のお題。・１１年の首都圏マンション販売、１６％増の５万戸に　リーマン前には遠く・“使えない上司”を生むイマドキの事情面接官との話のタネにでもどうぞ。日経記事はネタにして何ぼですが、くれぐれも持ち上げないように。ではまた。

  2010.12.20

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• 意思表示の先にあるもの

  現政権の迷走はまだまだ続きそうですが、これら一連の騒動は、民主的な手続きと判断の元に行われた結果に過ぎません。最近、とある大都市の市議会リコールの住民投票が決まりましたが、例えば多数派の議員が再選されてしまえば、再度選挙を行う理由は大して無くなってしまうわけで。日本の政治は、社会は、単に意思表示だけで済む、済ませられる段階を越してしまっているのです。何の為に意思表示をするのか。した後にどうコミットするのか。（関わるのか）望まれる結果とは何なのか。そこに辿りつくにはどうしたらよいのか。例えば、件の大都市、ほんのちょっとの減税をしたところで、それは何を解決するのですか？議員の数を1/10にすれば、多少の経費を浮かせられるでしょうが、それは目的額の何％に相当するのでしょうか？実現できたとして、残りをどう達成するのでしょうか？つまるところ、ゴールが見えていないのです。何の為に、何をするのか。目的と手段が明確化されていないのです。国政の迷走にも同じ事が言えます。国民自身が望む方向と手法を見いだせていないのだから、どんな政権が望まれるのかも、わかるわけがないのです。例えば一票の格差が5倍なのは問題だとしても、それをどう埋めるのか、埋めた後にどうするのか、その副作用としてどんな事が発生しどう対応する必要があるのか。裁判所にその役割はありません。その役割は国会にあり、そこにいる議員が提示しなくてはなりません。議員になれるのは国民ですが、国民に見えてなければ議員にも見えないという、簡単な帰結です。だから、二大政党制というのは、目的でも何でもないのです。両方見えてない政党のどちらを選んでも、それは答えにならないのですから。だから、３つとか４つとか連立するしないとか、本質的な議論では全く無いのです。数兆円単位の規模の話をしなくてはならない状況下で、数億円を削っても、焼け石に水です。地球温暖化絡みのCO2排出云々というのも、その同類というかもっと的外れではあるのですが、似たような話です。就職活動中の皆さん（学生に限らず）とかもそうなのですが、最終的には、自分がどうするか、という問題になります。自分がもしその立場にいたら、どういう解決策を提示し、実現する為にどう動くか。民主主義とは、自分達にその選択権があるが故に、最終的な責任は自分達自身に降りかかるという仕組みに過ぎませんから。とりあえず、例の人は、なるべくたくさんのゴミクズを周囲に引き連れて盛大に自爆して一緒に消え去って欲しいものです。ではまた。

  2010.12.16

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• 学生さんとか大学さんとかへ

  こんなダメダメな報道を繰り返す"ビジネス誌"を、その記事を、クソミソにやっつけられるようになっておいて下さい。・消費を悪と考える「嫌消費」世代が市場で台頭！景気を低迷させかねない“買わない心理”とはサークルで中心的な存在を・・・、云々なんてアピールなんてゴミ。企業にとって何が大事なのか。この記事がどうしてゴミクズなのか。どうして彼ら自身わかっていてそんな報道を繰り返すのか。『マスゴミ』なんて単語は一切使わず、一分か30秒以内くらいに、段階を踏んで、面接官の質問に答えられるようになっておいて下さい。それからもう一つ。・１２０億円６０００人が消える　大学の街・滋賀、逆流出の危機大学の立地場所を、「AよりBの方が知名度が高いから」だけで択ぼうとするのは、なぜ論理的で無いのか、これも端的に指摘できるようになっておいて下さい。例えば若者に知名度が高いから渋谷の真ん中とか、東京ディズニーランドのすぐ傍とか。そんなものより教育機関としてアピールできるものがもっとある筈ですよね？縮みゆく国内市場にのみ目を向けてるからこんな話が出てくるのです。コストを抑えられる場所でしか実現できない環境というものこそが差別化を構築する事につながるのですから。では、学生のみなさんも、大学のみなさんも、がんばってくださいね。がんばらなくてもいいけど、考えるクセはつけておいた方がお得だとは思います。ではまた。

  2010.12.09

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• 就活中の皆さんへ：外国語会話の価値と評価について

  仕事中、ぎこちない日本語の方なのでがんばって聞き取って下さいとか言われて、何事かと思ったら、全然聞き取れて理解できるレベル。こちらの言ってる事もきちんと理解できてるし。その方は、母国語+英語+他の外国語+日本語ができてました。それで、ヒラです。いいですか？ヒラです。重要な仕事を任されてるかも知れませんが、ヒラです。外国語を出来る云々は、仕事や報酬額と直結しません。ビジネスレベルで4ケ国語、会話とメールのやり取りが出来ても、そうなのです。さらに、今夜帰りがけに寄ったスタバで、隣の女性二人組が、英語メインで日本語を時々交えながら話してました。英語がネイティブぽく聞こえてた方は、後の会話から中国人である事が判明しました。日本語も結構自然に話せていたのに。だから、学生さん達へ。今時、英語が出来ますとか、TOEICが何点とか、そんな次元でアピールしようなどと夢想しないで下さい。３つ４つの言葉を操れるのが、何も特別じゃない世界が、現実に来てるのですから。英語と中国語は、絶対でしょう。そこから、余力があれば、自分が現地に派遣されてみたい、ビジネス的にもある程度の展望が持てる国の言葉、差別化につながりそうな国の言葉を覚えるのがよろしいでしょう。でも例えば、アラビア語は覚えたけどアラビア語圏には行きたくないとかいうワガママは通じませんのでご注意を。んで、誤解もしないように。語学力は、ビジネススキルとは、本質的に無関係です。日本語だけしか出来なくても、十分に差別化は可能です。言葉だけなら、通訳とか雇えば十分なのですから。英語だけなら、周囲にある程度できる人は掃いて捨てるほどいるでしょうから。外国語だけで生き残るのなら、通訳などの専門家にならないといけません。その上で、法務とか国際会計とかのプラスアルファが、当然ながら求められます。言葉は道具です。道具に振り回され過ぎないよう、本質を見失わないよう、気をつけて下さい。私は、そのスタバで二組連続で日本人と外人のプチ英会話教室につきあわされた後、帰りの電車の中でも中米系ぽい男性とアジア系女性の英会話、帰ってからもチャロともう一つの英会話と、明日何かあるのかと勘繰りたくなる巡り合わせでした。今やってる調べ物が一段落ついたら、中国語会話でも始めてみようかと思ってますが、理由は、会社での仕事云々ではありません。自分が人生を楽しむ上で、ちょいと身につけておいた方が便利かなぁと思うからです。現地行った時に離せないと、聞き取れないと、いろいろ不便ですからね。言葉ができるできないは、車の運転と似ています。できなくても生きていけますが、できるとできないでは、人生の幅が全く異なります。ではまた。

  2010.12.07

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• ふと疑問に感じたこと。

  私は基本的に会社や仕事の事をここなどで書かないようにしています。どこで働いてるとかどんな業務をしてるとかどんな名前の人がいるかとかは、もちろん書けません。でも、ふと疑問に感じたんです。「会社の上司が無能だ！」とかTwitterでつぶやくと情報漏えいで罪に問われるけど、詳細な精神的被害その他を労働相談事務所とかウィキリークスにもってくと保護されて罪に問われないんだろーか？会社名その他特定される内容を一切書かなかったとしても引っかかるんだろーか。でも実際にこーいう事とかあーいう事とかあってだから云々とか説明を書いていくと、まぁアウトになるんだろうけど、それも『内部告発』という大義名分がついた途端、法的判断がひっくり返るんですかね。その境目というか境界線の引き方が、かなり微妙な気がしました。まぁ、不特定多数の目に触れる場所に云々とかって話を持ち出すなら、ウィキリークスってそうじゃないの？、とかね。なんか不条理なモノを感じました。そんだけ。ではまた。

  2010.11.30

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• 製造業が日本に工場を置く意味は既に消失しているという現実

  民主党の上の方の人達が過去の自分達の言動をアルツハイマーしている日々なわけですが、日本も世界もそんなのと動きを合わせてる余裕は持ち合わせていないわけで。・自動車　７社が国内生産減少ざっと記事中の表を見て頂くとわかる通り、国内生産分でさえ、国内ではけていない状態どころか、半分以下です。エコポイントという重要の先食い措置が終わった後は、もっとひどい状態になるでしょう。現在でさえ海外生産の方が国内生産の2倍以上な会社が多いのですから、今後ますます、本社機能そのものを日本国内に置いておく必要性が薄まります。ドルペッグしているような地域への販売が全体の過半から2/3以上を占めているような状態が続けば、為替の動きだけで数千億どころでなく数兆円単位で収益が変わるリスクに見合うメリットを、日本は国として企業側に提供できるのかと問われれば、できないでしょう。市場としては、既に主要市場としての地位は失われ、今後復活する見込みは皆無です。主要製造業が工場どころか本社機能まで海外に移転してしまう意味合いを社会的に捉えて動いていかないといけないのですが、その危険性を真剣にとらえている人々は多くないようです。観光や医療などで外貨を呼び込むという話もありますが、そもそものコスト競争では新興国に勝てるわけもありません。まずは高速無料化くらい即断で実現しなさいって感じですね。他の交通機関とかがガタガタぬかそうが、競争相手は国内の他業者などではなく、海外の無数のライバルと競争して勝たなければ将来などありません。高速料金だけで数万円とか、旅館とか一人頭で課金とかやってる場合じゃないのです。日銀とかもね、流動性の罠なんてのと格闘するのにREITなんて買い入れてる場合じゃありません。日本の不動産なんて先が見えてるんですよ？どうせドブに捨てるなら、高速無料化の原資としてその負債引き当てて解消しちゃった方が、よほど為替への影響含めて効果は大きかったでしょうに。北朝鮮情勢について書いておくと、あれはいわゆる断末魔です。あちらの内部の人達としては、とっとと終わりにして欲しいのですよ。でも、韓国も中国も、本音としては、北朝鮮に終わりを迎えて欲しくはない。事後処理の大変さの方が、存続させた時のデメリットよりもはるかに大きいと計算しているからです。アメリカおよびその軍の皆さんへ。あと5年以内、できれば2-3年以内に、韓国と日本巻き込む形で、北朝鮮にケリをつけておく事をお勧めします。5-10年以上経つと、中国の国力と軍事力の増加に、アメリカ及び周辺国が付きあいきれなくなるでしょうから。アフガンで一応の区切りをつけたら、ほぼ間を開けずにやってしまうのがよろしいでしょう。戦費は日本や韓国から大半を徴収すればいいかと。とするとオバマでなく、次の共和党大統領の役割になるかも知れません。中国もトップが入れ替わってるかも知れませんが、お互いにうまく調整しといて下さいね。ではまた。

  2010.11.27

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• 投票では資質を測れないという民主主義の限界

  またぞろ首相交代が起きそうな空気が漂ってまいりましたが、先日の代表選からまだ3カ月も経ってないですよね。その間の体たらくにも非常にやるかたない所もありましが、懲りない面々が懲りないゴミクズをまたぞろ担ぎ出そうとしてるのが笑えます。いや笑えないんですけどね。というわけで、私達は考える必要があります。例えば、自分の命がかかってる手術を、医師免許を持たず経験も知識も全く無い人間に任せるでしょうか？私達が民主主義政治の投票という行為で行っているのは、つまるところそういう自殺行為にも等しい"ギャンブル"（賭け）なのです。投票というのは、「誰が一番多く票を得たか」という結果を出す為の行為でしかなく、能力の証左とは本質的に全く無関係なのです。古代ギリシアのとある哲学者が善悪の定義を問われてこう答えました。「善」というのは、例えば船頭が船を難破させず目的地に到達させる事であり、その能力そのものである。「悪」とは、その「善」を損なう事である。そんな善悪に、投票とか多数決は、全く関係ありません。出来るか出来ないか、だけが問題なのです。そんな民主主義の根幹的な欠陥に、日本も、そしてアメリカもEU諸国もブチ当たってるのが現状と言えます。やらせてみないとわからない、測れないという事も確かに存在するでしょう。ある程度見込みのあるヤツに任せてみて、ダメならどんどん交代させていくというのも一つの手ではあります。その間に様々な不利益も生じるでしょうけれども、それが不能な船頭を固定し続ける不利益よりも小さそうであれば、交代劇は止まりません。民主主義とは民自身が主導役となる政治形態であり、自治は自分達自身でそれが出来る事を証明し続けなくてはいけません。政治家に無用な期待を抱くのが有害無実な行為であると国民全員が理解する事が一つの進歩。次に、裁判裁判制度よりももっと普遍的な意味合いで、国民の義務の一環として、自治行為に参加できる制度を整える事が次の進歩になると思われます。例えば、抽せん式で議員を任命する仕組みなどです。選ばれた人々への教育や研修さえしっかりすれば、現在の投票で顕れては消えていく有象無象な議員達よりもよほどしっかりとした仕事は期待できます。当選回数とか党首経験とかが如何にアテにならないものか、私達はここ数年で痛いほど見てきた筈です。ま、次は前原か岡田かどっちかって感じですかね。次の衆院選の時の党首は連坊とかになってそうですけど。ではまた。

  2010.11.23

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• 大卒内定率が五割を切ると世の中どうなるのか？

  現状で、6割を切ったそうです。・大卒内定率、最低の57.6％＝「就職氷河期」下回る－10月1日時点さて、5割を切るとどんな世の中が待っているのでしょうか？半数は大学を出ても就職先を見つけられないのですから、「大学へ行っておけば将来安心」という世の中では全く無くなります。すると、「就職の為の大学進学」が、よほどのエリートでもない限り、ギャンブル的な行為になります。50％とは、そういう事です。大学教育の意味合いも、全く変わってきますから、おそらく半数以上の大学が淘汰されるでしょう。短大などは壊滅するでしょうね。社会として求められるのは、はっきりした方向性です。中高年よりは、若年労働者を雇わない社会に未来が無いのは言うまでもありません。定年後の熟練した高齢者を月10万以下で雇うような行為は、社会的自殺行為です。そうした『労働賃金ダンピング』を許してはいけません。彼らには後進を指導する為の謝礼金を若干交通費食費などと併せて払う必要はあるでしょうけれども、労働の中心に据えてしまってはいけません。若者側も、雇われる事で安心を見出す時代が終わってしまった事を自覚しなければいけません。何故なら、半数は就職できないのですから。正規雇用にありついたからといって、それがずっと安定して確保されるかどうかは全くの未知数に過ぎません。つまり、自分で自分の食いぶちをどう稼ぐのか、確保していくのか、自分自身で見出して獲得していかなければいけません。国や大学や高校の先生や社会を責めても、根本的には救われません。自分を救えるのは自分だけだという認識を徹底しなければなりません。いわゆる高度成長期を過ごして現在の日本を築いたのは俺達だと鼻高々な連中と同じルートを辿る事を早々に断念し、自分達の望む社会像を見出してそれに近づくよう努力する事も必要です。節約などだけでは、望ましい将来なんて訪れませんから。海外市場に打って出るという選択肢は非常に重要というか当然外せません。というより、日本の市場を相手にするのは、副次的なものに過ぎなくなります。海外は海外で、やはり職にあぶれた若者達であふれているのですから。ちなみに、日本の現在の社会でも、数多くの外国人が入り込んでいて、彼らの子供達はバイリンガルとかトライリンガルが当たり前になっています。日本育ちですから、日本語に不自由もしませんから、日本語という牙城は既に崩壊しています。私の住んでる西葛西のあちこちで、中国人親子だと夫婦間は中国語で親子間は日本語、インド人親子だと夫婦間は母国語で親子間は英語なんて風景は日常的に見かけます。学生の皆さん、がんばってくださいね。がんばるのも報われるのも、自分自身ですから。私も私の為に生きてます。シンプルにいくのが、一番自分への負担も少ないですよ。ではでは。

  2010.11.16

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• 公的情報流出（リーク）事件の報道の情報源を公的機関からのリークに求めるおかしさ、

  どもです。最近は長期の調べ物が佳境に入ってるのでそちらにかかりきりです。Twitterでは時々つぶやいてるのですが、ちと記事は御無沙汰してました。掲題の件、誰も指摘してないので書き留めておきます。公的機関からの非正規な情報流出（リーク）事件の捜査状況などを、公的機関からの非正規な情報流出に頼るという状況、NHKその他報道機関のみなさん、どうしてどこも何も疑問に感じないのでしょうか？私はこの件、ある意味全然重要視してません。なぜなら、リークなんてずっとあったからです。これからもあるでしょうが、ずっと見逃してて、しかも同根の事件の報道にさえリークに頼る事に何の疑問も感じない体質が変わらない限り、今後も変わらないでしょう。官僚などの公的機関からの公式発表だけでは、彼らの不正を暴けないとか報道機関その他が主張するのであれば、本来は、内部告発者を保護する法体制の整備こそが求められるべきものであって、国防や国益の為の情報機密との兼ね合いを国会その他の場面で調整すべきなのです。NHKその他の報道機関の皆さん、この件、本当に自分達が何を求めているのか、何をしているのか、その意味合いをとくと考えてから、報道姿勢や内容を見つめ直してみて下さい。ではまた。

  2010.11.11

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• 小沢の強制起訴その他について

  これだけ検察の威信が揺らいでいる時期に強制起訴となった事は、判決がどちらに転ぼうと今後の糧となるでしょう。マスコミへのリーク報道の信憑性その他を含め、何が事実で何が事実で無かったのか。裁判の場で全てが明らかになる保証はありませんが、虚偽の証言は偽証罪に問われる環境で、事実関係が明らかになっていく事を期待します。それとはまったく無関係なのですが、離島経営について。・＜日航＞撤退、苦しむ地方　通院の「足」危うく…北海道奥尻私は先日沖縄方面へ旅行に行ってきたのですが、そちらでも航空便が廃止されたりした場所は少なくなく、フェリーが廃止されたら文字通りの孤島と化す場所が少なくありませんでした。尖閣諸島に自衛隊を置く置かないの問題は別として、国境の端はともかく、その内側の経営ですら非常に困難になっている地域が少なくないのに、そういった視線が欠けているか足りていない事に私は危なっかしさを感じます。沖縄島民などの政治バランスの無さを含めてね。どこを残してどこを残さないのか。人口と資源を集中させていかないといけない筈なのに、そういった視点が政治側にも国民の側にも欠落しており、マスコミも指摘していません。さてどうしましょうかねぇ・・・。

  2010.10.04

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• 中国のピーク（峠）はすでに頭打ち状態かも知れない

  ・中国地方当局、企業に節電を強制　日系も生産に打撃　『日系企業関係者によると、強制的な節電は数千社の日系企業が進出する江蘇省や浙江省で８月ごろから実施。河北省や山西省などにも拡大した。　日系企業約１１０社が進出する江蘇省常州市は、市内の約７千社の企業を対象に「１４日間のうち５日間は操業を停止して節電すること」を義務付ける通達を出し、従わない場合は処罰するとした。企業は生産計画の見直しや顧客への納品遅れの対応に追われた。　常州市当局は電力消費量を前年比で２～３割減らすよう各企業に要求。浙江省寧波市のある中小企業は今年上半期より５０％の削減を迫られ、生産量の激減で資金繰りが悪化、倒産の危機に直面したという。』14日の内5日は創業を停止って、それ実質的には営業日の半分に当たるかも知れず（休日含めると）、そんなの企業として受け入れられる筈もありません。普通ならね。環境問題どうこうじゃなくて、これくらい切羽詰まった状態という事みたいです。中国は販売先としては残すけれども、ビジネスの拠点を置く場所じゃないよね、という流れは、こんな状態があと1-2年以上改善されなければ、どこも受け入れざるを得ない状態になってきます。停電て、現代的生活を根本から停止させる状態です。いくら新製品に囲まれてても使えないのですから。操業停止などは従業員の給与などにも直接的に響いてきます。中国首脳部は誇張ではなく真っ青になってるでしょう。何せすぐに解決できる策などほぼ無いと言って良いのですから。そんな意味でも、日本とか世界に喧嘩売る時期じゃありませんでしたね。御愁傷様でした。＞中国当局の皆様。

  2010.10.01

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• 意志あるところに道は開けるという好例

  ・レアアース不要のモーター＝エコカーのコスト低減―NEDOなど開発ごにょごにょっとした感じで振り上げたコブシをおさめつつある中国ですが、まぁ自業自得というヤツで。検審に審査申し立てとかで楽しい事にはならんだろうけど。あの船長も実際にはもう来ないだろうし。（中国当局が止める）日本にとっての宿題は、まだ全然進んでないんだけれどもね。

  2010.09.29

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• 中国が必要としている外部ブレーキと、日本が必要な国意の統一

  昨日の話の続きです。中国は、謝罪と賠償を請求してきました。まぁ、ここで脊髄反射しそうになります。が、応じなければいいだけ、の話でもあるように見えるんですが。実はそうでもありません。以前から中国とアメリカの間には阿吽の呼吸のやり取りがあるなぁと感じてはいるんですが、今回もそれに近いかなと。日本が同じ土俵に登ってくるのを両国は待ち望んでいるんですが、応えられていません。中国は、外部ブレーキを必要としています。国内世論を上手にソフトランディングさせる為に、日本だけで力が足りないなら、頼るべき、頼れる相手がいるんじゃないの？、と暗にサジェッション（提案）してきているんです。今回私は沖縄方面をぐるりと回ってたりするんですが、当地で感じたのは、米軍に対する根強い意識抵抗です。本土からは想像もつかないくらい。決してプロ市民団体によるアジテーション的なものではありません。宮古島への米軍掃海艇の親善訪問の反対とか。嘉手納の米軍機が那覇空港とか普天間を利用する事に反対したりとか。普天間の県外移設を求める市議会や知事がいたりとか。でもね、現地議会も、今回の中国の領海侵犯に関する日本政府の対応には、全会一致とかで、毅然とした対応を求めてたりするわけですよ。矛盾してません？自分たちだけでどうにかできない相手なら、アメリカだって日本の手を必要としているんだから、素直に協力関係をもっと進めましょうよ。中国が仮に武装漁船を送り込んできたとしても、日本の海上保安艇や自衛艦だけでなく、アメリカの船が近くの海を航行するだけでも、強力なストッパーになります。中国国民も、今、アメリカと戦って勝てると思うほどバカではありません。中国は更なる軍拡への理由付けと、共産党政権のしばらくの安定継続を。アメリカは、現状保有戦力でも、東シナ海の当面の安定を。（それが数年から１０年程度だったとしても）その先にあるのは、おそらく中国主導の中国近海の支配に近いものになるんでしょうけどね。漁業とか天然資源を諦める代わりに、周辺諸国は軍拡競争から降りられるとかいう事態になるんでしょうが、それが実現してくるのは２０年以上先じゃないかなと。（中国が現状での軍拡と装備の近代化を続けられたとして）日本がすべきこと。謝罪と賠償には、間違っても応じてはいけません。レアアース云々は、WTOなり国際世論に訴えれば、中国に勝ち目はありませんから。しばらくの不便は蒙るかも知れませんけどね。その場合、日本は一方的に被害者の立場を主張できます。それから、沖縄県民が、目を覚ますこと。漁業の自由が取り上げられるだけじゃすまない事態を、日本政府だけでは避けられないなら、自分たちにできることは何か。そういった「進歩」こそを、アメリカ政府、そして中国政府も、日本と日本国民にうながしているのではないかと。さて、それでは本日の旅に出かけてきます。

  2010.09.25

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• やっちまった中国。貸しを作った日本。

  旅先なのですが、たまさか予約してたホテルにPC貸し出しサービスがあったのと、中国人船長釈放のニュースをNHKで見たので、ちいと書いておきます。NHKの解説とかだと、日本側が中国側の強硬姿勢に妥協させられた。那覇地検に説明責任を押し付けてしまい、政府としての説明責任を果たしていない。前例を作ってしまったので、中国の強硬派を今後も助長させてしまう。etc。どこかで落とし所を見つけなくてはいけない外交交渉において、深みにはまってしまったのは、中国側です。手を振り上げてしまっただけでなく、レアアースの実質輸出停止処置にまで踏み切ってしまったのですから。（日本の会社員４人拘束とかはオマケ）レアアースの９７％を中国が占めているとなれば、これは太平洋戦争前に日本がアメリカに鉄資源の同じくらいの割合を輸入してたのと同じくらいかそれ以上に、致命的な生命線です。何故なら、他の国も巻き添えを食うわけにいきませんから。だからこそ、中国は、やっちまった、のです。外交戦において負けたのは、中国側です。先に手を出して、振り上げて、振り下ろし所を見つけられないどころか振り回してしまい、自らを打ってしまった感じでしょうか。結果論において考えてみて下さい。形式的にとはいえ、日本側は、当初から言っていた通り、国内法の手続きと解釈できる範囲内の動きで”コトを収めました”。しかし、全世界的に、レアアースを中国に頼っていたら、こんな事が次にも有り得ると予測し、対応を迫られます。というかみんな分かっててレアアースに頼らない技術開発を、当初予定していた所要時間の数倍以上の速度で達成するでしょう。達成できないかも知れませんが、技術的問題であれば、それはほとんどの場合、解決されます。何故なら、そこに需要があるからです。翻って中国側です。今回の挙動を、全世界は見て、記憶してしまいました。レアアースが売れるのは、そこに需要が存在するからです。時期こそ分かりませんが、確実に、売り抜けられる期間は短縮されるか、短縮されると予期されるという共通認識は世界中で共有されたでしょう。石炭ですら純輸入国になった中国です。通貨の価値が切りあがっていくという事は、輸出で得られる外貨の価値は下がっていくという事でもあります。ドルのような信認を元が得る日は、政治的仕組みが変わらない限り、相当年数まだ先の話でしょう。という事は？ボールは中国側に投げ返されました。彼らはまだ態度を保留してます。しかしこれ以上態度を硬化させることは、日本を決定的に追い込むことになり、そこには経済戦争以上の結果しか待っていません。そしてそこに中国の勝利は無く、また得る利益もありません。つまり、結論として、中国は今回の取引に負けたのです。もっと優しい言い方をしたとしても、駆け引きに失敗しました。民主党政権の経験の無さを加味したとしても、たぶん差し引きで中国側の落ち度の方が大きいでしょう。それも差し図ってこその外交戦なのですから。繰り返します。中国は最終的な戦力において、アメリカには勝てません。尖閣諸島は日米安保の適用範囲内である事は繰り返し確認され公表されています。経済的な窮地に世界第２位だった経済大国を追い込んでしまったのは、明らかに中国側の過失だったのです。その物事の運び方から言っても、です。それが国内対応を優先したからといっても、今回以下の強攻策を今後取る事を、自ら難しくしてしまったのですから。今夜０時頃に石垣空港に中国のチャーター機が来て、明日の早朝にも中国側の最初の反応がある筈です。反応を示すのが遅れれば遅れるほど苦しくなるのは中国側です。日本側の筋書きとしては、「国内法に則って処理しました」、でターンエンド。（処分保留のままだけどね）中国側は？「日本に超法規的な措置を取らせた」で終わらせられますかね。それで拘束してた日本人社員達が、もし違法行為をしてなかったら？ま、お手並み拝見です。中国の内情が汲々なのは、例えば水資源一つ取っても明らかなのですし、彼らの経済成長は自分の首を絞めているんだけれども、経済成長を止めることが出来ないというジレンマというか成長自殺スパイラルに落ちていっているような。環境技術でどうにかなるようなレベルには、まだ現在はなってないですからね。さてどうなることやら。追記。中国から漁船がもっと来るとか懸念する声も上がってるみたいですが、これは無いでしょう。そのつもりならもっと早くからそうしてたでしょうし、先日の香港でのそういった船を中国側の当局が阻止もしなかったでしょう。なお、衝突時のビデオ公開に関しては、あまり決定材料にはなりませんでした。あそこが中国側の領土だと主張する限り、妨害しているのは日本側な事に変わりありませんから。

  2010.09.24

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  小沢の敗因とインターネット調査の誤謬性

  支持率の低さ。それが最大の敗因です。票をもたらすのは小沢ではありません。票を投じる人々なのです。どちらに政治家は顔を向けるべきなのかを、これ以上無いくらいに明示した投票結果でした。国会議員　412対400地方議員　60対40民主党員　249対51計　　721対491支持率の低さをもたらしたのは、小沢支持者が言うような、マスコミの情報操作や検察の国策捜査や票を投じた人々が格別に愚かだったからでもありません。今回、どのマスコミも慎重でした。何せ直接には民主党員に世論調査を行う事は不可能だったのですから。民主党員は一般の人々よりも政治に関心が高いとか、小沢支持だとか、マスコミには騙されないとか、投票前にはいろいろ言う方々がいらっしゃった。国会議員票こそイーブンという見地が多かったが、結果は小沢側が負けました。日刊ゲンダイ的見地の完敗です。そして一般の世論調査の結果以上に、民主党員は小沢にＮｏを突きつけました。なにせ全体の17％しか小沢にYesと言わなかったのだから。（もしドント方式でなく比例配分だったとしても、61対39の比率。この差の扱いについては後述）206人対200人の国会議員票の結果と、249対51の民主党員の結果の、どちらを国会議員達が重視するかと言えば、当然後者となります。当たり前ですよね。民主党に最も投じてくれると思われる人々の意思がそこには顕れているのだから。小沢やその支持者がどう騒ごうが、この圧倒的な差の持つ意味は大きいのです。票を自分に投じてくれるのは落ち目の元幹事長ではなく、有権者であり自分の支持者達なのですから。小沢支持率の低さをもたらしたのは、小沢という人間に対する信頼度の低さです。政治家は状況に応じて言説を曲げねばならないとも言われる事はあります。ただし、その節操の無さと妥当性の低さは、単にその人の言動の信頼性を低下させていきます。政権交代すれば財源は出てくる。出てきませんでしたね？最低でも県外。出来ませんでしたよね？日米関係は日中関係より大事。大量の議員を引き連れて訪問したのはどこでしたっけ？（日経のレベルもこの程度）何よりも、彼の言動が過去の彼の言動を裏切っているのです。マスコミの偏向報道云々は全く関係ありません。例えば、彼は在日外国人の参政権に賛成していますが、彼が外国人に敬意を払っているかと言えば、全く払っていません。断言できます。彼は外国人を尊敬などしていません。「アメリカ人は単細胞」こんな台詞を言う人物を、日本の首相にしようとした取り巻き達を、どうしてアメリカ人は敬意と共に受け入れられるでしょうか。「キリスト教は独善で排他的。イスラム教はまだマシ」こんな台詞を言う人物が、どうして外国人を、彼らが何よりも大切にしている対象に敬意を払っていると言えるのでしょうか？こんな人物を推した言論家、特に政治学者の看板を掲げる人々は、等しく筆を折るべきでしょう。繰り返します。アホくさすぎます。小沢という人物も、小沢という人物を推した人々も。インターネット意識調査についても言及しておきます。彼らに突きつけられた課題は、死活問題と言えます。その信頼性は究極まで失墜しました。例えば日刊ゲンダイなどは、街頭演説での小沢コールをもって、実際には小沢支持が広まっていると打ち出したりしていました。でも、結果は違いましたよね？例えば、小沢支持者のサクラが街頭演説に追従して声を上げていたとしたら？確証はありませんが、それくらいしか今回の各種インターネット調査の偏りを説明できるものは無いと私は感じています。同一投稿者の選別と、その連続投稿の排除。その担保をしない限り、再びインターネット世論(意識)調査の看板を掲げるべきでないでしょう。もしそういった技術的措置を講じていてなお今回の結果と大幅な食い違いを見せていたのであれば、そのインターネット調査に投じる人々は、世間一般からはかけ離れた意識を持つ人々の集団であり、世間一般で成される意思決定の結果の予測に使える調査結果ではないと証明した事になります。（ニコ動とか特にそうかも知れませんね）最後に、今後の菅政権ですが、小沢派を懐柔する必要はほとんどありません。すればするほどに支持率は下がるでしょうから。世間一般どころか民主党員の間でもどれくらい小沢が不人気か思い知らされた後ですからね。さし当たっては、普天間移設問題が固定化につながらないよう現地と米国の橋渡しをする作業と、中国への対応だけで精一杯でしょう。小沢は、財務大臣か副大臣辺りがおもしろいかと思いますがね。山岡とか輿石辺りは、当然、要職から追放が妥当です。国家戦略局(室)長という要職とかもお茶目なジョークかも知れませんが、御当人や小沢派が何か勘違いするといけませんので、あまりお勧めできません。幹事長を身内から選考し直すなら、渡辺恒三とかがいいかも知れません。とりあえず、過去の鳩山政権よりはマシになるよう祈って止みません。が、民主党員や民主地方議員の皆さんが、民主国会議員よりマシな判断を下した事に、日刊ゲンダイ的モノノ見地が敗北した事に、安堵した一日ではありました。やれやれ。小沢チルドレンとされてた新人議員のおそらく過半が菅に投票したらしいのですが、その分他の2期以上の議員達が小沢に肩入れしてたとすると、差し引き感情としてどうなんだかという部分もありますが、それは今後考えていく事になるでしょう。菅政権が続かなかったとしても、小沢を表舞台から決定的に遠ざけた一幕の主演であった事が、彼の功績の第一として数えられるかも知れません。次は前原とか岡田辺りかな。両方とも、重責です。おまけ。ドント方式と比例配分方式の差に関して。時事の記事によると、総投票数：228,192票菅：137,998票小沢：90,194票その比率はほぼ6対4であり、ドント方式の選挙結果の8対2以上の差の印象からはかなり外れます。小沢も一定期間民主党代表だったのだし、その後も党の要職にいたのだから、この方式を敗因に求める事は不適当です。また、過半数以上の国会議員が戦うのは、小選挙区制であり、多くの場合、僅差であっても勝者が全てを得る。この厳しさを誰よりも知っているのは、本来は国会議員達です。実際の票差などから、楽観視は出来ないと菅陣営が気を引き締めるのは妥当な行為だろうけれども、この比例配分した場合の票差でもってポストを要求するような行為は妥当では有りません。各小選挙区毎の投票結果はこちら。かんべえさんの解説は2010年9月14日の日記から転載。『○面白いのは、国会議員票ではほぼイーブンなのに、300小選挙区はほぼ5対1になってしまったこと。それぞれの小選挙区を代表する議員としては、「自分の後援者と意見が合わなかった」人が相当数居る、ということです。○たとえば鳩山さんは小沢さんを支持したはずですが、北海道の選挙区で小沢さんが上回ったのは、松木謙公氏の選挙区だけ。原口さんや細野さんといった若手の小沢派議員も、自分の選挙区は菅さんに行っている。普通だったら「真面目にやらんかい」と顰蹙を買いそうなことですが、たぶん当人たちはさほど気にしないことでしょう。あと2年くらいたてば、「トロイカ」は一丁上がりになるだろうから、それまで待ってりゃいいや、てな感じなんじゃないでしょうか。』インターネット意識調査にしても、小沢6割以上、菅4割未満としていた結果はどちらにしても外している事になります。むしろ一般のメディアが伝えていた菅優勢の報道の方がよほど正確だったと言えます。（これはむしろ皮肉？）新聞やテレビという媒体を持つメジャーなメディア主体でインターネット上でも情報公開をしてない所はほぼ無いでしょう。その見地においても、今回のインターネット意識調査の大外しは、他山の石で終わらせてはいけない教訓になる事と思います。おまけのおまけ。予測市場はどうだったのでしょうか？1 100ポイント以上の差で菅直人勝利 2.8 倍 9,598 pt 配当！2 100ポイント未満の差で菅直人勝利 2.1 倍 12,374 pt 3 100ポイント未満の差で小沢一郎勝利 2.6 倍 10,194 pt 4 100ポイント以上の差で小沢一郎勝利 4.3 倍 6,224 pt 5 その他(投票の中止など） 66.4 倍 409 pt 菅勝利予測：21,972（全体の56％）小沢勝利予測：16,418（全体の42％）総数：38,799イイ線行ってると言えますね。十分に。他のインターネット意識調査との差は、たぶん、技術的インフラ整備の差じゃないかと予測します。ではまた。にほんブログ村

  2010.09.14

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  不自然なインターネット意識調査の偏り

  民主党代表選、小沢敗北で決着は着いていると言っていい状況なのですが、一連の報道とかの中で、インターネット意識調査と一般のメディア（マスコミ等）の差が付き過ぎてて腑に落ちませんでした。・ニコ動　管　　21％　小沢　78％・Goo　管　　18％　小沢　58％・h-yamaguchi.net（個人サイト）　管　　27％　小沢　73％（山口さんの参考記事：『民主党代表選に関する世論調査について』）しかしロイターの数字だと、他のメディア各社が伝える接戦にまだ近いし真実味があります。・ロイター　管　　46％　小沢　44％ちょっと設問が違うけれども、これもちぐはぐ。・yahoo：「民主党代表選 小沢氏出馬の判断を支持する？」　Yes　35％　No　 64％・livedoor：「【民主党代表選】小沢氏の出馬を支持する？」　Yes　63.8％　No　 36.2％クッキーを保持しない設定にすれば連続投稿できるような仕様の所もあるみたいですし、インターネット意識調査の技術的基盤整備がまだ遅れている部分があるのでしょう。技術的には同一IPアドレスからの連続投稿を禁止してしまえばいい筈なのですがね。安易な陰謀論に加担はしたくないのですが、個人レベルで結果を変えてしまえる意識調査に意味はありません。価値も無くなりますし、他のインターネット調査の信用性も貶めます。以前、陳情の集約化に民間並みのコンプライアンス導入が必要と書いたのも、こういった辺りに直結してきます。実際の投票に関わる民主党員や地方議員や国会議員が、この時代にインターネット意識調査を完全に無視する（出している主体にもよるでしょうけど）のは考えにくいので、やはり何らかの社会的最低限の技術的制約や保証は必要とされてくるのでしょう。おまけ。・小沢陣営に焦りも＝態度未定の国会議員争奪－民主代表選『「今度の選挙では公認しない」「（菅首相に投票すれば）どうなるか分かっているのか」。小沢陣営は、小沢氏が勝てば選挙での公認権や人事権を握ることを前面に出し、選挙に不安を抱える当選１回の衆参議員を中心に揺さぶりを掛けている。ただ、こうしたどう喝的な手法は陣営内でも「やり方が悪い」（中堅議員）と評判が悪く、中間派が小沢氏から離反すると懸念する声もある。』で、小沢の政治家としての何がどうなんですって？あほくさ。・首相、小沢氏の発言要旨＝公開討論会『小沢氏　円高是正の市場介入は、腹を決めてかからねばならない。それはそれとして、海外での資源確保では、円高こそ最大のメリットになり、国が先導的な役割を演じるべきだ。　首相　（海外が）協調してくれる状況はなかなか難しい。何らかの行動を取ったときに（海外が）ネガティブな対応をしないか、マーケットがどう反応するのか、そこまで考えて検討を進めさせている。』他の部分でもそうですが、小沢、言ってる事が無茶苦茶。円高是正するのしないのどっちなのよ？（まさか２－３兆突っ込んだら全部解決とか言わないで下さいよ！）こんなん聞いてて政策通は小沢支持とかほざかないで下さいね。小沢のちょうちん持ちになってる言論人とか学者とか、だから終わってます。この要旨読んだだけで、菅の方が数倍マシな感覚を身につけてきてる事は十分に伝わってきてます。補助金の一括交付金化で財源捻出が難しい事も、普天間移設の合意を再度ひっくり返せない事も明らかなのに、出来もしない事を繰り返し言ってる小沢に何を期待するんですか？別に政治学者じゃなくても言えます。小沢は政治家として、すでに終わってます。負けた後でまだ悪あがきしようとするでしょうけど、彼と運命を共にしようとする連中が表舞台から去るのは今後の日本にとって良い事でしょう。彼をヨイショしてた連中は、「あそこで小沢を勝たせなかったから日本は・・・」とか言い出すのが目に見えてますけど。やれやれ・・・。にほんブログ村

  2010.09.10

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  敗北宣言をした小沢陣営

  さてと、実際には接戦らしく報道されてるのですが、なぜ敗北宣言なのか。・小沢氏「首相になれば、菅・鳩山氏を閣内起用」なぜこれが敗北宣言になるのでしょうか？これは裏返せば、相手に対等な取引を迫っているのです。が。・首相、代表選後は挙党態勢＝小沢氏「財政出動で景気回復を」―札幌で演説会管は、その取引に応じませんでした。小沢を財務相に任命するというのも一興な気もしないではありませんが（予算委員会に出席する小沢の図も見れますしね）、小沢に妥協する姿を見せるイコール自分の支持層の離反という構図を菅は理解しています。取引を申し出る理由は？保険です。少なくとも、自分が負けた時の為の。そして相手は乗ってきませんでした。どちらが優位に立っているか、双方は理解しているのでしょう。かんべえさんの日記（2010年9月8日分）に現状分析がありましたので転載しておきます。『○まず前提として、「党員サポーター票＝34万人」（300p）と「地方議員票＝2937人」（100p）では、各種報道による通り、菅さんの勝ちが決定的です。党員サポーター票は普通の世論調査と似たような配分になり、しかも全国300小選挙区別の勝者にポイントを割り振りますから、いくら小沢陣営が動員をかけたところで届くとは思えない。また、地方議員は来年春に統一地方選挙が迫っているので、支持率がとっても低そうな「小沢民主党」で戦うのはご遠慮願いたい。ですから、議員票以外では、たぶん菅さんが大差で勝つ。○「議員票＝411人」（822p）の行方については、毎日新聞が右のように報道している。すなわち、「小沢さん186人、菅さん175人、未定50人」。つまり小沢陣営が一歩リード。グループごとの基礎票を積み上げることを考えると、これは菅陣営が想像以上に頑張っていることを意味している。民主党内には、一定数の「浮動票」があるので、これは最終日になるまで分からない（しかし、当日まで決められない議員というのは、そのことを有権者にどう説明するのか。ちょっと疑問である）。』読売新聞の記事の分析でも近い数字が出てますので、推測の土台としてみます。まず「党員サポーター票＝34万人」（300p）　管　　70％　210ポイント　小沢　30％　 90ポイント「地方議員票＝2937人」（100p）　管　　60％　60ポイント　小沢　40％　40ポイントそして国会議員票の、　管　　175人　350ポイント　小沢　186人　372ポイント合計すると　管　　620ポイント (210+60+350)　小沢　502ポイント (90+40+372)ここで、まだ態度を決めていない議員が全て小沢に投票したと仮定してみます。50×2＝100ポイントですが、　管　　620ポイント　小沢　612ポイント現実的には、50人全員が小沢になびくとは考えづらいので、前提の計算に若干の誤差は出るでしょうけれど、それでも状況は読めてしまっているのでしょう。だからこその、小沢陣営の敗戦後のとりなし依頼であり、菅陣営のとりなし拒絶なのです。なぜこうなってしまったのか、原因はいくつかあります。一つには、小沢支持の世論の低さです。読売だと、菅68％、小沢18％とかです。他紙でも似たような感じです。来年の春の選挙を戦う地方議員が不安を感じるのは自然な事です。3年後の衆院選を戦う議員にとっても、他人事ではありません。3年後、小沢は71歳になっています。つまり、若返りを、旧態依然な政治からの脱却を看板に掲げるのであれば、71歳の党首は、重荷にもなるのです。他の余計な重荷が存在するのであれば、より重荷が少ない代表を選びたいと考えるのも自然な事です。管に一つだけ期待できるとしたら、小沢との決別の道をはっきりと選び、その路線に変更は加えていない点です。（ぶれたような発言はあったみたいですけどね）小沢の敗北で、民主党は一つの成長過程を迎えるのでしょう。尖閣諸島を巡る中国への対応は、彼らに一つの決断を迫るでしょう。小沢が万が一勝ったら？民主党はさらに激しく次の選挙で負けるだけです。日本の将来をいろいろと巻き添えにした挙句ね。・首相「法人税見直し」　小沢氏「新幹線や高速道を」 今時、劣化田中角栄はいりませんて。おまけ。永田町異聞さんの記事。相変わらず小沢支持です。が、下の記事を二つ読み比べてみて下さい。（いずれもご本人のもの）・小沢氏の「政治とカネ」問題は存在しない・小沢報道でメディアが果たすべき説明責任ご本人の記事を読み比べるだけでも、不自然な点が、合理的な疑いが残っている事が分かります。定期預金を組んだ云々がどうだったにしろ、小沢側は、金利を負担しているんです。大抵の政治資金パーティー1回で得られる金より多くを支出しているんです。(約5000万)弁護士や会計士などの介添えが得られないような立場の人じゃありません。もし無くても、簡単な小学生レベルの算数で、どちらの選択が最終的な支出が少なくて済むか、わかるレベルのお話です。しかもその説明は、公の場でも、しかも身内に対する説明の場でさえ、虚偽のものでした。しかも嘘は、小沢の習性みたいなものです。かつ悪質なものです。それを、世間は感じとっているが為の、民主党員や地方議員の管支持でしょう。国会の内部で、小沢に議員にしてもらったと恩義を感じているが為の議員達の行動原理と、どちらに分があるかと問われれば、私は迷わずに前者を推します。私は今から、どんな結末が待っているのか、その後にどんな喜劇が繰り広げられるのか、楽しみでなりません。ではまた。にほんブログ村

  2010.09.09

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• もし小沢が代表選に勝っても、彼をぬか喜びさせる最高の策

  半分以上、ネタとして。外国人も投票できてしまう民主党代表選で、もしも小沢が選ばれてしまったとしても、楽しい事が可能です。内閣不信任案を提出するまでもなく。（史上最短で辞任させるというのも楽しいけど）当然ながら、党の代表になったからといって、自動的に首相に就任するわけじゃありません。本会議での投票があって、そこで規定以上の票を獲得しないとね。というわけで。もし民主党代表選で負けても、自民党その他野党が、菅派とかに"選挙協力"すれば、有頂天であろう小沢を地の底に叩きつける事も可能です。だいたいにおいて、あんな連中と組んで次の選挙が戦える？支持率が20％未満のスタートラインの内閣ですよ？（成立したとして）どうせ自民の森とか古賀とかのラインなんだろうけどさ。谷垣とか新しい部分は、小沢と組んだ時点で評価が失墜するだけで、得る物はありません。公明党もさ、小沢なんかと組まない方が党勢が少しは回復すると思いますけどね。みんなの党は、絶対に小沢中心の民主党とは組まないし。（組んだ瞬間に政党価値が完全消滅）小沢と組むとしたら、自民党からほろび出てしまった中途半端な木端政党の連中くらいなもんでしょうけどね。就任1日未満とかで総辞職に追い込まれる小沢の図だったら見てみたいかも。そして賭けに出た衆院選で、小沢派議員の大半が落選して、小沢新党は崩壊。連立構想も組まれる前から瓦解。小沢にすがろうとした無能議員達も道連れにいなくなって、民主党の風通しも少しは良くなるかもね。

  2010.09.07

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• 小沢首相待望論のアホくささ

  現状を打破できるのは小沢だけだ。なんていう幻想がまことしやかに、国会議員やマスコミやその他一部の人々の間でも信奉されているようです。単々と、そのアホくささを書いてみます。１.「ねじれ国会は何とかすべき問題だ」問題でも何でもありません。民意の移ろいを反映しただけの現象であり、今後も発生するでしょう。首相が誰になろうが、政権再編が起ころうが、関係ありません。政治家も国民もマスコミも、衆参で多数派が異なる状態との付き合い方を覚えていけばいいだけの事。ねじれる度首相を代えろとか衆議院解散しろとか党のくっつけ直しを行えというのは乱暴すぎで、健全でもない意見です。変えるべきものがあるとすれば、国会勢力図の数の線引きではなく、首相は参議院を解散できないと規定している憲法の条文の方でしょう。２.「現状を打破できるのは小沢しかいない」小沢本人の政治家としての資質にまだ幻想を抱いてる人が少なからずいるみたいです。小沢自身に確固とした政治理念やポリシーは存在しません。マスコミの偏向報道なんて言葉を持ち出すまでもなく、彼自身の言葉が、その都度の都合により「よれよれになって」いるのは、彼の言動の変遷を辿るだけで容易に判明する事実に過ぎません。秘書が犯罪を犯した場合の議員の身の処し方とかなんて、その好例の一つです。(前首相に辞任を迫りもしませんでしたしね)最近の民主党代表選の討論会においても、彼はその資質を発揮しています。例えば普天間問題で、沖縄（県民）と米国の両方が納得できる知恵があると言い、その一部でも明かしてほしいと言われても、「両方が納得する知恵を出さなければいけないと言っているだけだ」って、そんなの小学生だって言えますよね？自分には出せないけど、誰かに出せって丸投げしてますよね？そんなのが、政治家としての資質の証明なんですか？似たような事を数ヶ月間言い続けて周囲を混乱させ続けた挙げ句に辞任した首相がつい最近いたように記憶しているんですがね。ねじれ国会の打開策を聞かれても打開策を披露する事も無く、「連立の組み替えを想定しているのか」と質問されても、「当選させていただいた場合は、すかっと皆様に申し上げる」って、これ、かなり問題ありません？当選しなかった場合は、言わないし言えませんと言ってるんですよ？当選した場合のアクションについて、当事者達と密室での話し合いはついてるんだけれども、民主党代表選という公の場においても公開する必要は無いと言ってるんですよ？そこに投票権を持つ民主党議員や党員達に対しても明らかにする必要は無いと言ってるんですよ？（小沢派議員にだけは明らかにされてるかも知れませんが）負けた場合のアクションについても考えてあるけど、言うつもりはないよとも言下に言ってますよね。こんなのが、首相としての資質なんですか？政治家としての力量として捉える人もいるかも知れませんが、先に申し上げた通り、彼には政治家として貫いているポリシー（政策and/or信念）なんてありません。彼は、自己都合による、数合わせだけの政治家です。それ以上ではありません。それ以下ではあるでしょうけど。3.「政治とカネ」についてのケリはついているこれも誤解してる人が多すぎます。小沢に期待してる人の大半がおそらく該当するでしょう。意図的に無視するか看過してる人を除いたとしても。「法律上、公開する必要のない事務所費まですべて公開したのはなぜか私１人だ」「検察による１年余の強制捜査に私自身も協力し、実質的な不正や犯罪はなかったとの結論だ」などと先日の討論会でも言ってるわけですが、鵜呑みには出来ません。法律上公開する必要のない情報まで公開していただけるのでしたら、自宅の金庫の中までとか、普通預金の口座の入出金記録まで公開して欲しいものです。もちろん、自宅金庫の中なんて、彼の随意のタイミングで公開されても意味が無いのは言うまでもありませんが。彼が自身のカネの問題について嘘しかついてない事は以前にも書いてますので、ここでは繰り返しません。4.「そうは言っても、小沢は他の政治家よりマシだ！」これはほんとにオマケ。小沢よりマシなのは、小沢以外の、小沢を信奉していない政治家だけです。（とりあえず小沢を主題に考えた場合）小沢の何がいったい他の政治家よりマシなんです？身辺が潔癖というわけでも無く。政策が優秀というわけでも無く。信念を持っているわけでも無く。例えば今日、こんな発言をしてました。いわく、沖縄に海兵隊はいらない。米軍は前線から兵力を引き揚げるべきだ。わお！聞き覚えがありますね。在日米軍不要論ですか。その内、自衛隊も不要と言い始めるでしょう。鳩山派と、旧社会(民)党左派の票が欲しくての言動でしょうけど。ほんと、この男はゲスですね。政治家としても、カスです。日本を自力でどう防衛するかなんて考えてない。米軍がいなくなった後に中国に進駐してもらって、中国の一自治省としてでも組み込んでもらえれば、日本の抱える全ての問題を解消してもらえるとか考えてるんですかね。あほくさ。こんな男も、こんな男を信奉する人達も。以下、蛇足。・円高には最近小沢は何と言ってますか？そして、現在の日銀総裁になるまでの間、民主党はどういう対応を採ってましたっけ？？結論：小沢に経済の事で何か期待するのは完全な勘違いです。こんな時代がやってきてるというのにね。あ、そうか。だから小沢は日本を中国の属国にしてもらえれば、教育も全部中国語になるって踏んでるんだね、きっと！最期にほんとの蛇足。日刊ゲンダイとかで、財務省と政治家との戦いで小沢が最期の砦だみたいな言い方をされてるけど、これ、ものすごくダウトです。国家戦略局、骨抜きにしたの誰でしたっけか？（当時の官邸含め）彼が優先したのは、幹事長室への権力集中でしたよね。あれだけ自身が騒いだ暫定税率廃止も看板の掛け替えで済ませて。で、彼が何者だって言うんですか？あほくさ・・・。

  2010.09.05

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• 読書感想文：漫画『ONE PIECE』を読んで

  夏休みも残り少なくなってきた今日この頃、宿題に追われている小中高生の皆様いかがお過ごしでしょうか？恒例になってるわけでもないけど、今年は漫画『ONE PIECE』を題材にしてみました。まだ終わってない話だけれど、全体像はつかめているかと思います。一応、原稿用紙三枚半ほどのサイズに収めてあります。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝漫画『ONE PIECE』を読んで　　　　　　　　　　　　　名無之直人　現在一番人気のある少年漫画であり、私の大好きな漫画の一つでもある。その理由をいくつか書き留めておこうと思う。　週刊少年ジャンプで連載しているのだが、大人が子供に伝えるべき言葉を物語を通じてきちんと伝えている所が気に入っているのだと思う。　例えば、つい最近まで続いていた戦争のシーンの中では、こんな台詞があった。『正義は勝つって？そりゃあそうだろ。勝者だけが正義だ！』　戦争を知らないガキ共と平和を知らないガキ共との価値観は違うとも前置きされていたが、言うまでもなくこれは少年誌に連載されている少年漫画である。ちなみに友情・努力・勝利というテンプレートもこの漫画には当てはまらない。何巻も費やして辿りついた兄の救出劇は失敗に終わり、兄は主人公の目の前で殺されて終わった。　主人公が人格者かと言えば、道徳の時間で取り上げられるような人物としては描かれてはいないだろう。　例えば航海士のナミを仲間にする一連の話の中で、彼女の過去がその姉から語られようとした時、主人公ルフィは話を聞かずに立ち去る。彼女の過去に興味は無いと言って。　その後の場面でルフィはナミを助けるのだけれど、その理由は単純。彼女が自分の仲間だから助けた。自分が助けたいから助ける。　歴史学者でもあるロビンという人物を助けるストーリーの中でも名場面があった。死を望む彼女にルフィは言う。　とにかく助けるから。死にたければ、助けられてから死ね、と。死ぬとか何て言っても構わないけれど、そういう事はおれ達のそばで言え、と。　命の大切さを滔々と語りかけたり、ヤケになってはいけないなどとは言わない。例え世界中の誰もが、彼や彼女の生存を望んでいなかったとしても、おれはお前の生存を望んでいる。そんな存在の肯定が、この漫画の骨子である。　船大工フランキーの過去の回想シーンの中で、親方のトムが言う。『どんな船でも、作り出す事に善も悪も無ぇもんだ。この先お前がどんな船を造ろうと構わねぇ。だが、生み出した船が誰を傷つけようとも！世界を滅ぼそうとも！生みの親だけはそいつを愛さなくちゃならねぇ。生みだした者がそいつを否定しちゃならねぇ。船を責めるな。造った船に男はドンと胸を張れ！』　親と子の関係に悩む十代にとって、特に自分は望まれずに生まれてきたかも知れないと悩んでいるかも知れない少年少女にとって、又は望んでいなかったかも知れない子供と向き合わなくてはならない若い親にとって、何とストレートなメッセージだろうか。　先の戦争でルフィが助けようとした義兄のエースも、世の混沌を生み出した海賊王の子という十字架を背負い悩んでいた。自分は生まれてきても良かったのだろうかと。そんな彼の最期の台詞は、自分を愛してくれた主人公や仲間達への感謝の言葉だった。　あなたは生きていていいんだよ。　私は、あなたに生きていて欲しいんだよ。　そんなメッセージが語りかけられているからこそ、この物語は人々に広く読まれ愛されているのだと思う。＝＝＝＝＝＝＝＝＝文中には入れなかったけど、こんな台詞もありましたね。『よく聞け、ロビン。今は一人だけどもよ、いつか必ず"仲間"に会えるでよ！海は広いんだで、いつか必ず！お前を守ってくれる"仲間"が顕れる！この世に生れて一人ぼっちなんて事は絶対にないんだで！』（44巻、サウロからロビンへの言葉）感想文の末尾に付け加えるのも有りですが、この言葉を"ウソ"を感じさせずに使うのはむずかしいかなと思い、私は入れませんでした。本当に孤独を感じたまま死んでいく人は、珍しくないと思いますので・・・。この漫画、まだ読んでない方がいれば、漫画喫茶で何回かに分けて読まれるのがいいかと思います。一気読みは、現在までで59巻あるので、たぶんきついかと。ではまた。おまけ・『こころ』（著：夏目漱石）を読んで・『タウンページを読んで』（小市民伯爵さん）この『タウンページを読んで』は超傑作です。そのバリエーションで中国地図帳を読んでとかやろうかとも思ったのですが、二次制作的になってしまうので止めました。

  2010.08.25

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• 猛暑と甲子園

  ほんと不思議なんだけど、何で真夏の一番暑い時間帯選んで試合やらせるのかな？涼しい午前中からと、夕方くらいからとかに分けるだけで体への負担はかなり変わる筈なのに。日程も殺人的。きっと死人が出るまではこんな日程で押し通すんだろうね。わかっててやってたくせに、「まさかこんな事になるとは・・・」とか言うんだろうね。35度付近の気温で活動する事がどんなにつらいか、わからないでもない筈なのにね。

  2010.08.21

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