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映像四郎の百人斬り

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February 22, 2005
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 小林多喜二のドキュメンタリー映画の試写会を、

 友人から、紹介され、行ってきた。

 試写会というものは、初めてだった。

 新橋で、降りて、交番の横の、入り口から、

 山手線高架下の地下に入る。

 「国映」きいたことは、あるが、マイナーな映画会社ではないだろうか。

 「小林多喜二」は、「蟹工船」と「党生活者」を読んで、

 その映像的リアリティに、最近、妙に、心惹かれていたのだ。

 その2作品以外、よく知らないし。

 「社会主義=アカ」=怖ええ、という、印象しかないものの、

 「小林多喜二」の小説世界は、

 全体主義下の、ハードボイルドスパイ小説のようで、

 (「1984」ジョージ・オーウェル)

 今の、私には、どこか、SFに感じてしまうのだ。

 しかし、これが、1920~30年代の、ごく最近のことで、

 しかも、満州事変の同時代、特高の拷問にあって、獄死した、

 というから、ドラマチックだ。

 遺体の写真が、痛ましい。

 両腿もが、拷問による、内出血で、どす黒くなっていて、

 体中、傷だらけだ。

 戦争が、財閥(資本家)の利益のために行われているとのことから、

 「戦争反対」「天皇制反対」で、人間の尊厳などを、

 アングラ社会活動によって、希求しつづけて、

 目をつけられたらしい。

 人々の頭から「天皇制(封建制)」を引っこ抜き、

 少しでも、人々が、人間らしい生活を送れるように、

 政治活動を行っていたようだ。

 「左翼映画」なのかなぁ。

 そういう政治的「きなくさい」感じは、好きじゃないけど、

 「治安維持法」などによって、

 「一億玉砕」的な「大東亜戦争」への

 「カウンターカルチャー」として、

 頑張っていたことが、伝わってきて、

 マルクス主義とか、共産主義とか、社会主義って、

 よくわからなし、また、あまり、わかりたくもなけど、

 戦時下は、人間の生命を大切にしようとしていた、

 孤高の精神を持った人々だったんかなぁ、と感じた。

 とっくに、共産主義なんか、崩壊してるけど、

 その当時は、ファシズムへの、牽制として、

 非常に、有効で、もっかして、

 今の、時代の、自由や、平和について、

 何かの、礎になってくれてんおかなぁ、と思った。

 左翼的な映画だとすると、多喜二=キリスト的な、

 ドラマツルギーを感じて、そのまま受け取っては、

 まずいんだろうな、と感じつつも、

 「やなことは、やだ」といえる、

 勇気に敬意を表したい。

 なんかの、弾みで、徴兵制が敷かれて、

 どっかのVIPクラスのために、

 死んでいくのは、絶対やだし。

 やはり、「9条」を逆手にとっていきたいかも、

 と思った。

 それにしても、「多喜二」の比喩の巧みさは、

 やはり、映画中にも、触れられていて、
 
 「ただ、巧みなだけでなく、労働者の視点を通した、汗臭い比喩」

 と評されていた。

 これは、ほんとにそうで、

 映画中にでてきた「小樽の海」と

 小説内で、想起させられた海が、まったく、同じ色だったことから、

 たんなる絵的な巧さではなく、

 身体性という回路を通した実感に根付いた、

 描写力だと、思った。

 それにつけても、最近、妙に、満州帝国って、なんだべ?

 みたいな、興味をかんじつつある今日このごろ。





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Last updated  February 28, 2005 08:50:21 AM


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