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カテゴリ:東海道53次
草津宿 京方見附(黒門)址から草津川を渡り、大津宿へ向かう。
3/22(日) 11:09 草津川の下流、琵琶湖方向 同上流側 平成14年(2002)の草津川の付け替え工事でここに住んでいた人は他の場所へ移転した 草津川に架かる「矢倉橋」 矢倉橋を渡り京方見附(黒門)址を振り返る 11:11 橋を渡ると街道のすぐ左側に『浄土宗 法照山光傳寺』 浄土宗 法照山光傳寺山門 所在地:滋賀県草津市矢倉1丁目5-43 左側の石柱には「国宝 本尊 阿弥陀如来」とある 山門から本堂 本堂の扁額『法照山』 11:13 旧東海道に戻り進む、二階の一部に「虫籠窓(むしこまど)」が残る民家。 街道の先に「子宝相談」「めまい・耳鳴り・慢性頭痛・肩こり」の幟、ネットで調べると、右側 に愛宕神社があったようだが 11:16 右側に、古川酒造の幟 大きなガラスに「清酒 天井川、宗花」 古川酒造有限会社 屋号札の『酒造業古川宗吉』 所在地:滋賀県草津市矢倉1丁目3-33 無料で酒蔵見学ができたようだが、「天井川」は代表的な銘柄 「今生きる 人と近江の 地酒かな」 11:17 古川酒造の先の左側に『養蓮寺参道』 参道の奥に「養蓮寺山門」 街道右側に地蔵尊、その先に道標 11:19 街道脇の道標の後ろに『瓢泉堂(ひょうせんどう)』 所在地:滋賀県草津市矢倉2丁目2-1 旧東海道 矢倉道標(姥が餅屋旧跡)、姥が餅(うばがもち) 瓢仙堂のところが草津名物の姥が餅屋のあった場所で、今は草津駅入り口近くの国道一号線沿い へ移転している。瓢仙堂の前に享保15年(1730)に建立された矢倉道標が残っている。琵琶湖の 八橋湊への案内で、広重の保永堂版『東海道五十拾三次 草津』はここ瓢仙堂の前を描いている。 瓢泉堂は建物は「泉」だが説明では「仙」となっておりどちらが正か 矢倉立場 東海道五十三次の52番目の宿場・草津宿南に続く矢倉村。立場とは、宿場と宿場の間に茶店など が設けられ、旅人が杖を立てて休んだことからついた名で、矢倉村には草津名物の「うばがもち」 を売る店があった。この地に、そのうばがもちがあり、歌川広重の浮世絵や『東海道名所図会』 『伊勢参宮名所図会』などに、旅人が立ち寄って、うばがもちを賞味する光景が描かれている。 また、ここから対岸の大津へと琵琶湖の湖上を渡る「矢橋の渡し」の渡し場である矢橋湊へ続く 矢橋道が分岐していた。浮世絵などにも描かれた道標が、今も軒先に建っている。旅人は、俗謡 に「瀬田に廻ろか矢橋へ下ろかここが思案の乳母が餅」と詠まれ、旅人の多くは、ここで東海道 を瀬田橋まわりで行くか、矢橋橋を経て、矢橋湊から船で大津へ渡るかを思案した。 そして、この地と矢橋の渡し、瀬田橋は、よく使われる俚言で「急がば廻れ」の語源になったと ころでもある 11:20 矢倉立場から少し進むと右側に『愛宕神社』、ここの手前にも愛宕神社があったが 11:23 交差点手前の街道左側に『矢倉稲荷神社』の鳥居 稲荷神社 所在地:滋賀県草津市矢倉2丁目7 赤い鳥居のトンネル 森の中に鎮座していたお稲荷さん 11:28 交差点角に『草津矢倉郵便局』、旧東海道は交差点を直進 郵便局前の交差点から東方向は、国道1号線 11:30 国道1号線の矢倉南交差点 交差点手前に『草津市立矢倉小学校』 所在地:滋賀県草津市矢倉2丁目5-50 交差点には道標 右方向へ行くとJR南草津駅まで400mの距離 交差点を渡り観光案内板 ようこそ南草津『遺跡と萩の育むまち野路』の玉川へ 現在地は、黄色矢印 ④ 野路の一里塚 ⑤ 本誓山 教善寺 ⑥ 若武者平清宗の胴塚 ⑦ 玉川山 浄泉寺 これから訪れながら京へ 11:34 街道の突き当りに、野路上北池公園があり『野路の一里塚』 野路一里塚跡の石碑 野路一里塚は、この石碑より北西に約三十米の所と道を挟んだ北東約二十米の所の二ヶ所にあっ た。明治14年・・有地に払い下げられ、消滅するにいたった。 ここに野路一里塚の旧地を証するためこの石碑を・・・ 野路の一里塚 関ケ原の合戦で、天下を手中にした徳川家康は、慶長6年に東海道、慶長7年には中山道に対する 伝馬徴発令を発布するなど、いち早く江戸を中心とする交通、運輸網の整備を進めた。 ・・・中略・・・。東海道文間延絵図(文化3年作成)には、ここ野路の北側の北方の街道の両側に も、長い松並木とともに一里塚が描かれているが、その木立は天保14年作成の東海道宿村大概帳 や元禄3年刊行の東海道分間絵図によれば、双方とも松であったことが明らかである 草津宿の田園風景と松並木 11:37 旧東海道は、県道18号線(かがやき通り)を横切る 県道18号線を横切り旧東海道を進む 県道を横切り直ぐ左手にある寺院へ 11:38 浄土宗 本誓山 教善寺 所在地:滋賀県草津市野路6丁目8-8 山門の横に鐘楼がそびえる 山門の左側に「草津歴史街道」 草津では、小柿から大路井に入ると、すぐ砂川(旧草津川)を渡り、11町53間半(約1.3km)の 草津宿を経て、矢倉・野路・南笠を通過し勢田に至った。 草津宿には、本陣・脇本陣などが設けられ、常善寺・立木大明神(立木神社)ほかの多数の社寺 が立ち並び、70軒を越えるの旅籠をはじめ500軒以上の町家があった。また、矢倉には光伝寺 ・姥ヶ餅屋・矢倉道標・野路には一里塚・教善寺・新宮大明神(新宮神社)・野路の玉川跡など の社寺名所が在り、矢倉野路間、野路南笠間の街道沿いには松並木が続いていた 現在地は、右上の追分道標から左下へ進んだ 山門からの本堂 本堂の扁額「本誓山」 本堂前から、鐘楼の前に建つ「聖観音」、正面に山門 せいし丸様も 山門には「浄土宗 本誓山来迎院 教善寺」 近江湖南二十七名刹霊場 びわ湖百八霊場会 第二十一番 石部宿~大津宿-続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.24 03:00:06
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