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カテゴリ:国内旅行
既に16年も経った、2007年 (平成19年) 6月20日(水)に行った四泊五日の退職旅行です。 四日目は午後利尻島へ移動するので、それまで礼文島のトレッキングを行った。 四日目:2007年6月23日(土) 7:00 二泊三日間お世話になりました。出発前に玄関先でご夫妻と記念写真。 この後、ご主人の運転で西側の元地地区へ送っていただいた。 7:15 元地海岸からの ”地蔵岩” (右側) 道道765号線(元地香深線)を走り礼文島の西側へ。 元地海岸に直立する高さ50mほどの奇岩で、岩の名は二つの切り立った岩が手を合わせている ように見えることから由来している。 地蔵岩 所在地:北海道礼文郡礼文町香深村モトチ 近くにあるメノウ海岸は、その名のとおりメノウの原石が拾えることで知られるほか、夕日の 絶景スポットとしても人気があります。 元地海岸から海岸線を南下して桃台猫台展望台へ向かう。 道路沿いの漁師の家ではウニの実を取り出していた。 桃台猫台展望台 所在地:北海道礼文郡礼文町香深村 桃台猫台展望台から来た道の北側を望む。 この時間帯は桃岩展望台コース、礼文林道コースは霧の中であるようだ。 桃台猫台展望台からの桃岩だが頂上は霧の中。 8:40 桃台猫台展望台から坂道を上り、道道765号線の桃岩トンネル前から南方向を見下ろす。 左側前方に駐車場があり右の高台に桃台猫台展望台が見える。 ズームアップ。 右奥に ”猫岩” 、左に ”桃台猫台展望台” 。 桃台猫台展望台からの写真もあったのだが残念ながら紛失したようだ。 9:05 桃岩展望台コース登山口 道道765号線(元地香深線)の坂道を登り登山口に案内板。 訪れた時(2007年)はこの辺りから桃岩トンネルがあったが、平成28年(2016)11月25日に 新桃岩トンネルが開通し、より短時間で結ばれている。 桃岩付近に咲く高山植物。 看板には40種の高山植物の名前が記載されていた。 桃岩一帯は礼文島の代表的なお花畑です。美しい高山植物が短い夏に一斉に咲き乱れ私達の心 に感動を与えてくれます。また学術的にも希少価値の高いもので、昭和34年に北海道文化財の 指定区域になっております。植物等を採集すると罰せられますので、皆さんの温かい心で大切 に保護しましょう。 礼文町 今日は天気が良くなるので桃岩展望台コースを昨日の逆(知床バス停へ)でトレッキングする。 9:25 霧の合間から「猫岩」を見下ろす。 この右側はツバメ山辺り。 9:40 桃岩展望台コースの東方向は丘陵地になっておりエゾカンゾウの群生地が広がっていた。 ズームアップするとこれから開花。天気が良ければ遠く稚内が望めるのであろう。 同場所から北西方向の礼文西漁港(元地地区)を見下ろす。 新しいトンネルの新桃岩トンネルの元地側出口は海岸線へ。 9:50 桃台猫台展望台、赤い屋根の ”桃岩荘ユースホステル” を見下ろす。 桃岩荘ユースホステル 所在地:北海道礼文郡礼文町香深村 最近テレビで放映され、昔ながらのミーティングが売り物である歌と踊りのユースホステルで ある。港でのヘルパーによる旗乱舞のお出迎えと歌と踊りによる盛大なお見送りが有名である。 食事の提供はなく各自持参と。 建物はかつて実際に使用されていた鰊番屋を改造したもので、1870年頃の建築で1967年(昭和 42年)に開設されたと。 10:00 桃岩展望台コースを進むと霧が晴れ、”元地灯台” が眼下に見えた。 元地灯台 (もとちとうだい) ・塗 色 構 造 白地に黒横帯1本塔形 ・光 り 方 単閃白光 毎10秒に1閃光 FI W 10s ・光 り の 強 さ 260,000カンデラ ・光りの届く距離 22海里 (約40.744キロメートル) ・塔 高 さ 灯台頂部 9.3メートル ・灯 高 さ 水面から灯火 211メートル ・初 点 灯 昭和29年6月 礼文島の南西の高台の上にある灯台で、灯台そのものは1954年に周囲の漁場の安全のために建 設されたもので、何の変哲もない小さな灯台。この灯台の特徴は周囲の景色の美しさにある。 特にこの元地灯台の北側の高台の上から元地灯台と利尻山をセットで見る景色は素晴らしい。 南東方向の眼下にはこの後行く知床漁港。 知床漁港をズームアップ。 10:10 元地灯台から西側の崖下を見下ろすと海面は利尻ブルー。 その斜面にはいろんな高山植物が咲き乱れていた。 風が強い中にエゾノシシウドの群生地。 元地灯台から桃岩展望台コースへ引き返し、辺りにお花畑が広がっていた。 チシマイワブキ (上)、チシマフウロソウ (下)。 チシマイワブキ ユキノシタ科チシマイワブキ属の多年草。以前はユキノシタ属とされていたが、分子 系統解析の結果からユキノシタ属の数種とともに、チシマイワブキ属に分割された。 イブキトラノオ (伊吹虎の尾) タデ科 イブキトラノオ属の多年草。北海道から九州の山地帯から高山帯に分布し、 日当たりのよい草地に群生する。花茎は30cmから高いものは100cm以上にまで伸 び、先端に長さ6cm前後の白色か淡紅色の花穂をつける。 特に伊吹山に多く、花穂を虎の尾に見立てたことからこの名がついた。 レブンキンバイソウ (礼文金梅草) 10:40 ベンサシの丘からベンサシ大島を見下ろす。 ベンサシの丘は桃岩展望台コースの西側にあり、辺りの斜面には高山植物が咲き乱れる。 斜面に咲き乱れる高山植物。 ベンサシの丘の北方向に元地灯台。 ベンサシの丘から下り、これも”レブンキンバイソウ”であったか?。 11:05 桃岩展望台コースを下り知床バス停へ向かう。南東方向には霧に隠れた利尻島。 昨日はこの辺りは霧の中であった。 知床バス停でタクシーを呼び香深港フェリーターミナルへ移動。 12:00 香深港フェリーターミナル 出港まで時間があったのでターミナル内で昼食。 フェリーの時刻表 東日本海フェリー ■ 利尻島 ~ 礼文島 香深発 ~ 鷲泊(おしどまり)着 ■ 旅客運賃 (片道) 2等 780円。 13:50 香深港 13時45分発、鷲泊(おしどまり)港 14:25 着の32便フェリーに乗船。 出港して直ぐに鴛泊港からのクイーン宗谷とすれ違った。 鴛泊港までは40分と近い。 ー 続く ー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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