|
カテゴリ:近隣の町の歴史散策
今年1月18日(木) に「松田町寄のロウバイ」を見に行った時、「五大しだれ桜」を知り、 その時、しだれ桜の見頃は4月上旬と聞いていたので数日前に松田町観光案内所へ開花 状況を問い合わせ愛車のノートで出かけた。 寄(やどりき)しだれ桜まつり 開 催 日 :3/24(日)、30(土)、31日(日) 開園時間:午前9時 ~ 午後4時 土佐原のしだれ桜は樹齢250年とも言われ、淡紅の花が天から降り注ぐかのような雄 大さがあります。また、近くを流れる清流・中津川沿いには220本のしだれ桜並木が あり、桜を愛でながらの散策やハイキングも楽しめる。 土佐原のしだれ桜 別名 みやま淡彩桜(たんさいざくら) 寄五大しだれ桜は、 ① 土佐原、② 萱沼、③ 宇津茂、④ 虫沢、⑤ 中山、で主役は ”土佐原のしだれ桜” 。 4月10日(水) 7:35 菜種梅雨で3月末の天候が不順であったので、天気が良かったこの日に出かけた。 今回も圏央道、新東名高速道路を利用することに。 圏央道から新東名高速道路へ進む。 新東名高速道路の先には富士山が見えていた。 厚木南インタ出口まで1km。 厚木南インタ出口。 前方は、長さ3,855mの高取山トンネル。 高取山の手前の山には山桜が咲く。 車内のカーナビ 長さ2,906mの羽根トンネルを出たらそこは秦野市の ”秦野丹沢スマートインタ出口” 。 前方は、長さ666mの小原トンネル。 トンネルを出ると終点の ”新秦野・松田インタ” 。 小原トンネルを出ると、山の上に ”小田原ゴルフ倶楽部 松田コース” がある。 新秦野インタ出口。 この先は3年先の令和9年度 (2027年度) の開通を目指している。 右側のトンネルは既に完成している上り線1,358m、下り線1,351mの萱沼トンネル。 7:55 新秦野料金所 自宅から約40分で到着。 新秦野料金所から国道246号へ向かって更に下る。左車線は伊勢原・秦野方面。 直進すると国道246号を走り東名高速道路の大井松田インタへ5km。 この先の ”寄入口交差点” を右折。 寄入口交差点から県道710号線(神縄神山線)を北上。 松田事業PR館手前の道路脇に車を停。める。 県道の眼下には令和9年度(2027)の開通を目指して工事中の ”高松トンネル、中津川橋” 。 高松トンネル工事は軟弱地盤等で最難関工事と言われ、2020年度、2023年度、そして現在は 2027年度と何度も繰り延べられた。 道路脇のサクラが満開であった。 更に車を進め前回停めた ”松田事業PR館” 傍に車を停める。 工事中の高松トンネル、中津川橋を見下ろす。 高松トンネルが完成すると長さが上り線2,851m、下り線2,864mになる。 高松トンネル坑口の下り側(左)が上り側に比べて大きくなっている。 中津川橋の本来の橋脚の基礎を施工するはずの岩盤が、破砕地盤で複数の非常にもろい地質に よって構成されていたことが判明し、やむなく橋脚の基礎の位置を安定強固な位置へずらした 結果、トンネルの中に橋台を設置する必要が出て、トンネルの開口部を大きくすることになっ たとのこと。 8:10 朝の朝礼も終わり工事開始でトラックが工事現場へ下りる。 新東名高速道路 松田事業PR館【予約制】 所在地:神奈川県足柄上郡松田町寄萱沼入口 高松トンネルと中津川橋の工事について、建設現場を間近に見ながら解説をして頂ける。 松田事業PR館を後にし最初の目的地「萱沼(かやぬま)しだれ桜」へ向かう。 ここ県道710号線(神縄神山線)の萱沼入口を右折。 入口に「小田原ゴルフ倶楽部松田コース 右折1km」の看板。 今はもうない集落の名 ”寄村” は、明治9年(1876)に近隣の七つの村が合併してできた村であ る。その七つの村は萱沼(かやぬま)、弥勒寺、土佐原、宇津茂、大寺、中山、虫沢。昭和30年 (1955)に松田町と合併し、寄村の名前は消えたと。 そのため全ての住所が「松田町寄・・・番地」となっている。「松田町萱沼・・・番地」とし てほしかったのでは。 8:15 萱沼のしだれ桜 所在地:神奈川県足柄上郡松田町寄 911 萱沼地区入口の民家の庭先に立つこの大きなしだれ桜は、周りの景色の中でもひときわ目立ち ゴルフで訪れるゴルファーの目にも。 まだ時間が早く人影がなかった。 駐車場も分からず道路脇の広いスペースに車を停め散策。 満開のしだれ桜をズームアップ。 道路脇に咲いていたヤマブキ。 南側のゴルフ場への道路から望む。 左奥にも見事に刈りこまれたツゲの木であろうかしだれ桜に負けずと聳えていた。 敷地外からズームアップ。 種 類:エドヒガン (シダレザクラ) 樹 齢:不明 満開のしだれ桜を見上げる。 庭に誰もおられなかったので敷地内へ入らせていただいた。西側から撮影。 庭先はピンクの花びらで染まっていた。 東方向にも坂道がありまた違った光景が撮れたのだが。 しだれ桜もピークを過ぎピンクの花びらが庭に散っていた。 満開のしだれ桜を見上げる。風があれば飛び散って花吹雪になったのだろうが。 樹高は20メートル近い高木であったか。 上空を見上げてズームアップ。 枝振りも見事で手入れが大変ではと。 樹齢等の説明板が目に入らず詳細がわからず、人影もなく聞くこともできず。 庭先のミツバツツジも綺麗に咲いていた。 見事な樹形をしている。 道路を挟んだ南側の高台へ。 高台から下り再度道路から望む。 人影がなく約15分程の滞在で、萱沼のしだれ桜を見納める。 8:30 萱沼のしだれ桜を後にし次の目的地「土佐原のしだれ桜」へ向かうことに。 前方の橋は、小田原ゴルフ倶楽部松田コースのコース間の橋。 ー 続く ー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.03 03:00:09
コメント(0) | コメントを書く
[近隣の町の歴史散策] カテゴリの最新記事
|