全て
| カテゴリ未分類
| 社会
| 生活
| 景観
| 旅日記
| 地域
| 時代
| 催事
| 書評
| 季節
| 多様性
| 仕事
| 放送
| 技術
| 自然
| 人物
| 記録
| おススメ
カテゴリ:記録
「山よろけ・気だえ」「採鉱量」「水替=無宿人」 近世,栄光の佐渡金山 その影220319
「この世の地獄」 一に通気・衛生面が劣悪。 「山よろけ=珪肺病」「気絶え=酸素欠乏からくる一酸化炭素による急激死)」。 二に採鉱量増加優先で、一貫した厚生対策を顧みない労務対策。 奉行・山方役(金山担当)は江戸から赴任、短期で引揚げる制度の生み出す結果。 「犠牲者続出」 三に労働が過酷で、悲惨な排水作業=「水替 みずかえ」人足に「無宿人」充当。 開発の初期から、坑内採堀法がとられた佐渡金山で、坑内の地下水を汲み替える排水人足を「水替」と呼称。 当初は町人や農民の専業、副業ですすめられたが、労働力不足や担い手不足で無宿人=江戸・長崎・大坂など天領地から「戸籍からはずされた『帳外』の者」が佐渡金山に送り込まれた。 三は特安永期=1770-78年にいたり幕府の金蔵枯渇が明白となる段階で導入されている。 (山梨県立歴史文学館 「佐渡と甲斐を結ぶもの 佐渡銀山」220319 231116) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年11月19日 10時15分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[記録] カテゴリの最新記事
|