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2023年11月12日
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カテゴリ:記録
「山よろけ・気だえ」「採鉱量」「水替=無宿人」 近世,栄光の佐渡金山 その影220319
 
「この世の地獄」
一に通気・衛生面が劣悪。
 「山よろけ=珪肺病」「気絶え=酸素欠乏からくる一酸化炭素による急激死)」。
二に採鉱量増加優先で、一貫した厚生対策を顧みない労務対策。
 奉行・山方役(金山担当)は江戸から赴任、短期で引揚げる制度の生み出す結果。

「犠牲者続出」
三に労働が過酷で、悲惨な排水作業=「水替 みずかえ」人足に「無宿人」充当。
 開発の初期から、坑内採堀法がとられた佐渡金山で、坑内の地下水を汲み替える排水人足を「水替」と呼称。
 当初は町人や農民の専業、副業ですすめられたが、労働力不足や担い手不足で無宿人=江戸・長崎・大坂など天領地から「戸籍からはずされた『帳外』の者」が佐渡金山に送り込まれた。

 三は特安永期=1770-78年にいたり幕府の金蔵枯渇が明白となる段階で導入されている。
(山梨県立歴史文学館 「佐渡と甲斐を結ぶもの 佐渡銀山」220319 231116)





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最終更新日  2023年11月19日 10時15分06秒
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