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カテゴリ:釣り関連よもやま話
具合わりーとうなっていても空しいので
何冊か面白い本を読んだ。 「海藻を食べる魚たち-生態から利用まで-」 本書は成山堂書店から「磯焼け対策シリーズ」の第一冊として発売された ずいぶんと購入者層が絞られた一冊である(そらそーだが。 各地の水産試験場や海洋工学関係の企業、水産庁がその総力を結集し、アイゴの野郎!てめえこの野郎!絶対に弱点つかんでやるからな!と思ったかどうかはわからないが、ともかく磯やけに魚はどれくらい影響してるんだろうか、その魚はどんなときに活発に活動するのか、そしてこの磯焼けの原因魚をどうやって利用してやろうか、という料理本でもある(えぇー まあアイゴ以外の魚も登場しているが、やはりメインはアイゴである。 そしてまあアイゴは水温上がると活発に動くんだね、だから海水温が最近あがっているからアイゴの大量発生が思わぬところで起きているんでは?といったお話がある。 それはまあどうでもよく(地球のやることですから。人間原因だろうけども)、 注目すべきはアイゴの利用である。 まずアイゴは沖縄の名物料理の食材である。 そしてアイゴを好んで食べる地方があるっちゅーことである。 …が、そこには秘密があるわけではなく、まああの凄まじい磯臭さも慣れでカバーしているということであった。ニャロメ。 というわけで、そのアイゴを少しでも臭みなく食べるために戦う料理人が現れるのである。 その料理人は味噌と橙のエキス、そして開発された専用のハサミをもって毒針と内蔵を始末するという方法をもってアイゴは食材として使えることを証明したのである。 そして私はいまアイゴと再び出会うことを楽しみにしているのである。 ![]() 海藻を食べる魚たち ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.22 21:53:20
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