旅と日々の覚書

これまた子供が小さいときには行けなかったのだが、
最近美術館へ行く時間もできた。
もちろんうちのちびっ子ギャングどもを連れては行けないが、
学校へ行っている間に充分見て回ることができる。
今日は名古屋市美術館へ「北斎展」をみに行った。
今まで浮世絵にはあまり興味がなかった。
私が小学生のころ家に富士山の絵が飾ってあったが、
それが北斎の”凱風快晴”の縮小版だと今日はじめて知った～
それほどの無知である。
ところがみてみると、その繊細さや色使いに思わずみとれた。
会場は混雑していたが、なかにはルーペで熱心に見る人も！
市美術館へ行くといつも帰りは栄に向かって歩く。
今回も歩いて、途中でＵＦＪ銀行の貨幣資料館に立ち寄った。
こちらでは歌川広重のオリジナル版画をみることができた。
彫りや摺りの説明もあって、その細やかな作業が浮世絵の
魅力を生み出すんだな～と見入ってしまった。