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ヒースローに到着して、携帯の電源を入れたら、奴からのメッセージが入っていた。で、やりとりの結果、今日会いに来た。なーんか臭いなぁ、と思っていたら、相談したいことがあって来たのだった。
そんなこととは露知らず、私は時差ぼけ真っ最中なので、奴が来たとたんにぱなっちの世話をまかせ、自室でグースカ寝ていた。だって、ぱなっちは朝から「お絵描きしたーい。」と言っていて、自分でエプロンして絵の具セット出して、「(寝てて)いいよ。」と言ってくれたから。 ぱなっちがVIDEOを見始めたので、降りていって、日本で撮ってきたDVDを奴に見せてあげた。「ぱなっちは、日本でもこーんなに幸せ。愛情一杯の家族ですから、ご心配なさるな。」との嫌味を半分込めて。 ぱなっち、この間にご就寝。見に行ったら、テディを枕にして床に転がっていた。 それから、奴が話を始めた。まー、私に相談されてもねぇ。自分で正しいと思う方向に進めばとしか言えないわよ。 じゃ、ご飯でも食べるぅ? で思い出した。実は、ブライアンの野郎が物置のドアを開かなくしてある。物置にペンキを塗ったのはいいけど、生乾きのまま閉めたのだろう、ドアが固まっている。この物置の中に冷凍庫があるのだ。食材が取り出せない! 「俺がみてみようか?」 「ダメ!ブライアンが悪いんだから、ブライアンが開けるべき!!」 (この時点で私はかなり怒っている) と、止めたのだが、先々を考えたら、やっぱり開けられるのなら開いていた方がいいと、雨の中裏庭へ。 開かない。 「これ、鍵がかかってるんじゃないのかなぁ?」 私が知っている限りの、この家の鍵の数々を渡してみる。 開かない。 「#*$%@&D!」 (益々腹がたってきて、ののしり出す) 雨の中とぼとぼ戻ってきて、"English Breakfast"を作ることにした。ソーセージとマッシュルームと卵とベイクドビーンズと緑野菜。それから揚げパンを奴に作ってもらうことにした。 「はい、フライパンはこれ。」 と出したら、使ったままだった。あのやろー!! 私の中のプチンと切れる音が、奴にも聞こえたに違いない。奴が何も言わずにフライパンを洗い、何事もなかったかのように、料理を始めた。大人よのぅ。 その後もまだ腹の虫が収まらない私は、ブライアンの二重人格騒動を、調理の間中、奴に語って聞かせた。大人げないのぅ。 相談事をしにきて、逆に私の不満話をとくとくと聞かされた奴だった。 かわいそうに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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