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テーマ:私のイギリス生活(443)
カテゴリ:カテゴリ未分類
ぱなっちが産まれた時に、お祝いとして、口座を開いた。
もちろん、ぱなっちがサインなどできるはずないので、私がぱなっちの名前で開設しただけだ。 「この口座は、あなたの口座と連携していますので、あなたが管理できますし、お金の引き出しも自由にいつでも出来ます。」 ということで、取り扱いに簡単だから開いてあげた。あげた、はぱなっちにかかるのでなくて、銀行にかかる。 他にどこにでも開設できるし、他の銀行の方が利率が良かったりしたのだが、私の給料が入金される銀行だから、そこが簡単かなと思って開いたのだ。 入金も私の口座から移されるだけだから、簡単だった。 一度だけ出金したことがあるが、私のサインで引き出せた。 この銀行には通帳というものが存在していなくて、毎月その月の明細が送られてくる。 ぱなっちの場合は年に一度、年間利息合計額証明と供に送られてきていた。 ところが、今年はそれが送られてこなかった。 そこで、前年の明細に書かれていたコールセンターに電話してみた。 「届いていない明細をその口座の登録住所に送って欲しい。」 と、言っているだけなのに、 「あなたの娘の口座だから、本人確認ができない。娘からの依頼以外は受け付けない。」 と、のたまう。 はぁ? 「6歳の子供がどうやって、こんなことを依頼できると言うの?第一、その口座は私が開いたものだ。6歳の娘の本人確認をどうやって取るつもりだ?!」 と問えば、 「支店へ直接出向け。」 と言う。 「支店に行くのがめんどくさいからこうして電話しているんだ!ただ明細を送ってもらうだけの要求になぜわざわざ足を運ばせる?!」 馬鹿と話していても埒があかないので、「あんたの上司を電話に出せ。」と、脅した。 そしたら、支店に回した。 「すぐ送りますよ。」 との返事だった。 数日後送られてきたのは、年間利息支払い証明だけだった。あれほど念を押したのに。 やれやれ。 どいつもこいつも馬鹿ばっかりだ。 今日は、ぱなっちの定期眼科検診。 せっかくだから、私も検診してもらおう。 ついでにしょうがないから銀行にも行こう。 「(去年の明細を見せて)この口座の明細が今年は届いていないから、出してくれ。」 と依頼すると、 「身分証明書を何かお持ちですか?」 と言う。 はい、と免許証を見せると、 「あら?」 と。 画面上のサイン欄が空白だと。 普通はここにサインの画像がはりついているのだろう。 どういうわけで、サイン欄が消えているのか? 受付嬢も解せない様子。 去年コンピューターシステムの変更があったときに、手違いで消えてしまったのではないかと。 「サインを登録してください。」と用紙を出すが、 ちょっと待って下さい、と。 よく調べると、「この口座は凍結されています。」と。 銀行口座はある一定の期間何の動きもないと、凍結される。 そのため、今年は明細が発送されなかったということが判明した。 だが、 「凍結したと何の連絡もなく、すべてのコレスポンデンスを停止するのは間違っているだろう!」 すぐに解凍しろ! が、サインが登録されていないので、あなたではできない。お嬢さんの身分証明書を持って来いと。 今まで、すべて私のサインでこの口座を管理してきたのに、サインが登録されていないから私では何もできないだって?! ふざけるな! パスポートか出生証明書を持って来いだと?! こんなことの為に、そんな重要書類を持ち歩きたくないんだよ!! そっちの手違いなんだから、家まで来い!そうしたら、パスポート見せてやるよ!!! そもそもだよ、凍結したの連絡もなし。解凍するときには以下の書類をお持ち下さいと、凍結した時点で連絡をよこすのが筋ってもんだろう! とにかく、口座を開設したのが私のサイン、口座は私の口座に直結しているのだ。 その私のサインが有効でないというのは絶対に許しがたい。 私はぱなっちのパスポート提出を断固として拒否した。 銀行側は、口座開設書類、2000年8月の書類を探し出すと約束した。 夜、小怒。 「夏休みが始まるねぇ。毎週水曜日にぱなっち預かれないかな?」 と奴の父が。 もう夏休みの予定は学童に提出しちゃってるんですけど。 変更はきくだろうけど、支払いは変わらないと思うよ。 それにね、 今まで、子育て大変だった時期に、物理的にも金銭的にも政治的にもなーんにも助けてくれなくて、今更こんなことしてくれても、私は不快なだけなんだよ。 今までずっと一人きりで育てて来たんだよ。一人じゃないね。私と、私の友達で育てて来たんだ。 遅いよ。遅すぎるよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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