「間違いであってほしいが、クロル38が出ていると言うことは、再臨界を疑うしかない」
福島原発事故の現状について 小出裕章先生(京都大学原子炉実験所)に聞く
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窒素を入れた理由と影響 武田邦彦
4月7日に、東電が福島原発の格納容器に「窒素を入れる」と発表され、事実、窒素を入れ始めたようです。この意味は、
1) 格納容器に水素と酸素があって、爆発する可能性がある、
2) 窒素を入れた分だけ、強い放射線をもつガスが放出される、
ということです。そして私たち「被曝側」としては、
1) 窒素が入れば爆発はしない、
2) まだ不安定なので、貯金通帳など身につけておいた方がよい(福島、茨城北部など)、
ということです。
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原子炉の爆発には、核爆発、水素爆発、水蒸気爆発があります。そして爆発する場所としては、建屋、格納容器、圧力容器の3つがあります。
もっとも危険なのは、「圧力容器内の核爆発」で、これを止めるには「ホウ素の投入」が必要です。ですから、
「ホウ素」という文字が出てきたら、逃げる準備が必要です.http://takedanet.com/2011/04/51_93ed.html