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カテゴリ:地震関連
メールをいただきました。
これ見て、目がテン!になったんだけどどう思う?って。 「全く心配ない。福島原発の敷地内ですら普通の服で大丈夫。自衛隊の方は脅かされているだけ。」と仰っています。(><) これが本当ならいいのですが、私は信じられません。 食べて良い影響のほうがある・・・だって。(><)(><)(><) この事について武田邦彦(中部大学)先生が、自身HPで答えられています。 ご質問と回答のページです。 _____以下引用(強調はパンダナンダによる)________ Q. 福島原発が放出する放射線量について、全く問題なく、更には、この放射線量は低線量率放射線であり、むしろ、身体に良く、病状が快方に向かうという研究者がおられます A. 日本の自然放射線は年間に1.5ミリシーベルトです(報道されている2.4ミリシーベルトは世界平均で日本ではありません)。赤道に住む人達の肌が黒い(紫外線障害防止)ようにわたくしたちは昔から住んでいる環境に最も適した形に変わっています。日本人の場合には、放射線が0よりも1.5ミリシーベルトの方が健康であると考えられています。しかし人工的な放射線がプラスされる場合、通常の人の場合には、5ミリシーベルトから10ミリシーベルトまで大丈夫なのですが、赤ちゃんや免疫が少し弱い人等がおられますので、安全を見て世界的な基準が低くなっています. 1ミリシーベルトというのは、自然放射能の1.5を加えた合計で2.5という意味です。 1.5まではその研究者の言われる通りなのですが、それ以上の放射線は一般的には体が悪いとされています(国際的にも国内勧告でも)。私も事故が起こってから急に「放射線は安全だ」という研究者を信じたいのですが、もし間違っていたら取り返しがつかないので、今までの規制で進むのが良いと思っています。 Q. 今回の福島原発の放射性物質は全然問題なく、福島の野菜や牛乳も大丈夫だし、水も飲んで大丈夫だから、普通の生活をして下さいと言っている動画があります。 A. このブログで再三、書いていますが、わたくしのスタンスは「これまで長い間議論を重ねて決めてきた放射線の安全基準とか法律を、事故が起こったから議論なしに変える」というのは危険であるということです。わたくしにも自分の意見がありますが全く触れていません. つまり現在のような危険なときに、これまでの基準値を決める委員会で通らなかったような学説を唱えるのはあまり良くないと思うからです。この先生の主張が法律とかなりかけ離れているならば、その先生が「基準値を決める委員会に出席されてないか」、それとも「委員会でご意見が通らなかったのか」のどちらかだと思います。いずれにしても、長く使ってきた我々の放射線障害に関する法律の値と異なることを言われる場合には、なぜ法律に自分のご意見が入っていないのかということもお話にならなければいけないと思っています。 _____________________ 私は武田先生のご意見が正しいと思います。あなたもそうではないですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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