060309 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

panfish diary

panfish diary

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2008年07月11日
XML
カテゴリ:釣行記
 

 4時に起床し、窓のブラインドを開ける。天気予報が余り良くないが、何とか雲は雨粒を落とさず堪えている。ただし、気温は低そうだ。

 4時45分、食堂に行き朝食。アメリカ人の釣キチ50人位と我々15人の期待と不安が入り混じり、朝から食堂はテンションが高い。

 毎年この釣宿は拡張され、新しいコンドミニウムが建っていく。それだけここの釣の人気が高いと言う事だ。

 5時45分、6台の大型バンに分乗した釣り人が宿を出発し、シトカ港に向う。何時もながら一番ワクワクする時間帯だ。

 我輩のノーチラスはフィンガー5(5番桟橋)に停めて有るので、ここでチームごとに別れそれぞれの舟に向かう。

  キャプテン ケーシーに「今年も宜しく...」と挨拶すると、Welcome  home!
」と力強く握手で返してくれる。嬉しいね・・・

 このチームは事前にムーチィングもやりたいとケーシーに言って有るので、十分な餌のへリングを積み込んでいてくれた。早速出港し、航程40分のポイントに向う。

CIMG3329.jpg

(Day 1の出港、緊張するね。)

 道中最近の釣果を訊ねてみると、シルバーはやはり殆ど上がっていない。ピンクに至っては3週間もその姿を見ていないとの事で、やはり異常気象が影響しているのか?

 
最初のポイントに到着、早速今回はムーチングを始める。餌のへリングの頭をカット、そこに2本針をセットする。錘は30号程度、ムーチングロッドで60mの底まで送り込み少しずつ巻き上げ魚を誘う。

 キングは比較的底付近でヒットすることが多く、シルバーやピンクは中層より上が多い。

 我輩に底付近で早速ヒットも、引きからこれはサーモンではない。案の定、昨日岸から釣ったクエールバックの大型。これも一人1匹はキープ出来る。

CIMG3323.jpg

(前日岸から釣ったクエールバック、和名が解らない)

続いて今回初参加の本格釣師伊○君が、
水面から30フィートでヒット。何と少ないと言われるグッドサイズのシルバーを、一発で釣り上げる。

 その後、各人がクエールバック、コッドを釣り上げた後、常連達ちゃんがハリバットの30ポンドクラスを掛けるが、これはシトカ湾内ではキープが許されていないので早速リリース。

 その後伊○君が「何か変なのが付いて来てます。」と言って巻き上げていたが、上層で突然走り出す。「何だ?何だ?」と騒いでいたら、真っ黒の背中が見えキングではないか!

 慎重に巻き上げて伊○君、初キングをゲット。これは嬉しいだろうね。初めての人は一匹キングを釣るまで、不安なのが良く解るよ。

 
その後この場所でトローリングに切り替えるが当りが無く、10時に場所替えで大きく移動。我輩も始めての島影に向う。

 ここが最近良いらしく、周りにも10隻以上の舟がトローリングをしている。トローリングは竿が二本なので、4人の釣人は既に籤で順番を決めてあり、達ちゃん、我輩、伊○さん、福ちゃんの順と成った。

 この順番もルールが有り、釣り上げればそれで交代だが、一匹目が規定以下でのリリース、又はバラシはもう一回のトライが許される。2ストライクアウトと言う訳だ。

 流し始めて10分、100フィートにセットされた竿にヒットし、早速達ちゃんがファイト。一瞬キングかと思うような20ポンド近いグッドサイズのシルバーを上げる。

 次は我輩の番でドキドキ待っていると、やはり100フィートにセットした竿にヒット、ファイトを始める。

 キングの特徴らしく下に潜るのでシルバーでは無さそうだが、結構アッサリ上がってくる。25ポンドを超えるとキングは何回も糸を引き出すが、どうもこれは小さい。

 ケーシーもネットをおいて上から魚を見ていたが、引き抜いて測ってみると27インチ、最低サイズの28インチに足りないので即刻リリースし、お父さんを呼んできてとお帰り願う。

 1ストライクだがアウトでは無いので再トライ。5分後
またも100フィートセットの竿にヒットし、何回かギアーを鳴らしながら糸を引き出していく。

 しかし、リールを2回ほど巻いたところでプーンと軽くなり、バラシだ。掛かりが悪いと良くおきるが、我輩はろくなファイトもせずに残念ながら2ストライクでアウトとなり、伊○君に交代となる。

 その5分後、またも100フィートセットにヒット、伊○君竿を握るがこれは型が良さそうだ。あっと言う間にかなりの糸を引き出し、しかも下へ下へと潜る。

 そしてこれもキングの特徴だが、かなりの確率で一瞬バラシたかと思うくらいのスピードで船に向かってくる。この時糸がフケるとバラシになるので、大急ぎでリールでラインを巻き取らいければ成らない。

 それからもかなり下への突っ込み、方向転換を繰り返し相当のサイズと想像できる。キングは船縁まで持ってきても、そこからネットインまでにバラすことが多く、最後まで気を抜けない。

 2度船縁で10メートルほどラインを引き出したが、漸くネットイン。

 これはデカイ。早速計測してみると何と38ポンド、過去5年間で我々の中では42ポンドに次ぐ2番目の記録魚となり、我輩の35ポンドが3番目へと格下げになる。

CIMG3334.jpg

(38ポンドが如何に大きいか・・この日はキング2匹、シルバー3匹、うちシルバー1匹はハリバットを釣ながらムーチングで我輩がゲット)

 しかも後で解体するとこれがホワイトサーモンと解り、これもこの5年間で3匹目の希少魚。いや~、伊○君、人生の中でも一つの晴れ舞台だね。

CIMG3335.jpg

(解体したところ、身が白いのが分かるかな?)

 
この後、トローリングの当りが無くなり、時間も迫る中ハリバット釣に移動する。今度は船を水深100メートルほどの場所にアンカーリングし、ゴツイ針に先程のサーモンのガッツ(内臓)、鰓、頭、骨の付いた身などを付けて底まで落とす。

 大体,ハリバットが直ぐに当たる事は無く、最初はイエローアイやコッドが遊びに来るのが普通だ。その細かい当りが消えると、いよいよハリバットの登場と成る。

 しかし、今日はトローリングで時間を費やし、ハリバット釣りを始めたのが12時過ぎと通常よりかなり遅い。今日はどうもデカイハリバットの集まる暇が無かったらしく、小型3匹で3時となりDay 1が終了した。

 
今年のシトカのレギュレーションでは、キングが1匹/人/日、2匹/年間/人なので、3日間毎日キングは釣れない。シルバーは6匹/人/日で年間の制限は無く昨年と変更は無いが、今年は絶対リミットまで釣れないだろう。

 一日目に我輩のチームはキングが合計2匹だったので、後2日間で6匹のキングまで許される事に成る。

 ハリバットは今年レギュレーション変更が有り、昨年までの2匹/人/日が1匹/人/日と一回変わったらしいが、それでは余りに釣り人にひどいと言う事で、アラスカの知事が前の規定に戻してくれたらしい。

 お陰で何とかリミットは8匹/日/チーム(4人)と成ったが、今日は合計で3匹/日/チームなので大幅リミット未達だ。

 宿に帰って他のチームの成績を聞くと、キングフルマーク(全員分釣り上げ)、ハリバットフルマークが2チームもあった。

 ただし我輩のチームのキング38ポンドを抜く大型は無く、伊○君のお陰でキング部門のデイトップは取れてホッと一息。

 ハリバットは3人のチームが合計15匹を釣って、9匹もリリースしたらしい。ただしトップでも114.8ポンド止まりと例年に比べると超大物が登場していない。

 これなら明日以降でチームのシーズントップのチャンスも有りそうと、明日に期待して眠りについた。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年07月16日 17時51分00秒
コメント(0) | コメントを書く
[釣行記] カテゴリの最新記事


キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

panfish

panfish

お気に入りブログ

開運千社札 Leadcoreさん
釣りおやじどっと混む ターチさん
大型高級魚専用 nogu… nogumaguさん
Nobitの戯言 Nobitさん
ぶつぶつ親父の釣れ… j_sさん
釣り広場 スミ王さん

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X