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去年、とうとう見に行けなかった「沈まぬ太陽」のおかげで私はこの頃山崎豊子さんの作品を順番に読んでいる。
「沈まぬ太陽」は、3から読み始め4,5,と、読み、最後に1,2,と順番がおかしかったけど読み通した。感動した。 「白い巨塔」と「華麗なる一族」を読んだのは大学生のころだから山崎豊子さんの作品に触れるのは久しぶりだったのだが、すっかり夢中になってしまった。そして次に「山崎豊子自作を語る」という3冊組のエッセーを読み急に初期の作品を読みたくなって今読んでいる。 「暖簾」(あの美味しい大阪の昆布やさんが山崎豊子さんのご実家らしい) 「ぼんち」(お払い箱が出てきた) 「女系家族」(だったかな?遺産相続のおどろおどろしい物語、ミステリーのようだ) 「花のれん」(すごいパワーのおばちゃんだった) 「花紋」(読み始めたところ) などなど、、、 おかげで、全然知らなかった船場という世界を見ることが出来た。 「お払い箱」という言葉があるけど、物語では、それはお風呂場にあって、要らなくなった足袋など入れるモノなのです。で、主人が要らない物でも、その中からマシなモノは丁稚さんに払い下げになると言う、、、今でいうとリサイクル? 「沈まぬ太陽」と「白い巨塔」だけでも同じ作者が書いたとは思えないほどすごいけど、これと全然違う船場モノもまた山崎豊子作。その上、私はまだ「不毛地帯」とか「大地の子」といった戦争モノを読んでないわけで、どうして世の中にはこんなすごい人がおられるのだろう?1作書かれるのに10年かかったものもあるそうなので、その時間に感謝しつつゆっくりしかし本当に夢中になって読んでいます。ただ、寝る前の30分だけ読むつもりが、ついつい読みたくなってしまい止められなくて睡眠時間が削られる! 今日は誕生日。エプロンと無塩バター15箱の贈り物をいただいて何より嬉しい。このバターを使って早速チョコバナナマフィンを焼く。 じゃりじゃり★チョコバナナマフィン by kiepon カステラのじゃりじゃりしたザラメが好き。そこでザラメが入ったマフィンはじゃりじゃりして良い感じ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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