ハンニバル・ライジング
昨日は遠くで仕事の日だったので、帰りにまた浅草橋に寄って、ビーズを仕入れようかと思っていましたが、本に夢中になってすっかり乗り過ごしました。まあ、いいか。夢中になって読んでいたのは「ハンニバル・ライジング」。今度映画が公開されるようですね。昨日上巻を読み終えたところです。「羊たちの沈黙」のカニバリズムの殺人鬼にして精神科医のレクター博士の幼少から青年期の物語です。ネタばれになるので、詳しくは書きませんが、最初は痛ましい記述もあり、読むのが辛いかなあ、と思ったのですが、調度品や人物の華麗な描写が多く、残酷な描写もありますが、結構楽しく読めています。絵に関する記述が多いせいか、なぜか美術品が見たくなり、本屋さんでいろいろ画集などを眺めてしまいました。まあ、でも、気持ち悪いもの、残酷なものは読みたくない方には、お勧めしません。そういう意味では、ちょっとこのブログでは異質のものかもしれない。でも、自分的には、上巻を読み終えた時点ではOKです。最後にどんでん返しがあるらしいから、読み終わった時点では、まだわかりませんが。レクターは、凶悪犯なのですが、憎めないのはなぜ?シリーズに「レッド・ドラゴン」「ハンニバル」があります。だんなが買って読んでいたけど、「つんどく」で自分は読んでいない。あれはどこへ行っただろう?今の楽天では、結構売り切れ。みんな思うことは同じだなあ。