カテゴリ:切りぬき
キリスト新聞 2011年5月7日号の記事から転載
--------------------------------------- 教皇、イタリア放送番組で質問に回答 「わたしも自問している」 【CJC=東京】教皇ベネディクトー6世が、イタリア放送協会(RAI)の信者向け番組「ア ・スア・イマジネ」で(中略)千葉県美浜区在住の松木エレナさん(7)が自宅マンションのベランダで撮った日本語のビデオンターによる質問に答えた。(中略)バチカン放送(日本語電子版)によると、エレナさんの質問と、教皇の回答は次のようなもの。 質問=「わたしの名前はエレナです。日本人で7歳です。今、わたしはとっても怖いです。大丈夫だと思っていたわたしのお家がとても揺れたり、わたしと同じ年くらいの子どもがたくさん死んだり、外の公園に遊びにいけないからです。なんで子どももこんなに悲しいことにならなくてはいけないのですか。神さまとお話ができるポープ(教皇様)、教えてください」 教皇の答え(要旨)=「わたしも同じように自問しています。どうしてなのか? 他の人たちが快適に暮らしている一方で、なぜ皆さんがこんなにたくさん苦しまなくてはならないのか? わたしたちはこれに対する答えを持ちません。 でも、イエスが皆さんのように無実でありながらも苦しんだこと、イエスにおいて示された本当の神さまが、皆さんの側におられることを、わたしたちは知っています。たとえわたしたちが答えを持ち合わせていなくても、たとえ悲しみは残っても、このことはわたしにはとても大事なことに思われます。神さまが皆さんのそばにおられるということ、これが皆さんの助けになることは間違いありません。 今、大切なことは、『神さまはわたしを愛しておられる』と知ることです。それはたとえ神さまが自分を知っているように見えなくてもです。いいえ、神さまはわたしを愛してくださり、わたしのそばにおられるのです。そして、世界で多くの人たちが皆さんに心を寄せ、皆さんのことを思い、皆さんを助けるために、何かできる限りのことをしようとしているということを知って、心強く思ってほしいのです。 いつかこの苦しみが無駄ではなく、その後、に良い計画、愛の計画があることを理解できる日が来るでしょう。安心してください。わたしたちは、あなたと、そしてすべての苦しむ日本の子どもたちと共にいます。わたしたちは、祈りと行いを通して皆さんをお助けしたいと思っています」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年11月05日 11時33分49秒
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