カテゴリ:信仰
ボクの友人は癌にかかったが、治療をせず天寿を全うした。
彼はクリスチャンの両親を持ったが、 さまざまな理由でキリスト者となることを拒み続けた。 「キリスト教は大嫌いだ」 口癖のように言った。 しかし年に二度、復活祭とクリスマスには奥さんを連れてはるばるやってきた。 名古屋近郊に住んでいた。 イースター祝会のページェントで、ボクは彼をキリスト役に指名した。 彼はイヤと言わなかった。 癌にかかったことがわかったとき、彼はボクがお勤めしていた教会の近くに越してこようとした。 アパートを契約し、引っ越すばかりになってから ボクの妻が重い糖尿病で治療の身であることが彼に知られた。 彼は引越をやめて、名古屋近郊にとどまる。 それから名古屋近郊の教会に通い始めた。 彼の葬儀は、その教会で執り行われた。 癌にかかって治療をせず。 それは一つの生き方なのだろう。 ボクもそういう一種の「自然的死」を願う者の一人だ。 石ころからでも、アブラハムの子を起こす神。 だから後のことは心配がない。 神に許されるならば 早々に御国に旅立つことも好ましいこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年06月28日 21時51分01秒
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