カテゴリ:人と生活
元プロ野球選手の清原和博さんが、覚醒剤を所有して逮捕されたという。
「清原逮捕」とニュースで聞いて、別の清原と思った。 まさかあの元花形野球選手だとは思えなかった。 報道を聞くにつれ、もう相当の中毒だと思った。 自力での回復はまず不可能だ。 逮捕されて、ほっとしていることだろう。 だれかオレを殺してくれ、そんなふうに心の中で叫んだことも、きっとあったのだろう。 覚醒剤禍から完全に立ち直るために、 死ぬよりつらい日々を通らなければならない。 天才的スポーツマンでも、転落してしまう。 人間の底知れない弱さを改めて感じる。 人の弱さをサポートするために、ボクたちの周りには様々なものが置かれている。 まず夫婦であること。 創世記を読むと、神が作られた「初めの人」が寂しそうにしていたので 神が女を造り、男の側に置かれたことがわかる。 清原さんが離婚したこと、妻子との分離 孤独に耐えられずに、薬物に手を出してしまったと思う。 自分を心配してアドバイスしていた桑田をも遠ざけ、 ますます孤独になっていく。 一人でも生きていける人は、そう多くはないし、それは良いことでもない。 自分が立ち続けるためには、多くの支えを必要としている、 人との交わりや、共に生きること、それこそが宝物だ。 そこがわからないと、いつの間にか曲がった道に迷い込んでしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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