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カテゴリ:弁理士試験
ここ数年、論文合格者は毎年100人ペースで増加しているのに、口述模試の定員は、会場のキャパと試験官役の弁理士の不足から、それほど増加していない。このため、受験生の多い東京の会場で行われる口述模試は、合格発表直後から受付が殺到し、受験機関・会派いずれも夕方までには定員オーバーで受付を締め切ったそうだ。
この感じでは、おそらく口述試験を受ける3分の1近くの受験生が、口述模試を受けないまま本番を迎えることになるのではないだろうか。私自身は、口述模試がそれほど役に立ったとは思わないので、口述模試を受けられないからといって不利になることはないと思う。 しかし、一人で勉強するときにも、頭の中で解答を思い浮かべるのではなく、ちゃんと口に出した方がよい。条文をチェックするときにも音読した方がよい。 私の場合、防護「標章」登録を(頭の中では分かっているのに)防護「商標」登録と言ってしまう傾向があった。これを意識しすぎると「ボーゴ、ヒョーショートーロク」と、まるで昔の大相撲の千秋楽の名物であったパンナム航空極東支配人の故デイビッド・ジョーンズ氏のようになってしまっていた。 横で聞いていた嫁が「変なガイジンさんみたい~」とあまりに笑うので、図に乗って「アンタのトーロクショーヒョーは、えらいチョメーになったさかいに、特別にボーゴヒョーショートーロクを認めて、ショーヒョー権の禁止的コーリョクを拡大してやるわ」などとふざけていた。 笑いながら勉強した数少ない思い出である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.29 10:09:56
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