カテゴリ:山とスキーの道具
テレマークを始めた時から使っているK2のフジャティブが増々気に入って(慣れて)きたので、これを山でも快適に使う為に、G3のタルガをツアーモード付きのタルガアッセントに載せ替えました。
タルガアッセントは白馬のヤマトヤで購入しました。27400円でした。 スイッチバックも考えましたが、既にX2も含めて二台持っているし、他のビンディングも試してみたいので、タルガアッセントにしました。 タルガとタルガアッセントでは、ビンディング固定ビスの数が違い、4つから6つになりますが、前後4つのビス穴の位置は同じなので、真ん中の穴を2つ開ければすぐに付くと思っていました。 しかし付属のビスを見ると、タルガを固定していたビスとピッチが違うようです。 つまり、付属のビスを使うと、タルガを固定していたビス穴を壊してしまうのです。 左から、タルガアッセント付属真ん中用、スイッチバック用、タルガ用、タルガアッセント前後4本用です。 説明書によると、付属のビスは、新しい板に穴を開けて付ける時に使うもので、既にタルガのビスでネジ山を切っている板にはタルガのビスを使うようにと書いてあるようですが、上の写真のようにタルガのビスは長さが5ミリ長いので、ビスカットするか、元の穴を深くしないと滑走面を持ち上げてしまいます。 穴を深くするのが手っ取り早そうですが、ドリルで元のネジ山を崩しそうなので、ビスカットすることにしました。 実家にある両頭グラインダーを使いました。 なお、スイッチバックのビスもタルガのビスとはピッチが違うので、ビンディングの穴の位置は同じでも、タルガが付いていた板にスイッチバックをそのまま載せ替えることは出来ないようです。 もし載せ替える場合、G3タルガのビスと同じピッチでスイッチバック付属のビスと同じ長さのビスを入手する必要がありそうです。 あるいは、タルガアッセントとスイッチバック両方を使いたい場合はインビス化するか、シフトプレートを取り付けるのが良いのかも知れません。 ヒールプレートの位置は、元の穴を使うと説明書の指定位置より少し前側になってしまいます(前オーナーの靴よりでかいため)が、穴を開け変える間隔はないので、そのまま使用しました。 ということで、タルガアッセントの乗り心地を確認するために、Kと一緒に奥利根スノーパークの早朝練習へ行ってきました。 タルガアッセントはタルガに比べて高さがあるので、高下駄を履いたように不安定になるのではないかと少し心配でしたが杞憂でした。 タルガとほとんど同じか、若干滑りやすいように感じました。 ワイヤーのカートリッジは同じだと思いますが、足上げが軽いように感じました。 まだツアーモードを使ったわけではありませんが、交換して良かったと思いました。 今回の練習課題は、前回のレッスンの復習です。 中周りでストックの使い方を練習しました。 具体的には、腕でストックを動かさず手首で返し、僅かに動かすだけにして、時には突く真似だけでターンしてみました。 早朝で雪面が固かったのでスピードがついてスキーがバタバタ暴れましたが、ターン後半で腕と拳でスキーを抑えるイメージを持つことやアンギュレーション姿勢の有効性が確認できました。 また、以前白乗で教わったストックを片手に持ち変えて腰を入れるアンギュレーションの練習も行いました。少しは腰が入るようになったかどうか、次回のレッスンで確認してもらおうと思います。 それから、抜重時に遠くを見て一休みするという、滑りのメリハリについて意識してみました。 早朝ガタガタ斜面でも、常に緊張しっぱなしでは続かないので、ターンの中に一息入れる瞬間を作るのは重要だと感じました。 後半はショートターンの練習も行いました。 林間コースでの最後の2本の一部分はなかなか上手く行きました。 ということで、タルガアッセントの乗り心地に満足しました。 この板にスイッチバックも載せてみたいので、インビス化を検討中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.26 11:18:31
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