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2022.11.23
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カテゴリ:山とスキーの道具
2023年用に購入した3つ目のアイテムは、BCクロカン用のビンディング、NNN-BCマグナムと鱗板です。

ビンディングは富士スポーツで購入し、鱗板は未使用中古品をヤフオクで購入しました。

今回購入したNNN-BCマグナムはインビス化したランドネXやポントゥーンなどで使い、新品の鱗板にはランドネXで使っていたNNN-BCオートを付属のビス(木ねじ)で直付けしました。マグナムはオートより若干幅が広いわけですが、ブーツを支える金具の幅は同じです。購入したのはフィッシャーブランドで売られていたものですが、中身はロッテフェラーと同じで、シールのみがフィッシャーのロゴになっています。




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BC-AUTO Rottefella(BCオート)
価格:11550円(税込、送料別) (2022/11/23時点)




今回ヤフオクで購入した鱗板は、自作の鱗板です。
サイズは、昨シーズンまでBCクロカンで使っていたブルーモリスのランドネXより10センチ長く、スリーサイズは、もうひとつBCクロカン用に使っているマズシャスのエオン(長さ165センチ、センター62)とブルーモリスのランドネX(長さ150センチ、センター75)の中間付近です。
シングルキャンバーで、形状はランドネXとほぼ同じツインチップです。





この板に鱗を加工した白馬のMさんによると、このRACの板(RACとBXBのどちらがメーカー名なのかわかりませんが)は日本製で、ソールの素材はブルーモリスと共通とのことでした。





昨シーズンおもに使用したランドネXは、クリスピーの革靴に合っていて、ランドネXのおかげでグサグサの春の雪でも比較的安定して滑れるようになり、下手な私でもBCクロカンで山に入るのが、より楽しくなりました。

しかし、センター75の板に革靴で乗ると、エッジ感覚が鈍い気がします。
日中の緩んだザラメ雪では快適ですが、早朝や日陰のクラストした硬い雪面でエッジを立てようとすると足首がフニャリと曲がります。
こんな挙動はプラブーツでは感じにくいもので、というより、プラブーツは足首が前後方向にしか曲がらないので、足首の短いエクスカーションでもブーツの中で足首が回外や回内はしません。だから怪我もしにくいのでしょうが、プラブーツには革靴のような歩きやすさはないし、革靴のような軽快感や足裏感覚は得にくいと思います。

革靴で硬い斜面を滑降する時の足首への負担を少しでも軽くするため、ランドネよりウエストが若干細い板を探していたところ、センター70の鱗板がヤフオクに出ていたので、試しに購入してみました。
わずか5ミリの差ですが、乗り心地にどんな違いがあるのか、確認するのが楽しみです。


ここ数年、春先はBCクロカンばかりやっています。
見た目は高齢者のようにゆったりとした動きが似合うBCクロカンですが、そんな見た目とは違い、やっている本人はけっこう忙しく、緩い斜面でも刺激的です。

そのへんにありそうな緩くて短い斜面で滑っても高揚するので、結果的には身近で楽しめるエリアが増えたような気がします。
しかも道具がテレマークと比べてケタ違いに軽く、登りも楽なので、繰り返し登り返しても身体的負担が少なく、近年、夏は引きこもっている私でも、昨シーズン後半は一日稼働が可能でした。

よく言われる「楽」な滑りとか道具というのは、足腰が丈夫で普段も運動をしている健康な人にとって楽というだけで、普段ほとんど運動せず、30分立っているのも辛いという人にも楽というわけではありません。私もその類いで、シーズン初めはスキーを履いてただゲレンデで立っているのも辛く、テレマーク姿勢を取ろうと膝を少し曲げるだけで足腰が痛くなったりするので、滑り以前の問題で楽な道具を求めてしまうのです。そんな私にとってもBCクロカンは身体的負担が軽く、冬に遊ぶにはピッタリな道具だと思います。(今シーズンは、夏にテニスをやったりハイキングに10回ほど行けたので、昨シーズンよりマシかと思いますが)

なぜ、同じ斜面を滑ってもBCクロカンの方が楽しく感じるのかという点に関しては、昔の雑誌やビデオを見て自分で洗脳しているからでもあるのでしょうが、単純に、BCクロカンの柔らかい革靴と軽い道具で滑った方が、雪面からのフィードバックが多いからだろうと思います。革靴とプラブーツの差というのは、見た目以上に、感覚に大きく影響するものだと思います。

前述の通り、プラブーツは固いシェルに囲まれているので、動きを規制されるばかりでなく、革靴に比べて受ける刺激が少なくなります。

また、ゲレンデ環境と道具の進歩によって、スキー自体は五体満足であれば、ゲレンデでは誰でもすぐに滑れるようになるわけですが、それに比べると、山で革靴で滑るBCクロカンは、一筋縄ではいかないところもまた魅力です。


そして、何よりも手軽なところが良いです。
BCクロカンのブーツは軽登山靴や安全靴のようなものなので、家の玄関からブーツを履いて行くこともできるし、スーパーカブでのアプローチにも向いています。(GORE-TEXがラミネートされているクリスピーのBCクロカンブーツは、温かい春先でも蒸れはほとんどなく、安全靴より快適だと思います)

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クリスピー(CRISPI)STETIND GTX BC
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ビンディング自体も軽量で(片方約250グラム)、出っ張りが少なく、板の持ち運びも楽です。
また、テレマークと比べて、ビンディングへの脱着も楽です。
ステップインが増えてきたNTNビンディングと比べても手間がかかりません。
テレマークビンディングの脱着にどれだけの力が要るかと言えば、大した労力ではないのですが、そのひと手間が面倒に思えることも、時にあります。(特に思い通りに滑れなかった時など)
同じく軽快さを楽しむ細板革靴でも、75ミリの3ピンだと、慣れるまで脱着が面倒な気がします。

そんな手軽なところに惹かれて、一時はBCクロカンだけやろうと思ったこともありましたが、そうなると、かえって滑る場所を狭める結果にもなりそうなのでやめました。
私のBCクロカン技術では、頑強なプラブーツを履いたテレマーカーとシーズンを通して一緒に山で行動するのは厳しいです。

ザラメになればBCクロカンでもある程度は追従が可能と思いますが、モナカやクラストの林間斜面に出くわした場合、滑るペースをテレマーカーやボーダーと合わせるのは難しいです。
BCクロカンもテレマークもスピードを求めて山で滑っているわけではありませんが、同行者とペースを合わせるのは安全に山を楽しむ上でも重要なのかもしれません。

そんなわけで、いつの日か、雪質を問わずどこの山でもBCクロカンで行けるようになることは、一つの目標ではありますが、来シーズンはテレマークを兼用しながらBCクロカンを楽しみたいと思います。



以上が2023年シーズン用に新たに購入した新品アイテムですが、その他にヤフオクで中古の鱗板を2本ほど購入しました。

下のTRABの板は、RACの板と同じく、今年の夏に白馬のMさんから購入したもので、こちらも自作の鱗板です。鱗の彫りが深く、キャンバーの柔らかい板なので、かなり登れるのではないかと期待しています。






ビンディングは、テレマークを初めた頃に購入し、ほとんど使用していなかったボレーのハードワイヤー3ピンを付けて、これまた最近はほとんど使用していないガルモントのエクスカーションで使用したいと目論んでいます。
ハードワイヤー3ピンにもともとついていた青スプリングは、まな板TTSなどに流用してしまったので、ロッテフェラーのチリケーブルのスプリングとレバーを取り付けています。
(ハードワイヤー3ピンにチリケーブルのスプリングを使用する場合、ボレーのスタンダードサイズのワイヤーでは長すぎて使えません。28センチのブーツでもSサイズのワイヤーが必要になります。チリケーブルのワイヤーはフックの幅が狭いのでハードワイヤー3ピンには使えません。)





プラブーツでの3ピン歩行は、足首が低いエクスカーションでも、ウォークモードのあるワイヤービンディングと比べて、決して歩きやすいわけけではありません。買ってすぐに使わなくなった理由はそれです。
ツアー向きと言われているエクスカーションでもソールがそれなりに硬いので、歩行時に3ピンの利点が生きないのです。やはり、3ピンは柔らかい革靴で使うのが本来の使い方なのだろうと思います。そして、このビンディングは、革靴で滑る時にワイヤーの補助が生きるのだろうと思います。
ソールがしっかりしたエクスカーションならワイヤーがなくても3ピンのみでそれなりに滑れるわけですが、せっかくワイヤーを取り付けるフックが付属しているのだからということで、張力の弱いチリケーブルのスプリングを取り付けました。

ちなみに、このTRABの鱗板にハードワイヤー3ピンを取り付けた板の重さは1.95キロです。長さ170センチ、幅100-71-88の細板の割に、それほど軽くはありません。
オンワイヤーと3ピンのみで滑ってみて、大した違いがないようなら、ロッテフェラーのスーパーテレマークに交換すれば、いくらか軽くなりそうです。






そして、もう一本、先日ヤフオクで購入した上の写真のロシニョールの板も鱗板です。
こちらは業者が施工した鱗ということで、届く前は自作の鱗とどんな違いがあるのか期待していましたが、Mさんが掘ったものよりかなり彫りが浅く、こんなんで利くのだろうかと思わなくもありません。ただ、鱗の端がエッジに掛かることもなく、鱗の間隔は正確に掘られている点には好感を持ちました。

長さは162センチ、幅121-72-100と、ウエストはTRABの鱗板とほぼ同じですが、カービングがきつく、硬めの板です。
とりあえず、タルガを付けてゲレンデで滑り心地を確認してから山で使うビンディングの算段をしようと思います。
ちなみに、タルガを載せたこちらの板の重さも約2キロでした。





2本とも鱗板なので、登りを考慮すると、本来なら革靴で乗りたい板ですが、私が山に滑りに行くのはシーズンにせいぜい10回程度ですから、あまり道具を増やしても使う機会がやってこない可能性もあります。実際、エクスカーションや3ピンビンディングはここ数年全く使っていませんでした。
当初は3ピン用に革靴も購入予定でしたが、革靴を購入すれば、エクスカーションはますます使わなくなってしまいます。
革靴の乗り心地はBCクロカンで楽しめるので、これらの板が気に入ったらBCクロカンのビンディングに乗せかえて、革靴での滑りを楽しむことにします。







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Last updated  2022.11.23 14:20:51



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