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カテゴリ:教室運営
土曜日に折込み予定のチラシの原稿ができ上がりました。
いつもの ★お手紙チラシ です。 裏面はこれまたワンパターンの「塾長の独り言」です。 いつの間にかPART44を数えます。 大好きだった「男はつらいよ」寅さんの48回越えまでもう一息です。 今回のチラシ内容は下記の通りです。(少し長くなります。) 塾長の独り言 PART44 ★ テストで確実に点数をアップする学習法 その1(学習量) 中学生の中間試験の結果がほぼ出揃いました。授業中、机間巡視をしながら結果を聞いています。成果が出ている生徒は、やはり決めては学習量です。日頃、理解はできているのにテストで成果が出せないという生徒が必ずいます。 ◆普段はできるのに、テストではできないのです。 保護者がよく言われる決まり文句です。本番では点が取れないと言うのです。しかし、だれでも習っている時はそれなりにできるのです。試験範囲くらいのある程度広い範囲から出題された時にできるかどうかで、試験本番で点数が取れるか決まります。 この対策は試験前に過去問を徹底的にこなすことで解決します。問題集を1ページごとに同じパターンごとに問題を解くだけでは本番で点数は取れません。テストでは順番通り出題されるわけではありません。実戦的な問題をこなす練習が必要です。 これは入試というような場面になるとさらに顕著になります。いわゆる定期試験では点数が取れるけれども、実力試験になると点数が取れないというタイプはこれに当たります。 ◆小テスト<定期テスト<実力テスト(入試) の順に試験範囲が広くなってきます。これにいかに対応して点数が取れるかどうかは、やはり復習にかかっています。つまり、前の単元の定着度にかかっています。 イージーミスが多い。これも注意力に左右されるというよりも練習量がものを言います。野球選手がエラーをしないぞと気合を入れたからと言って、エラーが減るわけではありません。やはり試合前の練習量がものを言います。それと同じです。まじめにコツコツ勉強する子が最後には本当の力を付けるといつも思っています。 ★テストで確実に点数をアップする学習法 その2(過去問) 入会時に必ず行うのが ◆答案用紙のチェック です。また入会後も、試験を終えるたびに行います。 よくあることですが、「普段の授業ではできているのに試験になるとできないのですが…。」 という母親の声です。これは普段の授業では同じパターンの問題を繰り返しやるのでできるのですが、試験となると色々な問題が混ざって出題されます。そうすると「普段はできるのに…」という現象が生じます。 これを打開するには、試験前の ◆過去問や予想問題 と言った実戦的な練習を行う必要があります。私の教室の期末試験対策では3年分の過去問をこなしました。少なくとも2年分をこなせば、本番でどのくらいの点数を取れるかを予想できます。 この方法はかなり正確に点数を予想できます。 もし、試験直前に過去問を一気にこなす余裕がなければ、普段から過去問を学習した範囲分ずつこなしていく方法もあります。過去問を取り入れることで、確実に本番に強くなります。また確実に力を付けてあげられる秘訣があります。 ◆繰り返すこと です。計算問題でしたら、1回できたからと言って終わりにするのではなく、5回くらい繰り返して下さい。正解の問題も繰り返して下さい。何度も解くうちに早く正確に解けるようになってきます。 「1つの問題を5回くらい繰り返し、解いたことがありますか?」 ★ 数学が苦手な人のさかのぼり学習手順 中2の生徒の数学の「6回の体験授業」をスタートしました。 1学期の期末テストの結果は30点以下です。 内容を見ると式の計算の乗除はできているのですが、加減ができていません。 となるとどこからつまずいているかのおおよその見当がつきます。当然ながら正負の数の計算です。通常6回の中2の短期集中授業ですと一定の復習のパターンがあります。 以下はテストの結果で ◆30~40点台の生徒を対象にした学習手順 です。 【 1学期の中間テストの場合 】 1.正負の数の計算のチェック 加減→乗除(→四則混合) 2.文字式の計算 3.中2 式の計算 この手順で一気に復習をしてしまいます。 【 1学期の期末テストの場合 】 上記の1から3に加え、 4.1次方程式 計算 5.連立方程式 の2つが加えられます。 さらに2学期の中間テストを考慮すると 【 2学期中間テスト 】 上記の1から5に加え 6.比例・反比例 7.1次関数 が追加されます。 何を言いたいかと言いますと、 ◆復習の開始時期がずれるほど復習しなければいけない単元がどんどん増える と言うことです。 1学期の中間テストが前回の学年末テストと比べて一気に30点から40~50点近くも上げる生徒がなぜ多いかと言うと、一言で言えば、 ・復習の単元が少なくてすむ ・計算が主体の試験 だからです。 2学期の中間テスト以降になると計算以外に関数・図形の復習が必要になります。 計算プラス関数の復習となると単純に時間は倍かかります。また「6回の短期コース」で点数が上げられないケースも当然あります。それは、「小学校の算数の復習から入らなければいけないケース 」です。これはかなり厳しくなります。 ある意味病気と同じです。手を打つ時期が早いほど回復が早くなります。 勉強も、復習をする機会が早ければ早いほど、学力の復活もそれだけ早くなります。できれば早いうちに手を打ちたいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月02日 22時57分03秒
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